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会場:幕張メッセ1~8ホール
入場料:1,000円(一般/前売り)、1,200円(一般/当日) ■ 映画化、PS3/Xbox 360版製作決定と快調「悪魔城ドラキュラステージ 予言の円輪曲」
このイベントの中で注目すべきは、「悪魔城ドラキュラ」の実写映画化と、PS3版/Xbox 360版の発表だろう。映画版「悪魔城ドラキュラ」は監督がシルバン・ホワイト氏、クリスタル・スカイ・ピクチャーズ社が製作を担当する。IGA氏は「ドラキュラシリーズの進化の為に、映像化という形を選びました。現在監督とストーリーラインについて話をさせてもらっているところです。美しい映像を撮られる監督なので、美しいドラキュラが出来上がることでしょう」と映画化に期待感をにじませた。
また、ステージでは現在ロケテスト中のアーケード版「悪魔城ドラキュラ THE ARCADE」、「悪魔城ドラキュラ THE MEDAL」が紹介された。アーケードで「悪魔城ドラキュラ」の新作が続く理由についてIGA氏は「これまで社内のアミューズメント部署とコンシューマ部署は交流が少なかったが、最近内部で動きがあり急に仲良くなりました(笑)。それで『悪魔城ドラキュラ久々にやりましょうか』という動きになった」とコメントした。
このイベントではプレイアブル出展のWii「悪魔城ドラキュラ ジャッジメント」、DS「悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印」も紹介された。この二タイトルについては、KONAMIブースレポートでお伝えしているのでそちらを参照してもらいたい。 ■ 発売日が11月予定に決定! PS3「METAL GEAR ONLINE」拡張パック第二弾「MEME EXPANSION」
また、松花氏は「MGS4」本編に出たキャラクタを使用できる「ユニークキャラ」の追加と新ステージについても詳しく解説してくれた。「MGS4」で戦艦を指揮しスネークたちをサポートした女性艦長「メイ・リン」は、指示したポイントを爆撃できる(地下道や建物内でもオーケー)、ソリトンレーダー開発者ということで特殊なレーダーが使用可能、敬礼をすることで兵士を釘付けにできる、という能力があるそうだ。
スネークと凄絶な死闘を繰り広げた「リキッド・オセロット」は、体内のナノマシンに介入して周囲の兵士の銃器を使用不能にする、感情を制御する(プロモーション映像では数人の兵士が嘔吐していた)という凶悪な攻撃が使えるようになるということだ。
また新ステージの3種類に関しては、「Forest Firefight」と「Winter Warehouse」は過去シリーズに登場したステージではない完全オリジナルのステージ。「Silo Sunset」のみ2006年に発売された「メタルギアソリッド ポータブル オプス」のステージをPS3用のグラフィックスにアレンジしたものだという。
(C)1987 2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
■ PS3「MGS」スペシャルステージに小島監督登場-世界発のゲーム内リアルタイムオーディオコメンタリー機能を解説
「GUNS OF THE HIDECHAN! Radio」は、簡単に言うと、ゲーム版のオーディオコメンタリー機能。ゲーム内アイテムの「i-Pod」の音声ファイルという形で無料ダウンロード可能のコンテンツで、再生することで「そこを右に行くとアイテムがあります」、「そこを飛び降りてください」といった攻略要素を兼ね備えた音声が流れる機能。小島監督いわく「ゲームのリアルタイムオーディオコメンタリーはこのコンテンツが世界初」ということだ。現在までに3編が配信中で、TGSオリジナルバージョンも配信が開始される。きちんと「この場面で再生してください」という指示は入るが、それ以外の場面で再生してしまうとまったく意味がないのが弱点とのこと。
最後に小島監督は「MGOもMGS4も拡張パックやダウンロードコンテンツでさらに楽しくなりますので、今後も遊んでいただきたいと思います。年末から発売されるPS3本体にはMGS4の体験版が付属するなど、MGSはまだまだ続いていきます!」と来場者にMGSワールドの広がりをアピールした。
(C)2008 Konami Digital Entertainment
■ 通信システムの情報を初公開 DS「幻想水滸伝ティアクライス」イベント 12月18日に5,500円で発売が予定されている、DS「幻想水滸伝ティアクライス」のイベント。主人公役の声優梶祐貴さん、マナリル役の矢作紗友里さん、リウ役の柿原徹也さんもステージに駆けつけ、収録トークでイベントは盛り上がった。 また、小牟田ディレクターがゲームのアドホック通信を使ったシステムを解説した。通信システムはクエストで活用される。108人もの人物が仲間になる「幻想水滸伝ティアクライス」では、プレーヤー自らがクエストをクリアする「実動クエスト」と仲間にクエストを任せて自動的にクエストが進行する「派遣クエスト」がある。この「派遣」がアドホック通信で行なえるようになるという。
例えば、友人が実動クエストに手こずっているとき、アドホック通信で自分の育てたキャラクタを「派遣」し、友人が派遣キャラを使って実動クエストをクリアする、といったことが可能になる。また、専用サーバに自分の育てたキャラをアップロード・ダウンロードすることが可能。条件が合えば、専用サーバから他人のアップロードしたキャラクタをダウンロードしてクエストをクリアして、サーバにアップロード(返却)するという時間と場所に拘束されない遊び方ができる。出展されているプレイアブルバージョンでは残念ながら通信システムは体験できないので製品版に期待しよう。
一般開催日の11日、12日はコナミイベントスペースにおいて、11日に「メタルギアオンライン世界大会決勝戦」が、12日には「ラジオ幻想水滸伝公開録音ステージ」と「クイズマジックアカデミーDS TGS杯」、「メタルギアオンラインステージ」が開催される。ぜひコナミブースに足を運んでいただきたい。 □KONAMIのホームページ http://www.konami.co.jp/ □「東京ゲームショウ2008」のページ http://www.square-enix.co.jp/tgs08/ □関連情報 【10月10日】「東京ゲームショウ2008」KONAMIブースレポート 「サイレントヒル ホームカミング」、「ワールドサッカー ウイニングイレブン2009」など続編タイトルが豊作 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081010/kon1.htm 【10月8日】KONAMI、PS3/Xbox 360「サイレントヒル ホームカミング」 国内での発売が決定。TGS2008にプレイアブル出展 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081008/sh.htm 【10月8日】「東京ゲームショウ2008」 出展メーカー特設サイトリンク集 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081008/tgs.htm (2008年10月11日) [Reported by 福田柵太郎]
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