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ジョブ専用の新ウェポンスキルが登場したことで、さらに人気を増して連日大混雑の様相を呈しているナイズル島踏査指令。今回は、これからナイズル島踏査指令に挑む冒険者のために、プレイのコツを網羅してみた。また、全種類というわけではないが、いくつか新ウェポンスキルの画像も収録したのでお楽しみいただきたい。
ナイズル島踏査指令に関しては、前連載「ヴァナ・ディール“近東”見聞録」で実装直後にプレイ体験記として紹介しているが、今回はそれから挑み続けて蓄積したノウハウを交えた攻略ガイドとなっている。これから新ウェポンスキル習得を目指してナイズル島に挑もうと考えている、もしくは挑みはじめた、という方はぜひご覧頂きたい。
いずれのウェポンスキルもエフェクトとモーションが派手だ。掲載しているものだと、ナイトのロイエは、下から斬り上げて輝く球体を発生させ、その後に斬り降ろす。輝く球体はガラスのように砕け散っていく。性能はちょっと特殊で、ロイエは敵対心の量に依存する魔法ダメージのウェポンスキルのようだ。 戦闘開始直後に放ってもダメージは低いが、十分に敵対心を高めてから撃つとかなり高いダメージをマークする。注意点としては、敵対心がリセットされると威力が下がることと、魔法ダメージを無効にするモンスターには0ダメージになってしまうことだ。 竜騎士の雲蒸竜変は、ペンタスラストのようにで3回モンスターを突いたあと、大車輪のように槍をぐるぐると回転させ、最後にもう一突きを喰らわせる。モーションが大きくて格好のいいウェポンスキルだ。侍の十之太刀・乱鴉は、2回斬りつけたあと刀を高く垂直に持ち、一気に斬り下ろす。最後に黒い影のようなエフェクトが空へ飛びさっていくところが鴉を思わせる。 戦士のキングジャスティスは、両手斧を力任せに3回叩きつけるウェポンスキルだ。大きく振りかぶって豪快に叩きつける姿が戦士らしい技だ。シーフのマンダリクスタッブは、仏教を思わせるマンダラのようなエフェクトを放つウェポンスキルだ。短剣のウェポンスキルでははじめて核熱属性を持っているようだ。赤魔道士のロズレーファタールは、3回攻撃のウェポンスキル。画面には巨大なバラのエフェクトが出現し、最後に花びらが周辺に散っていく。
重要なのは、ナイズル島の踏査記録によって「器気」が満ちるまでの期間が変化するということ。使用者がナイズル島の深層に近づいていればいるほど「器気」が満ちやすい。つまり記録を更新していない1ブロック~の人は必要量が最も多く、100ブロックを踏査してだいじなものの「幻灯のカギ」を所持している人は最少になる。 記録によっって「器気」の必要量が変化する度合いは非常に大きい。最大の人に比べて幻灯のカギを持っている最小の人は60分の1ほどになる。当たり前だが逆の言いかたなら60倍ほど必要だ。無理に長い時間をかけるよりも、ナイズル島の深部を目指すほうが無難。特に複数ジョブの新ウェポンスキルを習得したいならなおさらだ。なお、このクエストを受けた後でもナイズル島踏査指令の記録を更新すれば、器気の必要量は少なくなるようだ。
ナイズル島踏査指令は、2008.09.09バージョンアップより難易度が大幅に緩和されているが、この新ウェポンスキル習得クエストの仕様は、緩和以前からナイズル島に挑み深部に到達していた人へのアドバンテージとなっている。
ナイズル島踏査指令は、アルザダール海底遺跡群にある遺構のひとつ「ナイズル島遺構」を調査するための地ならしをするという指令。現地の下見や危険なモンスターの掃討を、有志のアサルト要因にお願いしたいというわけだ。 ナイズル島は全100層からなるブロックで構成されていて、これに3人~6人のパーティで挑む。1回あたりの時間制限は30分。もちろん1回の挑戦では100ブロック全ての踏査はできない。踏査した記録を残して、次回以降の挑戦で記録から5ブロック区切りに再開ブロックを指定し、さらに深部を目指していくことになる。 “再開は5ブロック区切り”というのが重要で、例えば1~5ブロックを踏査して指令をクリアで終えた場合、次は6ブロックから挑むことができる。だが、1~4ブロックまでで終了してしまった場合は、次も1ブロックから記録更新を目指して挑むことになる。