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株式会社スクウェア・エニックスは、プレイステーション 2/Xbox 360/Windows用MMORPG「ファイナルファンタジー XI」のアップデートを、12月上旬に行なうと発表した。このアップデートについての情報は、公式サイトで順次公開されている。
11月18日現在までに公開されている情報は主に2つ。1つは「メイズモンガー社営業所、ジュノにオープン!」という物語的に紹介された、プライベートダンジョンの実装をにおわせるもの。もう1つは、冒険をより便利にするための各種調整に関するものとなっている。
公式サイトに書かれている内容をゲームに照らし合わせて解釈していくと、まず「メイズタビュラ」という設計図に、プレーヤーが迷宮をデザインする。それをメイズモンガー社に持ち込むと、短時間のうちにプライベートダンジョンを作ってもらえる。ただし、それなりの費用は必要になるようだ。完成したプライベートダンジョンは、自分で入って自己鍛錬に使ったり、アイテム探索をできたりするという。 現時点で明かされている情報はここまでで、どこまでのオーダーメイドが可能なのか、また価格や利用期限の有無といったシステム面は一切不明。可能性としては、混雑する狩場問題の解消や、レアアイテムの新たな入手先などが考えられるだけに、続報には期待したい。 もう1つの各主張性については3点発表がある。まず現在はコンクェスト対象エリアと街のガードでのみチャージできる「戦車の指輪」、「女帝の指輪」、「皇帝の指輪」が、新たに西アトルガン地方や過去世界でのチャージに対応する。この場合、それぞれ皇国軍戦績と連合軍戦績を消費してチャージできる。 次にTreasure CofferとTreasure Chestについて、アイテムやギルを目当てに開けるプレーヤーと、アーティファクトや地図が欲しいユーザーとが競合してしまう問題を解消するため、アーティファクトや地図に限り、Treasure CofferとTreasure Chestの再出現時間をほとんど待つことなく入手できるようにするという。具体的にどのような変更になるかは不明だが、格段に入手しやすくなるのは確かだろう。 最後はジュノについて。以前は世界の中心地として機能していたが、アトルガン白門にプレーヤーが集中した結果、現在は大幅に人が減っている。このため、ジュノの利便性を向上させる施策として、ジュノ市街の4エリアにおけるバザーの関税が撤廃され、ジュノ上層からアトルガン白門への移動を行なう傭兵キャラバンが設置される。これらを次回アップデートに実装し、その後も状況に応じて調整を続けるとしている。
なお同社は、11月22日にオフラインイベント「ヴァナ★フェス2008」の開催を予定している。次回のアップデートに関する情報についても、この中で発表されるものと思われる。弊誌でもイベントレポートを予定しているので、ぜひご期待いただきたい。
□ スクウェア・エニックスのホームページ (2008年11月18日) [Reported by 石田賀津男]
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