【特別企画】
富山県初のドスパラ! 「ドスパラ富山本郷店」レポート
新提案“キャンプ×ノートパソコン”。323㎡の店舗に約1,600アイテムが勢揃い!
2022年4月22日 23:42
- 【ドスパラ富山本郷店】
- 2022年4月23日11時オープン
サードウェーブは4月23日、富山県富山市にPCショップ「ドスパラ」の新店舗「ドスパラ富山本郷店」をオープンする。ドスパラはここ数年、積極的に店舗を増やしており、早くも今年4店舗目の新規開店となる。ドスパラ富山本郷店は、富山県では初の出店であり、同県在住のPCゲーマー待望の店舗であろう。オープン前日に報道関係者向けの内覧会が開催されたので、新店舗の魅力をレポートしたい。
和食の飲食店舗を改装してオープン
「ドスパラ富山本郷店」は、富山駅から車で10分ほどの距離にある片側2車線の大きな道路に面した場所にある。隣には「ガレージオフ」が、向かいには「びっくりドンキー」があり、食事や買い物のついでにでも立ち寄りやすそうな立地だ。最寄り駅は南富山駅となるが、南富山駅から徒歩19分ほどかかるため、車で行くのが楽だろう。もともと、和食の飲食店だった店舗を改装してオープンしたため、外観はちょっと和風な雰囲気で面白い。専用駐車場も28台分用意されているので、土日でも十分であろう。
気になるデバイスで実際にゲームをプレイできる体験ブースがウリ
ドスパラ富山本郷店の店舗面積は323㎡であり、ドスパラの店舗の中でもかなり大規模な店舗である。ガラス窓部分が広く、店内は明るい。
ドスパラ富山本郷店の店長を務めるのが、ドスパラ秋葉原店や横浜駅前店での接客経験を持つ、小林哲也氏である。小林氏に、ドスパラ富山本郷店の特徴や力を入れている点について訊ねてみた。以下はその内容である。
ドスパラ富山本郷店は、PCゲームや創作活動の楽しさを加速させる「ワクワク」がコンセプトで、キーワードは「見る 触る 試す シェアする」の4つである。このコンセプトの元、富山本郷店ではデバイス体験ブースを用意。デバイス体験ブースは、他のドスパラの店舗にはない、富山本郷店ならではの特徴だ。他のドスパラの店舗でも、ゲーミングマウスやゲーミングヘッドセットなどを実際に手で触れたり、音を聞いたりして、使用感を確かめることができるようになっているが、富山本郷店のデバイス体験ブースでは、それをさらに一歩進め、自分が試してみたいゲーミングデバイスを自由に設置されているPCに接続し、実際のゲームでその操作感を確かめることができる。デバイス体験ブースには、さまざまなデバイスが用意されているが、体験ブースにないデバイスでも、店内にあるデバイスなら試すことができるので、気軽に店員に相談して欲しい。
また、店内入ってすぐの場所には、「キャンプ×ノートパソコン」という新しい提案の展示を行っている。これも他の店舗にはない特徴だ。オープン後、しばらく経ったら、また別の新しいパソコンの使い方を提案していきたい。
さらに、他の店舗でも人気の配信体験コーナーや、無料で利用できる組み立てスペース「ドスパラボ」も用意している。ゲーミングPCに関心がある層が主なターゲットと想定しているが、クリエイター向けPCやビジネス向けPC、中古PCも販売しているので、広くPCユーザーに来店していただきたい。
ゲーミングデバイスの品揃えはトップクラス
それでは順に店内の様子を紹介する。店内入って右側の壁際には、「Apex Legends」や「マインクラフト」などの人気ゲームのフィギュアやアイテムが並んでいる。ゲーム好きな子どもへのプレゼントしても喜ばれそうだ。その奥の壁側スペースは、ゲーミングデバイス展のスペースとなっており、5月15日までは「SteelSeries」の製品が並ぶことになっている。
やはり、ドスパラらしく、ゲーミングデバイスコーナーは非常に充実している。店舗の中央右側で広いスペースを占めているのが、ゲーミングキーボードコーナーだ。ゲーミングキーボードやゲーミングマウス、ゲーミングヘッドセットなどを、実際に自分で触ったり、音を聞いたりして、使い心地を確かめられるようになっている。また、高いリフレッシュレートに対応したゲーミングモニターも多数展示されている。
人気のゲーミングPCやコラボモデルの展示も
ドスパラといえば、ゲーミングPC「GALLERIA」の人気が高いが、ドスパラ富山本郷店でも、GALLERIAブランドのゲーミングデスクトップPCやゲーミングノートPC、コラボモデルなどが目立つ場所に展示されている。さらに、GALLERIAブランドだけでなく、ビジネス向けのシンプルなTHIRDWAVEブランドのPCや、クリエイター向けのrayterkブランドのPCも展示されているほか、中古PCコーナーも用意されている。
配信体験コーナーや配信関連パーツも充実
ドスパラではお馴染みの配信体験コーナーも設置されており、配信をやってみたいという人には参考になる。配信関連コーナーも充実しており、配信用Webカメラやマイクなどを実際に試すことができる。
マザーボードやビデオカードは発券機で購入
PC自作関連パーツも一通り揃っているが、他の店舗と異なり、マザーボードやビデオカード、電源ユニットなどは店頭にパッケージが並んでいるのではなく、大型サイネージに表示されている番号を発券機に入力して、チケットを発券し、それを定員に渡して購入する仕組みを採用している。CPUやメモリ、HDD、SSDについては他の店舗でも発券機を採用しているが、ドスパラ富山本郷店では、マザーボードやビデオカードも店頭に置かず、発券機を採用していることが特徴だ。店内を一通り回った後、「あれ?マザーボードやビデオカードはどこ?」と思ったのだが、これはこれで合理的だ。店長によると、触ることが大切なゲーミングデバイスにスペースを割くことを重視したためとのことだ。
その他、好みを伝えてPCをオーダーメードできるオーダーメードPCに関する展示も行われていた。また、無料で利用できる組み立てスペース「ドスパラボ」では、工具も一通り用意されており、自由に使うことができる。
その他、モニターを自由な位置に固定できるモニターアームや外したHDDを有効利用できる外付けHDDケース、通常のマウスやネットワーク関連製品も販売されている。