30分という作戦時間は、5ブロックを踏査するのにちょうどいい(時にはギリギリ)時間だ。なお、5ブロック区切りなので、一気に10ブロックを駆け上がることも理論上は可能だが、成功率はきわめて低い。5ブロックずつがセオリーだ。 記録の保存は、クリア時に参加者全員に行なわれる。ただし記録更新にはルールがあって、自分の記録から延長されるブロックに挑まないと、記録が更新されない。例えば、15ブロッククリアの踏査記録を持っている人なら、16~20ブロックをクリアすれば記録が更新される。だが、20~100ブロックに挑むパーティに参加しても記録は得られない。あいだを抜かすことはできず、順当に全100ブロックをクリアしなければならない。ただし、記録は得られないがプレイはできる。
ブロックの指令や、ブロックのマップ、そこに徘徊しているモンスターたちは、基本的にランダムで決定する。マップはランダムで生成されるため、広いときもあれば狭いときもある。また、マップが存在しないエリアのため表示されない。パーティメンバー同士で位置を把握しあったり、スタート地点から東西南北で自分の進んだ道を伝えるような、慣れと工夫が必要だ。 大事なのは“難易度がランダムに左右される”ということだ。指令内容とマップの広さ、そしてモンスターと、ランダムの組み合わせによって、簡単なときもあれば難しいときもある。例えば、広いマップにランプを操作する指令が出され、各自バラバラに探していこうにも、そこら中にインプやソウルフレアなど見破り能力を持つモンスターがいて厳しい、なんていう時は「運が悪い」というほかない。そういうときもあるということを理解しておこう。
・ナイズル島踏査指令は100層からなるナイズル島の深部を目指す作戦
そして「ジョブ専用の武器」。これを得ることで新ウェポンスキルの習得が可能となる。装備レベル75の武器が各ジョブに1つずつの全20個あって、ブロックに徘徊しているノートリアスモンスターや、20・40・60・80・100ブロックのヘッドがたまにドロップする。ノートリアスモンスター自体は1ブロックからも出現するので、手に入れる機会は多い。 ジョブ専用の武器は主に対象のモンスターからランダムでドロップされるが、100ブロックのヘッドに限り、記録を操作したメンバーのジョブ専用の武器を1つ確実にドロップし、それに加えてもうひとつランダムでジョブ専用武器をドロップするようになっている。確実に特定のジョブ専用武器を狙いたいなら100ブロックを目指すのがオススメだ。また、100ブロック踏査には武器入手からの新ウェポンスキル習得にも大事な意味がある。 もうひとつ“未鑑定アイテム”という報酬がある。ノートリアスモンスターを倒したあとに金色のコッファーが登場するのだが、そこには例えば「???ソード」といったような未鑑定のアイテムが入っている。アトルガン白門かアルザビにある鑑定屋さんでそれを鑑定してもらうと、なんらかのアイテムになるというアサルト特有の報酬だ。ナイズル島の未鑑定アイテムは、当たりと言える装備品が出る確率が低いのだが、ごく稀にノートリアスモンスター由来のアイテムが出ることもある。 最後は報酬という表現はちょっと合わないのだが、ナイズル島踏査指令は作戦時間内に無事帰還すれば、傭兵階級の評価が上がる。ナイズル島踏査指令だけをずっと遊んでいるだけでも、勤務評価が上昇して昇進試験にも挑めるようになる。
・「ナイズル島踏査指令」の報酬は、武器、防具、未鑑定アイテムがある
テンポラリアイテムで定番なのは、前衛ジョブならダスティリレイズ、最大HPが上昇する体力の薬、物理ダメージを一定時間無効化する侠者の薬、あとはTPを上昇させるダスティウィングやTPリジェネ効果のある王者の薬、物理攻撃力を増大する猛者の薬、周囲にいるメンバーのステータス以上を治療する聖者の薬も大事だ。 後衛ジョブなら、最大MPを上昇させる魔力の薬、周囲にいるメンバーのステータス以上を治療する聖者の薬、リフレシュ効果のあるストレンジジュースなどだろうか。自身のトークン量に応じて取得しよう。また、テンポラリアイテムは指令中にモンスターを倒すと出現する青いコッファーにもランダムに入っている。有効活用しよう。
・遺構から脱出するときにナイズル島用のポイント「トークン」がもらえる
