第15回次世代ワールドホビーフェア 東京大会開催 |
開催地:幕張メッセ9~11ホール
第15回次世代ワールドホビーフェアは大阪大会に続いて、26、27日に東京大会が開催された。会場は恒例となる幕張メッセ。土曜、日曜のいずれもあいにくの天気となったが、朝早くから家族連れが入場待ちの長い行列を作っていた。会場内も、順次入場の案内を行なってはいるものの、午前中を中心にこれまでに例のないほどの混雑ぶりで、イベントの認知度向上とともに、会場キャパシティーの限界も見えつつある。
とはいえ、午前中の来場者は、各ブースで開催される競技会への参加や、会場先行・限定販売の商品購入といったハッキリとした目的をもった来場者がほとんど。こうした来場者は、目的を達したあとは、早々に帰路へつくこともあって、午後には会場内にも余裕が見え始めていた。この傾向は各会場で共通のため、これから開催される名古屋、福岡に来場を考えている場合は、特に前述したような目的がない限り、午後に会場に向かうのもゆっくり展示を見たり試遊に興じたりできる方法のひとつだ。
各出展社の展示は、ほぼ大阪大会と同一の内容と言っていい。開催期間が、4週間と近接していることもあって、特に会場毎に新しいニュースやタイトルがでてくるといったことはないようだ。それでも、後述する“ミニモニ。”の英会話ソフトなど、新規タイトルの公開もわずかではあるが見つけることができる。
開催なかばを迎えた第15回開催だが、後半となる2月3日のナゴヤドーム、2月10日の福岡ドームに向けてはひとつ大きな動きがある。1月30日に、今夏上映される劇場版ポケモンのタイトルとプラスαの情報が、ワールドワイドで公開されることが決まっている。これを受けて、名古屋開催以降は劇場版ポケモンのポスターなど、ポケモン関連の展示で何らかの新しい出展が期待される。
■ 会員限定の英会話学習ソフト「ミニモニ。ミカのハッピーモーニングchatty」
メンバーのなかのネイティブスピーカーであるミカを中心に、ゲーム形式で英語に慣れ親しんでもらうことを目的としており、カートリッジには小学生向けに207の英単語と、353の英会話が収録されている。これらの音声は、すべてミカ本人の音声で収録されている。“ミニモニ。”メンバーとのお出かけや、ミニゲームをとおして、自然に英語に触れていくような工夫がされているということだ。
「ミニモニ。ミカのハッピーモーニングchatty」は、家庭用の教材として同社が運営する英語教室『小学館HOMEPAL』の12万人の会員に限定して4月に販売される。一般販売は行なわれない。価格は4,800円(税別)。
同社の展示に限らず、会場内には“ミニモニ。”のキャラクタ商品などを展示・販売しているブースは多い。いずれも女の子を中心に画面にくぎ付けといった様子で、“ミニモニ。”の人気ぶりがうかがえる。ミカは子供向けの情報バラエティ「おはスタ」の英語コーナーでも活躍しているキャラクタとあって、子供たちだけでなく親の側にも高い認知度があるようだ。小学生の子供をもつ親も、世代的にもゲーム機に抵抗のない世代となっており、ゲームで英会話という試みもすんなりと受け入れられそうな様子である。
【スクリーンショット】 | ||
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□次世代ワールドホビーフェア公式ホームページ
http://www.whobby.com/
□関連情報
【2001年12月19日】「第15回次世代ワールドホビーフェア」限定グッズ販売や公式ゲーム大会など開催概要が決定
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011219/whf.htm
【1月18日】第15回次世代ワールドホビーフェアでナムコ、コナミ、セガなどが新作発表
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020118/whf.htm
【1月20日】第15回次世代ワールドホビーフェア 大阪大会開催
「サルゲッチュ2(仮)」や「クロノアビーチバレー」など新作がズラリ登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020120/whf01.htm
【1月20日】おもちゃ編、トミー「ビットチャージー」100万台突破記念モデルなどが登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020120/whf02.htm
(2002年1月28日)
[Reported by 矢作 晃 (akira@yahagi.net)]
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