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　株式会社カプコンは、2008年冬発売予定のWii用ゾンビパラダイスアクション「デッドライジング ゾンビのいけにえ」において、登場人物やWiiリモコンによる操作法を公開した。

　「デッドライジング ゾンビのいけにえ」は、2006年9月に発売されたXbox 360用「デッドライジング」シリーズの最新作。「デッドライジング」と同じ世界観・ストーリーのもと、無数のゾンビたちが徘徊する「ウィラメッテ・パークビュー・モール」を舞台に、ゾンビたちとの死闘が展開される。

　登場人物として公開されたのは、本作の主人公「フランク・ウェスト」をはじめ、「ジェシー」、「ブラッド」、「イザベラ」、「カリート」の5人。主人公以外の4人とは、ゾンビで埋め尽くされた「ウィラメッテ・パークビュー・モール」で出会う。

【プロローグ】
アメリカ、コロラド州ウイラメッテ。 人口53,000人、特産物なしの地方都市になにかが起きていた。 軍の封鎖線。炎上する建物。逃げ惑う人々。暴動。 大通りで、公園で、路地裏で、いたるところで人が襲われていた。 叫び声が上がり、銃が撃たれた。 だが、どこか不自然だった。 暴徒たちは静かすぎた。 それはまるで、死者の群れのようだった。

【登場人物】
	フランク・ウェスト本作の主人公。戦場カメラマンとして、いくつもの危険な現場を経験してきたジャーナリスト。異様な事態が起きているという情報をつかみ、閉鎖される寸前のウィラメッテに乗り込んできた彼が見たものは、うごめく死者の群れだった

ジェシーゾンビで溢れかえるモール内で出会う、きっちりとスーツを着こなした女性。ショッピングを楽しむためにモールに来たにしては、不自然に用意されたノートPCやトランシーバー。彼女はこの混乱の下で何をしているのだろうか?

	ブラッドジェシーと行動を共にする男。銃の扱いに慣れており、その身のこなしは間違いなく訓練を受けた人間のもの。ジャーナリストのフランクを警戒し多くを語ろうとしない彼とジェシーがモールにいる理由には、何か秘密があるようだが……

イザベラ混乱に陥ったモール内で見かけた美しい女性。秀麗な容姿に似合わず銃器を巧みに扱い、ゾンビの中をがむしゃらに突き進んでいく。その様子から彼女はなにかを捜しているようなのだが、一体その目的とは?

	カリートフランクを報道関係者と見抜き、話し掛けてきた男。フランクの質問に答える代わりに彼は静かに言い残した。「あんたの目で確かめるんだな……ここはまさに、地獄だ」。最悪の状況下にも関わらず冷静な彼は何者なのだろうか

　ゾンビとの戦いは、ショッピングモール内の各ショップに陳列されている商品を武器とし、それらをWiiリモコンで操作して行なう。銃やバットなど扱う武器によって「ポイントする」や「振る」という具合にWiiリモコンの操作法が異なるほか、ゾンビに襲われてしまったときの対処にもWiiリモコンを使う。

　なお各種武器は、使用し続けると壊れてしまう。日本刀やチェーンソーなどの強力な武器を入手した場合でも、それを集中的に使うのではなく状況に応じて武器を持ち替えながらゾンビたちと戦うといいかもしれない。武器の持ち替えは十字キーで行なう。

Wiiリモコンのポインターを使って照準を動かし狙いを定める	ポインターが赤くなったら、そこが弱点

武器を構えている時にWiiリモコンを振ると弾を装填(リロード)する	ライフルなどを使う場合は、照準視点に変更可能	Wiiリモコンを振り続けてゲージを溜めると「ホームランスイング」を繰り出せる

モール内に置いてあるベンチも武器になる	ショッピングカートを盾にしてゾンビの群れに特攻	ゾンビも恐れる威力を誇るチェーンソー

切れ味鋭い日本刀も使い続けると壊れてしまう	十字キーを操作するだけで武器を持ち替えられる

ゾンビに掴みかかられた場合には、画面の指示通りにWiiリモコンを振って振りほどく。放っておくとみるみるうちに体力が減る
背後から襲ってくるゾンビの群れを振り切ったり、前方のゾンビたちを振り払いながら突進することもできる

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□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□「デッドライジング ゾンビのいけにえ」のページ
http://www.capcom.co.jp/deadrising_wii/
□関連情報
【7月22日】カプコン、Wii「デッドライジング ゾンビのいけにえ」
無数のゾンビたちと戦う「デッドライジング」がWiiで登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080722/dead.htm

(2008年8月8日)

[Reported by 中野信二]