【特別企画】

富山県初のドスパラ! 「ドスパラ富山本郷店」レポート

新提案“キャンプ×ノートパソコン”。323㎡の店舗に約1,600アイテムが勢揃い!

【ドスパラ富山本郷店】

2022年4月23日11時オープン

 サードウェーブは4月23日、富山県富山市にPCショップ「ドスパラ」の新店舗「ドスパラ富山本郷店」をオープンする。ドスパラはここ数年、積極的に店舗を増やしており、早くも今年4店舗目の新規開店となる。ドスパラ富山本郷店は、富山県では初の出店であり、同県在住のPCゲーマー待望の店舗であろう。オープン前日に報道関係者向けの内覧会が開催されたので、新店舗の魅力をレポートしたい。

和食の飲食店舗を改装してオープン

 「ドスパラ富山本郷店」は、富山駅から車で10分ほどの距離にある片側2車線の大きな道路に面した場所にある。隣には「ガレージオフ」が、向かいには「びっくりドンキー」があり、食事や買い物のついでにでも立ち寄りやすそうな立地だ。最寄り駅は南富山駅となるが、南富山駅から徒歩19分ほどかかるため、車で行くのが楽だろう。もともと、和食の飲食店だった店舗を改装してオープンしたため、外観はちょっと和風な雰囲気で面白い。専用駐車場も28台分用意されているので、土日でも十分であろう。

【ドスパラ富山本郷店の立地と外観】
富山市内でも交通量の多い主要道路に面している。右奥に「ドスパラ」の看板が見える
看板は高い位置にあり、遠くからでもよく見える
専用駐車場には28台分のスペースがある
もともと和食の飲食店だった店舗を改装しているため、PCショップらしからぬ外観だ
オープン前日なので、開店祝いの花が多数並んでいた
オープン日朝の行列整理用スペースも用意されていた

気になるデバイスで実際にゲームをプレイできる体験ブースがウリ

 ドスパラ富山本郷店の店舗面積は323㎡であり、ドスパラの店舗の中でもかなり大規模な店舗である。ガラス窓部分が広く、店内は明るい。

【ドスパラ富山本郷店内の様子】
店内に入ると、バルーンアーチが出迎えてくれる。正面に見えるのは、「キャンプ×ノートパソコン」という新しい提案だ
キャンプ用品とノートPC、ポータブル電源などが展示されている
ノートPCの右にあるのがポータブル電源だ
スマホのテザリングとポータブル電源を使って、屋外でゲーミングノートPCを実際に動かしてみたという。ノートPC以外の費用は総額69,980円
その奥のテーブルにはGALLERIAブランドのゲーミングPCが数台置かれている

 ドスパラ富山本郷店の店長を務めるのが、ドスパラ秋葉原店や横浜駅前店での接客経験を持つ、小林哲也氏である。小林氏に、ドスパラ富山本郷店の特徴や力を入れている点について訊ねてみた。以下はその内容である。

【ドスパラ富山本郷店の店長】
ドスパラ富山本郷店の店長を務める小林哲也氏

 ドスパラ富山本郷店は、PCゲームや創作活動の楽しさを加速させる「ワクワク」がコンセプトで、キーワードは「見る 触る 試す シェアする」の4つである。このコンセプトの元、富山本郷店ではデバイス体験ブースを用意。デバイス体験ブースは、他のドスパラの店舗にはない、富山本郷店ならではの特徴だ。他のドスパラの店舗でも、ゲーミングマウスやゲーミングヘッドセットなどを実際に手で触れたり、音を聞いたりして、使用感を確かめることができるようになっているが、富山本郷店のデバイス体験ブースでは、それをさらに一歩進め、自分が試してみたいゲーミングデバイスを自由に設置されているPCに接続し、実際のゲームでその操作感を確かめることができる。デバイス体験ブースには、さまざまなデバイスが用意されているが、体験ブースにないデバイスでも、店内にあるデバイスなら試すことができるので、気軽に店員に相談して欲しい。

 また、店内入ってすぐの場所には、「キャンプ×ノートパソコン」という新しい提案の展示を行っている。これも他の店舗にはない特徴だ。オープン後、しばらく経ったら、また別の新しいパソコンの使い方を提案していきたい。

