会場：富士ソフト秋葉原ビル

「SFO」を統括するダレット戦略局局長の波多弘幸氏。「父にカプコン、母にダレットを持つ素晴らしい子供が『SFO』です」とアピール

グッドスマイルカンパニーの安藝貴範氏。急遽ステージに呼ばれ、「REVOLTECH」シリーズを紹介した

　株式会社ダレットは、7月9日17時より開始予定の「ストリートファイターオンライン マウスジェネレーション (SFO)」の正式サービスを前に、7月8日に発表会「Go Like Go カウントダウン」を開催した。

　冒頭は「SFO」を統括する、ダレット戦略局局長の波多弘幸氏の挨拶から始まり、“格闘ゲームのカプコン”と“オンラインゲームのダレット”という、同じゲーム畑でありながら違う分野で活躍している両社を親として生まれた「SFO」の完成度の高さと秘める可能性をアピールした。

　次に有限会社グッドスマイルカンパニーの安藝貴範氏より、「SFO」にパーツ交換という格闘ゲームとしては奇抜なアイデアを盛り込む基となったアクションフィギュア「REVOLTECH」シリーズの紹介があった。これは独自に開発されたシリーズ共通の丸型関節パーツにより、フィギュア同士のパーツ交換を可能にしたもので、すでに300万個以上を売り上げている人気シリーズだ。2008年秋には、グッドスマイルカンパニーと海洋堂の共同開発で、「SFO」に登場するリュウとチュンリーのフィギュアも発売される予定。

司会進行は、DJやミュージシャンとして活躍している橋本英一氏と、テレビや雑誌で活躍中の杏野はるなさんの2人で行なわれた。安野さんはチュンリーのコスチュームで華麗に蹴りを披露
今秋発売予定のリュウとチュンリー。グッドスマイルカンパニーの安藝氏もイチオシのフィギュアだ
ゲームのキャラクタにも「REVOLTECH」のような丸型関節がついている

「SFO」コンテンツプロデューサーの内田洋平氏。「アクション」、「自由」、「コミュニケーション」の3つが「SFO」のポイントという

「SFO」オリジナルとなるリュウの新必殺技「三連波動拳」

　「SFO」のゲーム紹介は、「SFO」コンテンツプロデューサーの内田洋平氏によって行なわれた。内田氏は「SFO」を、「アクション」、「自由」、「コミュニケーション」の3つのキーワードから、マウス1つで誰でも操作できる簡単アクション、着せ替えやパーツ交換が自在に楽しめる自由度の高さ、オンラインならではのチャットを楽しめるコミュニケーション、と様々なユーザーが楽しめる要素を盛り込んでいることを解説。

　続いて正式サービスについて、基本的なゲームは無料で楽しめることをアピールしつつ、ダレポ(ダレット内の有料課金ポイント)を人形屋、ガシャポン、自動販売機の3つのショップに実装するとした。ゲームポイント(プレイすると貯まる)については、ガシャポン以外では使用でき、正式サービス以降は並行利用の形をとることになる。

　そして、これまでの「ストリートファイター」シリーズにはない新必殺技の存在を発表。進行役を務めた杏野はるなさんとエキシビジョンマッチを行ない、リュウの新必殺技「三連波動拳」を連射し披露してくれた。文字通り、波動拳が3つ連なって放たれるもので、1回で3ヒットするという技になっている。ただし対戦自体は、安野さんが操るザンギエフに惨敗するというオチをつけて会場を沸かせてくれた。

　発表会の後、試遊台での体験プレイの時間が設けられた。体験プレイでは、すでに触ったことのある人、今日初めてプレイする人などが関係なく対戦していたのだが、全体的に一方的な試合は少なく、どの試合もそれなりに対戦として成り立っていた印象を受けた。やはり、いつも使い慣れてるマウスだけで操作するというシンプルさがよかったのだろう。女性の記者が男性に連勝する姿もあり、誰でも楽しめるという事実を会場で目の当たりにできた。

会場が秋葉原ということで、メイドさんがやってきてプレーヤーをサポート。パーツのカスタマイズも直感的で簡単にできた

　イベントの最後には、「SFO」メディア対抗トーナメント戦も開催。筆者たちGAME Watch編集部も参加したが、惜しくも準決勝で敗退。優勝は週刊ファミ通編集部となった。

