【特別企画】
光が踊る明るいPCショップ! 「ドスパラ水戸赤塚店」レポート
無線マウスや大型マウスパッドまで、徹底的に“体験”にこだわったPCショップ
2021年11月26日 18:14
- 【ドスパラ水戸赤塚店】
- 11月27日11時30分オープン予定
サードウェーブは11月27日、茨城県水戸市に、PCショップ「ドスパラ」の新店舗「ドスパラ水戸赤塚店」をオープンする。オープン前日の11月26日に、正式オープンに先駆けて、関係者向けの内覧会が行なわれたので、新店舗の模様をお伝えしたい。
水戸赤塚店は、茨城の中心地の水戸から一駅上った赤塚駅から徒歩数分の好立地にある。店舗デザインとしては郊外型で、駐車場完備の広々とした店舗スペースに、無数の体験コーナーが用意されている。休憩用のソファやトイレ完備され、ついつい長居したくなるつくりになっている。
水戸赤塚店に入って最初に感じたのは、「明るい!」ということだ。サードウェーブがここ数年推し進めている郊外型店舗は、基本全面ガラス張りで、旧来のPCショップの狭く重苦しさを完全に払拭するデザインが多いが、水戸赤塚店はその中でもぶっちぎりで明るい。
聞くところによると、直前まで衣類量販店が入っていたという建物は天井が高く、その上部までガラス窓が貼られ、そのすべてから光が差し込めている。手前エリアはまるで屋外にいるかのような雰囲気で、今までにない感覚でPCパーツ探しが楽しめる。もっとも、この豊かな光量が弱点にならないように、自然光を嫌うモニターの類いは店舗の奥に配置し、手前側のモニターは逆向きあるいは横向きに置くなど、配慮されている。
ドスパラとしては大型店で、前回訪れたドスパラ郡山安積店ほど大きくはないが、それに準ずる広さで、ゲーミングPC「GALLERIA」の体験コーナーから、各種ゲーミングデバイス(マウス、キーボード、ヘッドセット)、配信体験コーナー、そしてドスパラ郡山安積店で人気を集めていたガーリーコーナーまで、ひととおりの体験コーナーが用意されている。構成要素は従来の郊外型店舗と共通なので、悪く言えば目新しさに欠けるが、よく言えばどこに行っても同じというのは、マクドナルドやユニクロのように安心感を与えてくれる。
体験コーナーで見られた新たな施策としては、ワイヤレスゲーミングマウスの体験コーナーと、マウスパッドの体験コーナーだろうか。ワイヤレスマウスは、文字通りワイヤーがないため盗難の恐れがあり、体験に踏み切れないPCショップも多い中、ドスパラ水戸赤塚店は、通路に面した位置に置くことで盗難のリスクを下げている。マウスパッドの体験コーナーは、ローセンシ用の大型マウスパッドまでハンガーに掛けられ、自由に取り外してゲーミングマウス体験コーナーに敷いて体験できる。いずれも細かい部分だがPCゲーマーには嬉しい施策だろう。
また期間限定ながら11月27日より12月19日までの期間限定でSteelSeriesの特設コーナーが入り口付近に設けられている。SteelSeries製のマウス、キーボード、ヘッドセット、マウスパッドが一カ所にまとめられ、主要モデルを一気に体験することができる。アンケートに回答するとノベルティグッズが貰えるキャンペーンも開催されているのでまずは足を止めてみては如何だろうか。
主力商品であるGALLERIAは、デスクトップモデルについては、12月7日にリリースを控えた「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」推奨PCが展示されていたほか、ノートPCについては、11月から発売を開始した240Hz液晶搭載の新型モデル「GALLERIA UL7C」シリーズが展示。人気商品のため在庫はないということだが、実機でその240Hzモニターのヌルヌル感や、メカニカルキーボードの手触りを体験DKエイルだけでなく、店員のアドバイスを受けながらBTOすることができる。
一方、一般向けPCの「THIRDWAVE」と「raytrek」については、11月18日から発売が開始されたカラバリPCについては未入荷で、既存モデルしかおかれておらず残念だった。発表した新製品は全部置くぐらいの勢いを期待したいところだ。
なお、明日は11時半オープン予定だが、早めにオープンすることもあるという。過去の経験だと10時ぐらいに空くことが多いため、開店を狙いたい人はそのあたりに訪れるのがオススメだ。