ここからは実際にナイズル島踏査指令に挑むときの具体的なコツや、ブロックごとに出される目標の対応方法を記述していこう。ナイズル島踏査指令はブロック指令など、事前に内容を理解しておかないとどう動けばいいかわからなくなってしまう。また、作戦時間もシビアなため、そうしたルール周りへの理解度が求められるコンテンツだ。実践的なコツを中心に紹介するので、ぜひ活用していただきたい。 ● 突入時のポイント
まずひとつ目のコツは、「パーティ範囲の強化をかけない」こと。これは、伝送の幻灯やテンポラリアイテムが入ったコッファーの操作が、範囲魔法や呪歌、ファントムロールなどでキャンセルされてしまうからだ。いつまでも準備が整わず、数秒、数十秒とはいえロスしてしまう。範囲強化はブロックに挑みはじめてから最初の戦闘時に行なおう。 もうひとつは、「テンポラリアイテムを取ったら合図する」ということ。突入直後は、パーティメンバー全員のテンポラリアイテム入手が完了してから、伝送の幻灯を操作し踏査を開始するという流れになる。筆者たちがよく使う合図は「フロアの東側に移動する」というもので、コッファーは伝送の幻灯のすぐ横に置かれているので、そこにいる人は準備が終わっていないということになり、フロアの東側に移動すれば準備が整ったという合図になるわけだ。 あとはコツというよりも基礎知識だが、踏査記録を保存するには、だいじなものの「幻灯の円盤」が必要だ。これは突入直後の正面にある伝送の幻灯を調べればもらえる。ナイズル島踏査指令にはじめて挑むというかたは忘れずにもらおう。
・突入直後のフロアではパーティ範囲の強化をかけずに、最初の戦闘時に行なう
「敵の殲滅」はブロック目標のなかで一番わかりやすい指令だ。文字通りブロック内にいるモンスターを殲滅すればいい。倒す対象はギア以外の全モンスターだ。ギアについては後述するが、ナイズル島踏査指令においてはお邪魔キャラのようなもの。ブロック目標の対象にはならない。 敵の殲滅は分かりやすいだけに、目標達成までに一番平均的に時間がかかる目標と言える。マップが広かったり、モンスターの数が多かったり、また、徘徊しているモンスターの種類によっても左右される。大きく時間を短縮するのは難しい。コツは、モンスターをどんどん引っ張って、前衛ジョブのメンバーの元へ集めてしまうことだ。レベル上げのときのようにスピーディーに連戦できるようにしたい。集めたモンスターはスリプル系統の魔法などで寝かせておく。 ここで注意したいのは、睡眠耐性のあるモンスターに気をつけること。主にノートリアスモンスターが代表になるが、そうしたモンスターは率先して倒そう。寝かせて置けるモンスターは後に、寝かせられないモンスターは先に、というわけだ。あと、また別のやり方としては、3人ずつの2グループに分かれて分担してモンスターを倒していくという方法もある。 なお、これは全てのブロック指令に共通することだが、目標達成後にはブロックのスタート地点に戻って伝送の幻灯を操作しないといけない。誰か1人がそろそろ目標達成だな、という頃合いを見計らって、スタート地点に戻るようにしよう。特にマップが広いときには重要だ。
・フロア内にいるギア以外の全モンスターを倒す
コツとしては、まず対象のモンスターを発見することが先決なので、周囲のモンスターに注意しつつ、メンバーが分散して効率よく探すのがいいだろう。マップが無いエリアなので発見したら、スタート地点から東西南北で自分の位置を伝える工夫が必要だ。道中にモンスターがいなくて安全だったなら、スタート地点までひっぱっていくのもいい。だが、無理は禁物だ。 単純な強さよりも厄介なのが、範囲状態異常を駆使してくることだ。アムネジアや沈黙を与えてくるインプ、ソウルフレアの強烈なバイオ効果があるトリビュレーションや、ポロッゴの沈黙効果と共にダメージを与えてくる水風船爆弾やトード効果と共に魅了にされるカエルの歌、マップを逃げ回り爆弾を置いていくキキルン、範囲バインドを与えてくるイナーシャルストームや範囲麻痺効果を与えてくるディスチャージを駆使するチャリオットなど。どれも対応がうまくできないとピンチを迎えてしまう。
