価格：未定

　株式会社カプコンは、2008年冬発売予定のWii用ゾンビパラダイスアクション「デッドライジング ゾンビのいけにえ」において、ゲームの進行度などを確認できる「CASE FILE」やボスキャラクタ「クレタス」の情報を公開した。

　「デッドライジング ゾンビのいけにえ」は、2006年9月に発売されたXbox 360用「デッドライジング」をベースに制作されるタイトル。「デッドライジング」と同じ世界観・ストーリーのもと、「ウィラメッテ・パークビュー・モール」を舞台に無数のゾンビたちとの死闘が繰り広げられる。

「CASE FILE」画面

　「CASE FILE」は、ゾンビ発生事件の真相にどの程度近づいているかを把握できるシステム。発生条件を満たしていないCASEを表わす「PENDING CASE」、達成したCASEを表わす「CLOSED CASE」、進行中のCASEを表わす「ENGAGED CASE」、時間切れで達成できなかったCASEを表わす「EXPIRED CASE」の4つのパネルで、真相解明に向けての進行度と条件を確認できる。

　各パネルに表示されるのは「PENDING CASE」が「CASE 1-1」という具合に示されるCASE名のみ、「CLOSED CASE」が達成したCASEのワンシーン、「ENGAGED CASE」と「EXPIRED CASE」は、それぞれ文字情報のみとなっている。

　またモール内には守衛室があり、そこでオティスという老職員が監視カメラの映像でモールの状況を確認している。オティスと接触すると地図と無線機を渡され、以降取り残された生存者の状況やモール内で発生した異変・事件を無線機を使って随時知らせてくれる。

守衛室にいるオティスと会話すると、地図と無線機を渡される	妻を見失い途方に暮れているキャラクタ、ジェフを発見。一緒に探してあげることに
探していた妻を見つけることに成功	ジェフと妻のナタリーを安全な守衛室に連れて行くとCASE達成となる

　本作で敵となるのは、モール内を徘徊する無数のゾンビたちだけではない。ゾンビたちの恐怖に怯え、極限状態に追い詰められた人間が我を忘れて襲い掛かってくることもある。死の恐怖に直面し正気を失った人間こそが、もっとも手強い存在と言える。

■ BOSS クレタス

　ガンショップのオーナー。自分が生き残るために店内の銃や弾丸を誰にも渡すまいとする強欲で自己中心的な人物で、うっかり店内に足を踏み入れた主人公に容赦なくショットガンを撃ち込んでくる。ゾンビの恐怖を酒で紛らわせており、少し酔っ払っている。

ガンショップのオーナーというだけあり銃の扱いには長けている	ボス戦でも特定の操作を要求される場面がある
主人公フランクを軽々と持ち上げるほどの怪力の持ち主。遠距離からのショットガン攻撃を恐れて近づくと力任せに投げ飛ばされる。対処方法はあるのだろうか?

(C) CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□「デッドライジング ゾンビのいけにえ」のページ
http://www.capcom.co.jp/deadrising_wii/
□関連情報
【8月8日】カプコン、Wii「デッドライジング ゾンビのいけにえ」
登場人物やWiiリモコンでの操作法を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080808/dead.htm
【7月22日】カプコン、Wii「デッドライジング ゾンビのいけにえ」
無数のゾンビたちと戦う「デッドライジング」がWiiで登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080722/dead.htm

(2008年8月22日)

[Reported by 中野信二]