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第15回次世代ワールドホビーフェア 大阪大会開催 おもちゃ編 |
入場料:無料
会場:大阪ドーム
「第15回次世代ワールドホビーフェア」の大阪大会が大阪ドームにおいて開催されたが、出展状況を見るとゲームとおもちゃ、グッズがちょうど半分半分といった感じとなっている。こちらのレポートではおもちゃを中心としたレポートをお届けする。
■ トミー、ビットチャージー100万台突破記念モデルなどを展示
トミーブースでは数多くのTOY関連商品が出展されていたが、そのひとつが超小型ラジコンの「ビットチャージー」。これまで発売されてきたモデルも出展されているが、なんといっても注目なのは「ビットチャージー100万台突破記念アイテム」だろう。
第1弾はマイクロビー2.6付きという最速チューンされた記念モデル「ロクタイト・ゼクセルGT-R」。車体のカラーリングもきちんと再現されている。また、コントローラもオレンジのとランスルーセント素材を一部で使っていて、カッコイイ仕上がりとなっている。発売は2月を予定。
第2弾は「4chマルチバンドコントローラ」だ。バンドの切り替えスイッチがついているだけでなく今後の展開を視野に入れたコントローラとなっている。まず変更された点はボタンがこれまでの“上下”、“左右”ではなく、十字キーになったこと。これによって車以外のマシンでも操縦できるという。というのも次世代ビットホビーとして戦車や潜水艦などが予定されているからだ。これら次世代商品もこのコントローラで操縦できてしまうこととなる。さらに新規要素として「+1アクションボタン」を右背面付近に装備している。これはたとえば戦車ならばBBダンを発射すると行ったアクションを離れたところから行なえるというわけだ。もちろんこれまで通りマイクロホビーの充電を行なえる「充電ブース」も用意されているが、次世代マイクロホビーでも充電できる次世代仕様となっているという。
この次世代コントローラの発売は3月末を予定。コントローラと同時発売で、「+1アクションボタン」搭載のブースターマシンセットも発売されるという。このブースターマシンは「+1アクションボタン」を押すとハイスピードで走るようになるという、まさにニトロボタンとして活躍することとなるようだ。ちなみに次世代マイクロホビーは2002年夏からスタートする予定だ。
記念モデル「ロクタイト・ゼクセルGT-R」。最速チューンが施されている | このようなタイプのマシンも試作として作られている。オフロードタイプといえるだろうか | こちらはこれまでから何度かアイディアとして展示されてきた戦車。豆タンクっぽくてかわいい。しかし是非ともBB弾を発射して欲しいところ |
■ コナミは「DigiQ TRAIN」を出展
商品化は徐々に進められているようで、だいぶ現実的なものとなっていた。このまま商品化されるかはわからないが、今回展示されていたのは「新幹線500形」、「EF58・24系25型車両」、「EF65・24系25型車両」、「DF50旧型車両」の4車種。コントローラで操作できるのはスピード調節だけとなっている。ではこの4車種の違いは何かというと、ギヤ比が違うのだという。新幹線ははじめから速く走るように設定されているという。このギヤ比は基本的にはユーザーは設定することはできないという。
■ 2足歩行ロボットが大流行
今回あちこちのブースで見かけたのが2足歩行ロボット。セガトイズのブースで「グランドランナー」が出展され、トミーからは「爆走ロボ」が出展された。どちらともカスタマイズ可能で、より速く走らせる工夫を行なうことができる。爆走ロボに関してはバトルモードが用意されており、スピンバトルといった遊び方も用意されている。
ある意味、車をロボットに置き換えただけとも言えるが、何となく今年のトレンドとなりそうな勢いで人気を集めていた。
トミーの「爆走ロボ」。どれほど爆走かというと。もうかなりの勢いで走ってました。カッ飛んでました | こちらはセガトイズの「グランドランナー」。バランスの取り方が難しそうでした |
(2002年1月20日)
[Reported by 船津稔]
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