チャリオットのディスチャージによる範囲麻痺も効果が強い。パラナの担当を決めておくのがいい。ソウルフレアやドラウガーも、アイススパイクで麻痺を与えてくるので、麻痺を治療する機会はそこそこにある。 対処をしっかりと覚えておかないと危険なのが魅了だ。ポロッゴのカエルの歌が代表だが、魅了されたメンバーは仲間を攻撃してしまう。単体魅了なので主に前衛ジョブが魅了されることになるが、前衛ジョブの多くは空蝉の術を常時かけている。そのため、魅了後にスリプルなどで寝かすときはスリプガや魔物達のララバイなど、範囲魔法で眠らせよう。魅了された事を伝え、眠らせてもらい、魅了が解けたら回復魔法などで起こしてもらおう。 危険かどうかはさておき、時間がかかるという意味で厄介なのは、逃げ回るタイプのキキルンだ。戦闘中に遠ざかっていき、途中に範囲ダメージを与える爆弾を置いていく。無理に追いかけると、周囲のモンスターに襲われたり、爆弾のダメージを次々に喰らってしまう。逃げるキキルン全般に言えることだが、そのまま待っていればパーティの元に戻ってくる。追いかけると被害が大きいというわけだ。待つ時間がもったいないところはあるが、追いかけないほうが無難だ。
・インプ、ソウルフレア、ポロッゴ、フラン、キキルン、チャリオットの種類からヘッドを探す
いずれのヘッドモンスターも著名なハイレベルノートリアスモンスターの種類だが、強さはパーティ単位で挑めるように調整されている。30分という作戦時間の枠組に入っているため、順調に戦えれば5分~10分ほどで勝利できる。だが、決して侮ってはいけないモンスター達だ。 アダマンタスは甲羅を背負った防御の高いモンスターだ。前方範囲のアースブレスやアクアブレス、近接攻撃のトータスストンプ、呪歌の強化効果を消すトータスソングなどを駆使してくる。だが、基本的に攻撃はそれほど脅威ではなく、防御の高さからくる戦闘時間のほうが怖いタイプだ。 ベヒーモスは攻守ともにバランスのいい強敵。特殊技では範囲攻撃のサンダーボルトで、スタン効果を付与しつつ雷属性のダメージを広範囲に与えてくる。HPが半分以下になるとサンダーボルトを連発してくることがあるので、危ないときには残り時間を考慮しながら攻撃の手を休めつつ戦う意識も大事だ。 ファヴニルもまたベヒーモス同様に攻守のバランスがとれた強敵だ。強化効果を消すホリッドロアや、長時間動けなくなるテラーの効果を与えてくるアブソルートテラーを駆使してくる。最も怖いのはハリケーンウィングという広範囲の特殊技で、暗闇の効果と共にダメージを与えてくる。ベヒーモスのサンダーボルト同様に、HPが半分以下になるとハリケーンウィングを頻繁に使うようになる。
ハイドラは3つ首が特徴のドラゴンだ。作戦時間に限りがあるナイズル島踏査指令においては、物理攻撃を無効にするバリアを張るパイリックブルワークや魔法攻撃を無効にするポーラーブルワークが非常に厄介だ。運悪く連発されてしまうとHPをなかなか減らせずに時間切れになることもある。ハイドラはHPのリジェネ効果が高いのも辛いところ。首を切断属性のウェポンスキルなどでひっこませるとリジェネ効果が弱まるので、積極的に狙いたい。 ハイドラはそのほかにも、悪疫や麻痺の効果のある特殊技も使ってくるが、戦闘力からすると、そこまで強敵というわけではない。だが、特殊技のバリアを連発されたり首によるリジェネを抑えることができずにいると倒すのに時間がかかる敵なので、作戦時間が最大の障害になる。 キマイラは特殊技で様々な状態異常効果を与えてくるモンスターだ。広範囲にスタン効果とダメージを浴びせてくるサンダーストライクや、テラー効果を与えるドレッドストームなどが厳しい。中でも厄介なのは石化効果を与えてくる岩息。白魔道士のメンバーがストナで回復するか、テンポラリアイテムの聖者の薬などを使って素早く治そう。 なお、ケルベロス、ハイドラ、キマイラの3体は100ブロックで出現するときのみ、それぞれゲーツオブハデス、ナーブガス、フルミネーションをHPが半分以下になったら使用してくる。100ブロックに挑むときにはテンポラリアイテムを十分に用意しよう。
・装備ブロック到着後はいち早くヒーリングして準備を整える ● 特定モンスターの駆逐、特定モンスターの殲滅
