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■ 「パタポン2 ドンチャカ♪」(SCEJ)
「我々は1人でも多くの方に興味を持って購入していただけるような新しいタイトル、そしてプラットフォームならではのタイトルを理念に掲げて開発している。『パタポン』もSCEらしさを象徴したタイトルになっている」とアピール。「ゲームプレイのシンプルさからは想像もつかないような奥深いゲーム性を備えており、JAPANスタジオを象徴するようなタイトルで、おかげさまで前作の販売は好調に推移している」と小林氏。実際にプレイした方なら、うなづける話だろう。 小林氏は「グラフィックスも独特な色使いの美しいビジュアルを持ったタイトルと考えているが、PSP-3000においては、『パタポン2』の世界観や色使いが非常にマッチしており、美しいグラフィックスで遊んでいただけると思う」と自信を覗かせていた。 ボタンをタイミングよく4回押すだけの簡単操作がウリのこのゲーム、「2」になっても簡単操作はそのままに、ミッションやアイテムなどのボリュームアップを果たしている。マスクをかぶった「ヒーローパタポン」が新たに登場。カスタマイズ要素を導入した。 なお、前作のセーブデータを引き継ぐことができ、プレーヤー名、特典アイテム、チャリン、トロフィーなどは引き続き使用できる。 さらに、本作ではマルチプレイが可能になったことも大きなポイント。複数のプレーヤーでタイコを叩いてゴールを目指す「マルチミッション」モードや、みんなでセッションして成功すればレアアイテムをゲットできる「ドンチャカ♪」モードが楽しめる。ゲームシェアリング機能を使うことで、本作が1本と人数分のPSPをそろえることができれば、4人までのマルチプレイを楽しめるというのも魅力だ。ヒーローパタポンは、マルチプレイ時にアバターとしての機能ももちあわせている。
なお、PLAYSTATION Storeでは前作の体験版が配布されている。どのようなゲームか興味がある人は、ダウンロードして試しにプレイしてみてほしい。「初めてパタポンを触る方に、初めてPSPを触る方に最適なタイトルに仕上がっていると思います」と締めくくった小林氏。SCEJタイトルとしては、ほかにも「勇者のくせに生意気だor2」なども控えており、自信を感じさせるアピールが印象的だった。
(C)Sony Computer Entertainment Inc. (C)Rolito/Interlink
■ 「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム」(バンダイナムコゲームス)
先の「キャラホビ」で発表された、現在アーケードで絶賛稼働中の「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム」の移植版である本作は、シリーズの源流といえる「機動戦士ガンダム」から、10月よりセカンドシーズンの放送が始まる最新作「機動戦士ガンダム00」までのガンダム作品に登場する主役級モビルスーツが勢ぞろいした、ガンダムファンにはたまらないタイトル。 東海林氏は、本作を「新作としてPSPで発売させていただくことがまずポイント。なんといってもAC版で支持されている2on2の協力、対戦プレイをPSPの機能で再現している。PSPでプレイすることで『VS』シリーズの魅力を気軽に楽しんでいただける」とアピールした。本作のPSP同梱版に関しては、後日詳細が発表になるとのこと。 さらに、PSP版ならではの要素として、歴代シリーズの名曲を多数収録し、聴きながらプレイできることをプロモーションビデオで改めて紹介(ナレーションは『機動武闘伝 Gガンダム」のドモン・カッシュ役の関 智一氏だった)。
また、関係者の話では、対戦時におけるMSのモデルを調整することで、アーケード版で頻発している処理落ちを大幅に軽減し、さらに快適な対戦を楽しめるようになるという。会場の体験版では対戦はできなかったが、1人用モードでは処理落ちはあまり感じられず、スムーズなプレイを実現していた。
(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・毎日放送
■ 「DISSIDIA FINAL FANTASY」(スクウェア・エニックス)
本作はPSP-3000に完全対応させることをテーマに開発中。初代「ファイナルファンタジー」のウォーリア オブ ライトやガーランドから、「FF X」のティーダとジェクトまで、歴代「FF」シリーズの歴史を作ってきた人気キャラクタが光と闇の陣営に分かれて登場、対戦するステージクリア型の新感覚アクションゲーム。懐かしい「クリスタルのテーマ」が流れるプロモーション映像に、シリーズファンならグッとくるものがあったのではなかろうか。 このプレゼンテーションで、発売日と価格が明らかにされたが、本作の発売日となる12月18日は、初代「FF」の発売からちょうど20年後にあたる。 会場の体験機でプレイした限りでは、3D空間を二段ジャンプや△ボタンによる壁走りアクションなどで、かなり軽快かつ自由に移動できるのが面白かった。それでいながら基本的な攻撃は、アナログレバーの2方向(敵のいる方向に入れるか反対方向に入れるか)+ボタンで近距離攻撃と飛び道具を切り替える、というシンプルなものだった。アクションゲームが苦手な人でも、これなら2度、3度とプレイすることですぐに慣れるだろう。 また、ブレイブ攻撃と呼ばれる攻撃を当てると、敵の攻撃力を奪うことができ、それからHPへの攻撃を開始すると大ダメージを与えられたり、ステージ各所に時折出現する、EXコアと呼ばれるアイテムを入手するなどしてキャラクタの横にあるクリスタルのゲージをためると、強力な攻撃を繰り出せるEXモードに入れるなど、単純なアクションには収まらない、戦略的な要素も含まれているようだ。
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□プレイステーションのホームページ (2008年9月2日) [Reported by 菅原哲二/佐伯憲司]
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