　しかしここで、マスクを付けた内田氏が優勝チームに挑戦。内田氏は会場のおめでとうムードに対して「空気を読むつもりはない」という強気な発言をし、ザンギエフの頭、テイランの胴体、リュウの腕、チュンリーの足という、外見的には奇怪なカスタマイズをしたキャラクタで、優勝チームを一蹴。栄誉ある優勝の2文字は、内田氏の頭上に輝いた。

　内田氏のプレイを見ていて、筆者は「SFO」のさらなる可能性を感じた。誰でも楽しめるということがウリの格闘ゲームというのは、操作をシンプルにしつつ、プレーヤースキルの差が開きにくいよう調整し、キャラクタの強さを平均化することが多い。「SFO」もこの部類に入ると思っていたのだが、内田氏のプレイは洗練されていて、けん制、コンボ、起き上がりへの2択など、動きに無駄がなく、他の格闘ゲームの上級者の動きとダブってみえた。「強くなりたい」と思ったユーザーがやりこんでプレーヤースキルを磨けば、ここまで強くなれるといういい見本になっていた。

　気軽に遊んで楽しく、カスタマイズで見た目にこだわって楽しいだけでもなく、ストイックに強さを求めるようにも遊べる。そんな様々なユーザーたちがオンラインで集い、思い思いに楽しんでる姿が、今回の発表会を通じて想像できた。

優勝チームに挑戦してきた内田氏は、マスクと手袋を装着して登場。一見奇妙なカスタマイズが施されたキャラクタを自在に操り、優勝チームを撃破してプロデューサーの面目を保った		「SFO」推奨PCを買うと、レアなビキニアバターがもらえるキャンペーンも行なわれる

【応募方法】

応募締切　　：7月15日　23:00　まで
当選発表　　：発送をもってかえさせていただきます
応募方法　　：下記のフォームに入力して、送信してください

※ 応募フォームの送信はSSL対応ブラウザをご利用ください。SSL非対応のブラウザではご応募できません。
※ ご回答いただいた内容（データ）は、当選者の選考および、プレゼントの発送にのみ使用し、その他の目的で使用することはありません。

氏名： 性別： 男性　/　女性 年齢： --下記リストから選択-- ～15歳 16歳～20歳 21歳～25歳 26歳～30歳 31歳～35歳 36歳～40歳 41歳～45歳 46歳～50歳 51歳～ メールアドレス： 確認のために、もう一度入力してください。 郵便番号： 住所： 電話番号： GAME Watchに対するご意見、ご感想などをご記入下さい

□ダレットのホームページ
http://www.daletto.com/
□「ストリートファイターオンライン マウスジェネレーション」のページ
http://daletto.jp/sfo/
http://streetfighteronline.jp/
□関連情報
【7月2日】ダレット、正式サービス開始日が7月9日に決定
WIN「ストリートファイターオンライン マウスジェネレーション」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080702/sfo.htm
【6月19日】オンラインゲームファーストインプレッション「ストリートファイターオンライン マウスジェネレーション」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080619/sfo.htm
【6月11日】ダレット、ゲームヤロウ、ロジクール、3社合同キャンペーン実施
「サドンアタック」デザインの「SFO」スペシャルアバタープレゼント
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080611/sfo.htm
【6月10日】ダレット、WIN「ストリートファイターオンライン マウスジェネレーション」
バンダイ初のインターネット版「ガシャポン」実装
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080610/sfo.htm
【5月13日】ダレット、WIN「ストリートファイターオンライン マウスジェネレーション」
第3回クローズドβテスト開始。新要素“ナゲ”も登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080513/sfo.htm
【4月24日】ダレット、WIN「ストリートファイターオンライン マウスジェネレーション」
第3回クローズドβテストを実施。500名のテスターを追加募集
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080424/sfo.htm
【2月27日】ダレット、第2回クローズドβテスターを3月3日まで募集
WIN「ストリートファイターオンライン マウスジェネレーション」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080227/sfo.htm
【2月15日】ダレット、WIN「ストリートファイターオンライン マウスジェネレーション」
「ワンダーフェスティバル 2008[冬]」にテスト台を出展
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080215/sfo.htm
【2月1日】ダレット、WIN「ストリートファイターオンライン」
クローズドβテストの詳細を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080201/sfo.htm

(2008年7月8日)

[Reported by 徳弘径]