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株式会社コーエーは、Windows用オンライン海洋冒険RPG「大航海時代 Online」において、7月23日に実装される拡張パック「Cruz del Sur」のChapter4「Inca (インカ)」の最新情報を公開した。 今回公開されたのは、新勅命、中南米西岸の街の様子、新たな装備品と交易品について。順番に紹介する。 ■ 新勅命「新海域へ到達し、国家的大事業を成し遂げよ!」 西欧6カ国は、他国に先んじて新大陸西岸へ到達するべく、航海者に新たな勅命を発布する。さらに新大陸西岸へ到達した航海者には、カリブ海からパナマへ抜ける航路の開拓という一大事業を成し遂げるための勅命が下される。16世紀の半ばより、イスパニアによって計画と現地調査が行なわれていた運河の開通は、西欧から新大陸西岸への距離を大きく縮め、航海者にさまざまな利益がもたらされるだろう。 最初の勅命クエストは、リオデジャネイロにいるNPC「執政官」から中南米西岸へ到達するというもの。達成すると、所属国家の中南米西岸の“到達度”が上昇し、中南米西岸への“入港許可証”が獲得できる。さらに報酬として、銀行の貸金庫枠が5枠拡張される。 中南米西岸の入港許可を獲得すると、サンティアゴにいるNPC「執政官」から、新たな国家的大事業を成し遂げるための勅命クエストが受けられる。このクエストを達成すると、所属国家の運河開拓の“到達度”が上昇し、開拓が完了すると“運河航行許可状”が獲得できる。さらに報酬として、銀行の貸金庫枠が5枠拡張される。
“運河航行許可状”を獲得すると、カリブ海側の入口“ポルトベロ”か、太平洋側の入口“パナマ”の出航所へ行くと、運河航行のコマンドが表示され、所定の費用を支払うことで、運河輸送船に乗り、運河を通行できる。
■ 中南米西岸の街の様子 Chapter4「Inca」では、中南米西岸に多数の街が登場する。今回はその中から「バルパライソ」と「リマ」の2つの街の情報が公開された。 「バルパライソ」は、マゼラン海峡を抜け、新大陸の西岸に辿り着いた航海者を迎える南の玄関口となる街。交易所では、南米原産の植物を材料とした嗜好品などが取り扱われ、道具屋ではインカ独特の装備品やインカ帝国の巫女たちが作った酒などが売られている。ちなみに街の名前はスペイン語で“天国の谷”を意味している。
「リマ」は、スペインのコンキスタドール、フランシスコ・ピサロによって築かれた、砂漠の中に位置する街。同盟港属性の開拓地となっており、所属国家に関係なく発展させることができる。アンデス山地を背にしたこの街では、アンデス原産の高価な交易品などが取引されている。街の酒場にはかわいらしい看板娘もいるようだ。
■ 新装備品
インカの地に暮らす人々が着用した民族性豊かな装備品が追加される。今回はその中から「インカノーブルドレス」と「インカチュニック」のデザインが公開された。
■ 自然が生み出す新たな交易品
中南米に広がる砂漠や熱帯雨林、山脈など、多様な自然と独特の文化が生み出した新しい交易品が登場する。中には“あの”滋養強壮にきく植物や、高地で飼育されている家畜から紡いだ美しい織物など、大きな利益を期待できる品もある。
□コーエーのホームページ (2008年7月2日) [Reported by 滝沢修]
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