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徹底的な密回避! 福島の新PCスポット「ドスパラ郡山安積店」、正式オープン

広々とした駐車スペース、ゆったりとした売り場スペースが特徴の大型店

【ドスパラ郡山安積店】

8月28日10時正式オープン

 サードウェーブは8月28日、福島県郡山市に、PCショップ「ドスパラ」の新店舗「ドスパラ郡山安積店(こおりやまあさかてん)」をオープンした。連日の好天に恵まれ、朝から30度を超える猛暑となったが、地元客を中心に多くのPCユーザーが駆けつけた。昨日は、オープンに先駆けて店内の様子をお届けしたが、本日は正式オープンの模様をお届けしたい。

 今回徹底していたのが密の回避。福島県郡山市も、8月23日より蔓延防止等重点措置が発令され、市内の飲食店は営業時間の短縮や休業を余儀なくされ、わずかに開いている店も入店時に個人情報の記入が求められる状況になっている。

 サードウェーブも、コロナ禍で、ドスパラ新店舗を出店する中、「密ではないか」という批判に晒されてきた。オープン時のオープンセールの賑わいは、新店舗のキックオフに欠かせない存在だが、それが批判の的になってしまうのはなんとも皮肉な状況だ。

 そもそもサードウェーブは、コロナ禍でも安心して買い物ができるように、クルマで乗り付けられる郊外型の新店舗を次々にオープンしているが、そのオープンセールの賑わいが批判の的になっては元も子もないということで、今回は密を回避するための様々な施策が採り入れられていた。

 そのひとつは、お客さんが列を作り出した途端に店を開けたことだ。これは熱中症対策でもあるということだが、11時30分オープンの予定が、10時前には店長挨拶を終え、10時には店を開けていた。結果として来場者は、最初から列を作らず、待たず、密にならずに、お買い物を楽しむことができていた。

【1時間半早くオープン】

 2点目として、700平米を超える店舗スペースにモノを詰め込まず、通路幅もたっぷりとって、店自体が密になりにくい構造になっているところだ。今回は、郡山安積店は、駐車場完備の郊外型店舗ということで、公共交通機関や自転車で参加していたPCファンは少数で、多くはクルマを使っていた。11時前には72台分の駐車場の大半が埋まり、家族連れが多く詰めかけていたが、ホームセンターのような雰囲気で、ゆったりPCショッピングができるとあって、快適に買い物が出来ていたようだ。

【かなり埋まった駐車場】
朝10時の時点ではほとんど入ってなかった駐車場だが11時頃にはほとんど埋まった

 店長の白石健児氏は、朝の挨拶の中で「福島という初めての地で、初めての新規出店の店舗で、店長を務めるというすべてが初めての経験となり、ワクワクしています。ぜひ商品を見て、触って、体験していただきたい」と抱負を述べた。

 オープン直後に来場者が最初に向かっていたのは、あまり他店にはないビデオカードコーナーと、デジタル価格表。人気のビデオカードやCPUのいくつかはすぐ売り切れとなっていた。また、先着5名まで1万円オフとなっていたPCコーナーも相談者で一杯になり、新しいPCゲーマーが次々と誕生していた。

【PCパーツコーナー】
ビデオカードコーナー
デジタル価格表
27万円のPALIT製GeForce RTX 3090も即完売
【PCコーナー】
入店してすぐPC購入を相談する来場者も多かった

 キューティーデバイスセットコーナーや和室コーナー、配信体験コーナーなど、特設コーナーも人気で、椅子に座り、買いそろえた際の雰囲気をじっくり味わう姿が見られた。オープンセールは明日8月29日まで実施される。PCファン、PCに興味のある方はぜひ一度足を運んでみては如何だろうか。

【かなりキューティーな利用者】
キューティーデバイスセットコーナーには、想定よりかなり幼い利用者も。未来の女性プロゲーマーになるか!?
【興味津々の和室コーナー】
かなり潜在需要は高そうな和室ゲーミング。特にゲーミング座椅子の人気は高かった
【フォトギャラリー】