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九州3店舗めのドスパラ! ドスパラ大分光吉インター店オープンレポート

BTO相談からパーツの購入まで、触って選べる体験型店舗が大分に登場

【ドスパラ大分光吉インター店】

8月13日オープン

営業時間:11:30~20:00

 サードウェーブは、8月13日にPCショップ「ドスパラ」の新店舗となるドスパラ大分光吉インター店を、大分県大分市の商業施設コムボックス大分2階にオープンした。営業時間は11時30分から20時までの年中無休。約330台駐車可能な共有の無料駐車場を完備している。

【コムボックス大分】

 オープン当日は、開店時間を前倒しした9時59分からの営業となった。筆者が現地に到着した9時過ぎにはすでに行列ができており、先頭に並んでいた人は朝7時半ごろから並んでいたのだそうだ。何が目的なのか尋ねたところ、友達用のPCとアクセサリーを買いに来たということで、大分初出店となる同店への期待が感じられた。

【オープンを彩る花】

 開店前には店長の塚本議大氏が並んでいるお客さんたちを前に、大分初出店の体験型店舗であること、ほかにはない品揃えを取り揃えていることなどを説明しつつ、挨拶した。

【店長の挨拶】
【店内の品揃え】
ゲーマーあこがれのLED発行で七色に光るパーツや専用の工具も多彩に取り揃えられている

 13日と14日の2日間はオープン記念として、SDカードやワイヤレスイヤホン、モバイルバッテリーなどが500円均一の特価価格で販売される。また、RTX 3050などのビデオカードやマウスなどもオープン記念価格で販売される。

【500円均一コーナー】
SDカードやUSBメモリ、ワイヤレスイヤホン、モバイルバッテリーなど普段使いできるグッズが格安で手に入る

 客入れが始まると、ビデオカードやメモリなどのコーナーには、それが目当てで訪れた人ですぐに混雑していた。売れ線のRTX 3070は、Paritの商品が開始30分と経たずに売り切れになっていた。

【ビデオカードコーナー】
最初に人が押し寄せていたのはやはりというか、ビデオカード売り場だった

 配信体験コーナーでずっとマイクの聞き比べをしている女性や、母親に連れられてきた中学生くらいの男の子が、Razerゲーミング部屋でフォートナイトを試したりと、体験コーナーも耳目を集めていた。

【配信体験コーナー】
小さい子どもにも実況コーナーは大人気
配信だけでなく、ボイスチャットにも活用できるマイクは購入する人を多く見かけた

 人気の体験コーナーはやはりマウスとキーボードで、こちらはひっきりなしに誰かがカチカチと触り心地を確認しては、お気に入りの一品を商品かごに入れていた。

【キーボードとマウス売り場】
何度も叩き比べて軸の違いを確かめている人を多く見かけた
付属のマウスソフトでクリック診断を行っていた

 客の自作PCづくりをサポートしてくれる「GAMEアドバイザー」認定バッジをつけたスタッフも在籍しており、GALLERIAのコーナーで見積もり画面を見ながら説明にあたっていた。

【GAMEアドバイザー】
GAMEアドバイザーマークを紹介するミニのぼり
胸元にGAMEアドバイザーマークを付けたスタッフさん

 客層は若い男性客やカップルでの来店が多いが、近くに大きな住宅地があるせいか乳幼児を連れた家族を多く見かけた。眠ってしまった子供を抱いたまま、熱心にPCを触っているお父さんもいた。また、散髪屋やスーパーなども入る庶民的な商業施設であるため、開店の賑わいに引き寄せられたらしい高齢女性3人組の客などもおり、実に多様性あふれる客層でのオープンとなっていた。

【店内の様子】
カップルや家族連れでの来店も多かった
店内のあちこちで稼働していた「フォートナイト」。やはり子供に大人気

 地方に住むあまりPCに興味がない人にとっては、ゲーミングPCやデバイスはまだまだ縁遠い存在かもしれない。しかし、そういったデバイスを実際に触ることができる店舗が地方に増えることで、ハイスペックなゲーミングPCの快適さを実感する人は確実に増えるはずだ。場所に余裕がある地方の住環境なら、マルチモニターを駆使した夢のゲーミング部屋も手が届く範囲にある。ドスパラのオープンを機に、大分のPCゲーミングシーンがさらに盛り上がることを期待したい。

【店内の様子】
オープン直後から大賑わいだった店内。テーブルでBTOPCの購入相談をしている人もいた