ニュース
ドスパラ、ついに沖縄に到達! ドスパラ浦添城間店プレオープンレポート
全商品店頭購入でもれなく10%還元。沖縄県民はこのチャンスを見逃すな!
2022年6月17日 19:00
- 【ドスパラ浦添城間店】
- 6月18日11時半オープン予定
サードウェーブは6月18日、沖縄県浦添市に、PCショップ「ドスパラ」の新店舗となるドスパラ浦添城間店(うらそえぐすくまてん)をオープンする。本日正式オープンに先駆けて、関係者向けのお披露目が行なわれたので、その模様をレポートする。
サードウェーブは、2020年、2021年のコロナ禍の最中も積極的に新店舗を展開していたPCメーカーの1社だ。コロナ禍で物理店舗の積極展開というと、セオリーに逆行している印象を受けるかも知れないが、実際はその反対で、そういう時期だからこそ、地域密着型の新店舗の登場は地域住民からすれば嬉しいのだ。
このサードウェーブの逆張り施策は大成功し、隔月に1店舗のハイペースで新店舗をオープンしている。ドスパラファンの中には、新店舗の発表に先駆けて行なわれるスタッフ募集の告知から次の新店舗を割り出し、次の旅程を抑えるという剛の者もいると聞いたが、ともあれ、サードウェーブの新店舗攻勢はついに沖縄まで到達した。
ドスパラ浦添城間店の場所は、その店名通り、浦添市城間にある。沖縄本島を南北に貫く国道58号線沿いにあり、直ぐ近くには米軍の補給基地が横たわっている。沖縄のモノレール ゆいレールでは行きにくいが、58号線にはバスが何本も走っており、クルマかバスが便利だ。
店舗は、その立地からも想像が付くように、ドスパラが急激にその数を増やしつつある駐車場完備の郊外型で、クルマでサクッと乗り付けて、購入したPCやモニターをそのままクルマに載せて持ち帰ることができる。店舗規模は郊外型としては、やや控えめの548.76㎡で、約1,600アイテムを揃える。駐車場はテナント共用で50台を完備。郊外型に多い家電量販店や衣料店を改装した店舗ではなく、ビルのテナントとして入っており、国道から目に付く背の高い看板も小さいため、ちょっと見つけにくいかもしれない。
店長を務める井上裕貴氏は、広島店、松山店と、西日本を中心に勤務してきた郊外型店舗のスペシャリスト。だから浦添城間店の店長にと白羽の矢が立ったのかというと、それに加えて、英語での接客が評価されてのことではないかということだった。先述したように、ドスパラ浦添城間店のすぐ近くには、浦添市の14%を占める巨大な米軍基地があり、英語での接客が必要不可欠と考えられているようだ。スタッフも英語が使える人間を数多く配置するなど、多店舗とはちょっと事情が異なるようだ。
とはいえ、店舗の内部は、ドスパラが全国展開を推し進めている郊外型店舗のフォーマットに則っており、これまで複数店舗を訪れてきた人間としては安心感がある。アウトドアや配信特化、ガーリーなど、いくつかのテーマで一式揃えられたゲーミングルームが5セットに、マウスやキーボード、ヘッドセットといったゲーミングデバイスコーナーには、豊富な試遊機が並べられている。
細かいところを見ていくと、手描きの商品ポップが導入されていたり、マウスやキーボードを試す際のソフトウェアが自社開発のオリジナルバージョンになっていたりなど、細部にバージョンアップが加えられているが、「見て、触って、試せる」店舗というテーマは変わっていない。
井上氏に店舗のセールスポイントについて話を伺うと、実はドスパラのオンラインショップは沖縄ユーザーも多く、それが今回の沖縄進出に繋がったというが、沖縄はPCの配送に離島料金が6,600円かかり、これがGALLERIA等を沖縄で販売する上でネックになっていたという。ドスパラ浦添城間店での購入では、当然その離島料金が不要で、クルマで持ち帰れば配送料はゼロになる。こうしたメリットを沖縄のPCファンに提供できる環境を整えたのが最大のセールスポイントだという。
その反面、GALLERIA等のPCは、当然神奈川県綾瀬市の工場から輸送されるため、在庫や到着日などの点で、待たせてしまう可能性も指摘してくれた。それでも、わざわざ実店舗まで時間とお金を掛けて足を運んでくれたお客に対して、「積極的に声を掛けてPCライフ充実のお手伝いをしたい」と抱負を述べてくれた。
なお、今回も密の状態を避けるため、オープン記念セールは実施せず、その代わりオープン初日と2日目の2日間限定で、店頭で購入・注文した方を対象に、購入金額の10%をドスパラポイントで還元するキャンペーンを実施する。人数制限も、購入制限もなしで、一律10%割引状態なので、沖縄県民はぜひ利用したいところだ。キャンペーンの適用を受けるには会員番号の提示が必要となるため、会員登録したドスパラアプリをあらかじめ用意しておきたい。