特定モンスターの“駆逐”は1体を倒す。“殲滅”は複数の特定モンスターを全て倒すという目標だ。目標の難易度的には、駆逐はかなり楽な部類に入る。時にはスタート地点の隣のフロアに特定モンスターがいるようなときもあるので、もしかすると一番短時間に達成できる可能性があるかもしれない。 一方、厄介なのは殲滅だ。フロアに複数いる特定モンスターを捜し回らないといけない。また、特定モンスターの殲滅として対象になるモンスターの中には、ポロッゴやソウルフレア、チャリオットなどの強敵もいる。一番ハズレと言えるのはソウルフレアだろう。 コツは、ヘッドの駆逐同様にまず特定モンスターを発見することだ。インビジやスニークを駆使して余計な戦闘を回避しつつ、分散して探し回るのがいい。発見後は東西南北である程度の位置を知らせつつ、パーティメンバーの元へ引っ張っていこう。
・調べた時に「計り知れない強さ」と表示されるモンスターを倒す
「ランプの点灯」はまず、ランプを発見することから始まる。戦闘の必要はないのでモンスターに気をつけつつ、レーダーに緑色で表示されるランプを手分けして探そう。ランプを見つけたらチャットで発見報告をし、ランプを調べて目標のタイプを調べ、伝える。このときランプの周りに危険なモンスターが徘徊していて操作しづらいときは、何人かのメンバーに集まってもらって排除しよう。 「ランプの点灯」という目標には、3つのタイプがある。ひとつはパーティメンバー全員が1つのランプを調べて認証コードを登録するというもの。最も簡単なタイプで、ようは全員が触ればいい。発見したら場所を東西南北で伝えて、全員を集合させよう。 次に、「複数のランプを同時に押す」というもの。これはエリア内に3個以上あるランプを見つけて、タイミングを合わせて操作する。操作のタイミングはさほどシビアではなく、他のランプが操作されてから20秒弱の余裕がある。隣り合ったフロアのランプなら1人で2つのランプを押すことも可能だ。 全部のランプがいくつあるかは、目標達成になるまで分からない。逆を言えば、同時操作して目標達成にならなければ、まだ未発見のランプがあるということになる。ランプは一度操作すると1分弱操作不能になるので、目標達成にならなかったときは、操作不能時間が終わるまでチャットでしっかりと伝えよう。コツは焦らないことだ。周囲に危険なモンスターがいて操作できないときは、パーティメンバーの何人かで集まって排除することも必要になる。 最後は「複数のランプを順番に押す」というものだ。エリアには3個以上のランプがあるので、これを正しい順番に押せば目標達成になる。これが最も理解度が必要だろう。
全てのランプが押されると、ランプは点灯して光り輝く。光ったら、全部のランプが操作されたという証拠だ。逆に、押すまでは全部のランプの数が確定しない。発見後に押してしまうのを勧めるのはそのためだ。この時点でランプを見つけていないメンバーは、他のメンバーをサポートするか、スタート地点に戻るのがいい。ランプを担当しているメンバーは光ったことをしっかり伝えよう。 次に、ランプの点灯が数秒で消えたか、点灯し続けているかを報告する。点灯しつづけていた場合は、ランプの操作順番が正しかったということだ。例えば2番目に操作して点灯していたなら、そのランプは2番目に操作するものとなる。 点灯順番を確定していくには、順番をローテーションすればいい。4つのランプで点灯した場合なら、押した順にランプ発見者A(1番)、B(2番)、C(3番)、D(4番)となる。全員のランプがすぐに消えたなら、次にB、C、D、Aという順に操作する。その次はC、D、A、B。最後はD、A、B、Cだ。つまり1番の人が4番手にまわってぐるりとローテーションさせる。こうして1周させれば、全ランプを全順番で操作したことになる。 途中にランプが消えずに点灯し続けるときがあるので、その順番は正しい順として確定する。例えばC、D、A、Bという順番で操作したときに、「Dの人」と「Aの人」のランプが点灯し続けたなら、Dの人は2番、Aの人は3番だ。この場合、1番に操作したCの人と、4番に操作したBの人の順番が違っているので、2人を入れ替える。正解は、B、D、A、Cとなる。 コツとしては、やはり焦らないことだ。チャットで、ランプを発見したこと、ランプ操作のタイプがなんであるか、ランプを操作した、などの行動の報告を逐一行なう。このとき誰か1人(理解度の高い人、もしくはリーダー)が、代表して指示を出していこう。個々にチャットで考察していては混乱を生むし、大事な報告が見逃されてしまうこともあるため、私語は控えよう。主に操作したことを伝えるときには「@」が便利に使われているようだ。「Runic Lampを見つけました!」から「@」とコメントすれば、押したんだなと大体の人に通じる。