 さらに、他の店舗でも人気の配信体験コーナーや、無料で利用できる組み立てスペース「ドスパラボ」も用意している。ゲーミングPCに関心がある層が主なターゲットと想定しているが、クリエイター向けPCやビジネス向けPC、中古PCも販売しているので、広くPCユーザーに来店していただきたい。

【富山本郷店の特徴のデバイス体験ブース】
デバイス体験ブースは、店の右奥、配信体験コーナーの隣にある
デバイス体験ブースには、ゲームソフトが動作しているPCが用意されており、周囲の有孔ボードにぶら下がっているゲーミングキーボードやゲーミングマウスなどのゲーミングデバイスを自由につなぎ替えて、ゲームをプレイできる
デバイス体験ブースに用意されているゲーミングマウス。値段も確かめられる
こちらにぶら下がっているゲーミングマウスパッドも自由に取り替えられる
ゲーミングヘッドセットやゲームパッド、左手コントローラーなども用意されている
ゲーミングキーボードも定番品が用意されている
デバイス体験ブースの利用方法説明

ゲーミングデバイスの品揃えはトップクラス

 それでは順に店内の様子を紹介する。店内入って右側の壁際には、「Apex Legends」や「マインクラフト」などの人気ゲームのフィギュアやアイテムが並んでいる。ゲーム好きな子どもへのプレゼントしても喜ばれそうだ。その奥の壁側スペースは、ゲーミングデバイス展のスペースとなっており、5月15日までは「SteelSeries」の製品が並ぶことになっている。

【ゲーミングデバイス展としてSteelSeriesの製品が並ぶ】
「Apex Legends」や「マインクラフト」などのフィギュアやアイテムが並んでいる
キャラクターのぬいぐるみも
壁際がゲーミングデバイス展のスペースとなっており、「SteelSeries」の製品が並んでいた
SteelSeriesのゲーミングヘッドセット
SteelSeriesのゲーミングマウス
SteelSeriesのゲーミングキーボード

 やはり、ドスパラらしく、ゲーミングデバイスコーナーは非常に充実している。店舗の中央右側で広いスペースを占めているのが、ゲーミングキーボードコーナーだ。ゲーミングキーボードやゲーミングマウス、ゲーミングヘッドセットなどを、実際に自分で触ったり、音を聞いたりして、使い心地を確かめられるようになっている。また、高いリフレッシュレートに対応したゲーミングモニターも多数展示されている。

【ゲーミングデバイスコーナー】
ゲーミングキーボードの品揃えは特に充実している
Razerブランドのゲーミングキーボードなど
メンブレン式かメカニカル式か、後者の場合は何軸かなど、知りたい情報がきちんと表記されている
こちらはロジクールのゲーミングキーボード
ゲームでよく使われるWASDキーだけ色が違うキーボードなど、ちょっと変わったゲーミングキーボードも揃っている
Cherry MXの軸による違いを体験できるコーナー
こちらはゲーミングマウスコーナー
簡易ゲームで、マウスの動きを体験できる
展示されているマウスはすべて実際に操作感を試すことができる
ゲーミングマウスパッドコーナー
ゲーミングヘッドセットも視聴できる
こちらはUSB接続タイプのゲーミングヘッドセット
ノートPCと一緒に持ち歩くならゲーミングイヤホンもおすすめ
SteelSeriesとロジクールのゲーミングイヤホン
ゲーミングモニターも多数展示されている

人気のゲーミングPCやコラボモデルの展示も

 ドスパラといえば、ゲーミングPC「GALLERIA」の人気が高いが、ドスパラ富山本郷店でも、GALLERIAブランドのゲーミングデスクトップPCやゲーミングノートPC、コラボモデルなどが目立つ場所に展示されている。さらに、GALLERIAブランドだけでなく、ビジネス向けのシンプルなTHIRDWAVEブランドのPCや、クリエイター向けのrayterkブランドのPCも展示されているほか、中古PCコーナーも用意されている。

【ゲーミングPCコーナー】
中央のテーブルにはGALLERIAブランドのゲーミングPCが展示されている
こちらはゲーミングノートPCと薄型ノートPC
GALLERIAコラボモデルも並んでいる
シンプルな構成のTHIRDWAVEブランドのPC
THIRDAVEブランドの薄型ノートPCやクリエイター向けPC「raytrek」
奥側の壁際が中古コーナーとなっている
中古のノートPCやデスクトップPCも販売されている