・目標確認後は分散してランプを探しに行く
「注意せよ! 」は、見つかって襲われたり、リンクして襲われてはいけない、ということだ。逆にこちらから攻撃をしかけた場合はペナルティにならない。ただし、ギアはアビリティや魔法に反応するので、そのどちらで攻撃をしかけてもペナルティになってしまう。遠隔武器で攻撃しはじめよう。「壊すな! 」は文字通り、倒してはいけない。戦闘になってしまった場合は、寝かせておくのが無難だ。 ペナルティ内容には、作戦時間やトークンの報酬が減少したり、そのブロック中はステータスに制限を受ける、といったものがある。ステータス制限には、単純なステータスダウン以外にも、アビリティやウェポンスキルの使用禁止、各種の魔法や歌が使用禁止などもある。いずれにせよペナルティは避けたい。また、このペナルティはギアがきっかけで与えられる場合以外に、ブロック侵入時に能力制限系のペナルティが課せられることがある。ペナルティは次のブロックに行くまで持続する。 一方、ボーナスとしてランダムにステータスが補正されることもある。ブロックによって、そのブロックを踏査中はTPリジェネ効果のリゲインが付与されたり、リジェネやリフレシュ、ヘイスト効果のフラーリー、詠唱時間短縮のコンセントレーション、ほかにもステータスアップもある。これらの効果は次のブロックに移動するまで続く。 もうひとつ嬉しいボーナスとして、ブロック目標そのものがボーナスの時がある。戦術目標がなく、すぐに次のブロックへと進めるというものだ。フロアにテンポラリアイテムが入ったコッファーが置かれていることもあって、非常に幸運なボーナスになっている。
・ブロック目標に「なお、Archaic Gearに注意せよ! 」や「なお、Archaic Gearを壊すな! 」が加わることがある
最大6人のパーティで挑めるプレイ規模、30分という手近な作戦時間など、アサルト作戦のいいところを使いつつ、奥深さやリズムの良さ、バラエティ豊富なモンスターとの適度な戦闘もあるのが、ナイズル島踏査指令の魅力だ。 マップ構成やブロック目標、内部に待ち受けるモンスターがランダムで決定されるところは、ランダムだけにシビアなバランスが生まれてしまうことがあるのだが、逆に簡単に目標を達成できることもある。シビアなときは運が悪かった、とスッと気持ちを切り替えてしまうのがいい。ナイズル島踏査指令の独特なところだろう。 最後に、これは本連載の第20回でも触れたことだが、依然としてコアタイムの混雑状況は厳しい。いずれは落ち着くものと思うが、新ウェポンスキル習得のモチベーションの大きさを伺わせてくれるが、コアタイムには数百人が殺到しているようなような状態も見うけられる。だが、コアタイム以外は空いていることが多いので、コアタイムを避けてプレイするのが快適なプレイのコツだ。 コアタイムの混雑に関してはサーバーの増強を望みつつも、プレーヤーができることをしていくのも大事。工夫としてはアサルト作戦のリーダー1人が列を作って操作するというのが最良だろう。順番関係なしに全員でルニックシール(アサルトの入り口)を連打するという状況が見受けられるが、それをするとルニックシール自体のレスポンスが低下して、ナイズル島内部に入れる状態であっても入り口のレスポンスが悪いためになかなか入れないという状況を生む。そして、そのロスがますます混雑状況を悪化させる。
そもそも、ナイズル島内の許容量が一杯なら連打したところで入れないわけで、無駄に疲れるばかりだ。全員で無駄な労力をかけて疲れつつ、状況をより悪化させているというのは、なんとも残念な話だろう。賢者たるヴァナ・ディールの冒険者としてうまく協力しあって欲しいと思う。 (C)2002-2008 SQUARE ENIX CO.,LTD All Rights Reserved.
□スクウェア・エニックスのホームページ (2008年10月8日) [Reported by 山村智美 / Pomm]
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