配信体験コーナーや配信関連パーツも充実

 ドスパラではお馴染みの配信体験コーナーも設置されており、配信をやってみたいという人には参考になる。配信関連コーナーも充実しており、配信用Webカメラやマイクなどを実際に試すことができる。

【配信関連コーナー】
ドスパラではお馴染みの配信体験コーナー
配信関連製品コーナー
配信用Webカメラの体験比較コーナー
ゲーム配信には欠かせないキャプチャーボード
人気のAverMediaのキャプチャーボード
映像をワンタッチで切り換えられる「STREAM DECK」
「STREAM DECK」の簡易体験コーナー
配信用マイクも実際に試せる

マザーボードやビデオカードは発券機で購入

 PC自作関連パーツも一通り揃っているが、他の店舗と異なり、マザーボードやビデオカード、電源ユニットなどは店頭にパッケージが並んでいるのではなく、大型サイネージに表示されている番号を発券機に入力して、チケットを発券し、それを定員に渡して購入する仕組みを採用している。CPUやメモリ、HDD、SSDについては他の店舗でも発券機を採用しているが、ドスパラ富山本郷店では、マザーボードやビデオカードも店頭に置かず、発券機を採用していることが特徴だ。店内を一通り回った後、「あれ?マザーボードやビデオカードはどこ?」と思ったのだが、これはこれで合理的だ。店長によると、触ることが大切なゲーミングデバイスにスペースを割くことを重視したためとのことだ。

 その他、好みを伝えてPCをオーダーメードできるオーダーメードPCに関する展示も行われていた。また、無料で利用できる組み立てスペース「ドスパラボ」では、工具も一通り用意されており、自由に使うことができる。

【PC自作関連コーナー】
マザーボードやビデオカード、電源ユニットなどのパーツは店頭に並んでいるのではなく、大型サイネージに表示されている番号を発券機に入力して、チケットを発券し、それを定員に渡して購入する仕組みだ
こちらはCPUやメモリ、HDD、SSDなどの大型サイネージ。CPUやメモリは高価なので、防犯目的もあり、他の店舗でも発券機が使われている
CPU、メモリ、HDD、SSDの発券機
マザーボードやビデオカードなど店頭に出ていないパーツはレジの後ろに並んでいる
水冷CPUクーラーも販売されている
色とりどりのファン
PCケースも展示されている
好みを伝えてPCをオーダーメードできる
オーダーメードPCの例
CPUグリスやケーブル、メディアなど
無料で利用できる組み立てスペース「ドスパラボ」

 その他、モニターを自由な位置に固定できるモニターアームや外したHDDを有効利用できる外付けHDDケース、通常のマウスやネットワーク関連製品も販売されている。

【その他PC関連製品】
仕事にも配信にも便利なモニターアーム
外付けHDDケース
大小さまざまな外付けHDDケースが揃っている
ゲーミング用途ではないシンプルなマウス
Wi-Fiルーターなどのネットワーク関連製品

オープン記念の500円均一の特価品や10%ポイント還元も

 オープン記念として、4月23日と4月24日の2日間、SDカードやキーボードなどが500円均一で限定販売される(1人5点までという数量制限があるが、この数は当日の人数によって変わる可能性がある)ほか、購入金額の10%がポイント還元されるという大変お得なキャンペーンが開催される。なお、4月23日と4月24日の2日間は、富山駅とドスパラ富山本郷店を往復する無料シャトルバスが運行されるとのことなので、駐車場の混雑を避けるためにも、シャトルバスの利用をおすすめする。

【その他の商品やオープンセール関連】
選択肢を選んでいくだけで、最適なゲーミングデバイスがわかる案内システム
上海問屋ブランドのアイデア製品も販売されている
オープン記念で発売される500円均一コーナー。1人5点までという数量制限の数は当日の人数によって変わる可能性があるとのこと
こちらもオープン記念の500円均一コーナー
4月23日と4月24日の2日間限定で、全品10%のポイント還元が行われる
入口入って左側には商談スペースがある