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DS「デトロイト・メタル・シティDS~デス・シャウト~」は、青年漫画誌「ヤングアニマル」に掲載中の人気コミック「デトロイト・メタル・シティ(原作:若杉公徳)」をモチーフにしたゲーム。オシャレとポップミュージックが大好きな好青年・根岸崇一が、なぜか悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ(通称DMC)のカリスマギターヴォーカリスト「ヨハネ・クラウザーⅡ世」として活躍する羽目に陥るギャグ漫画。コミックの売り上げは250万部を超えており、今年8月には実写映画化およびアニメ化が決定している。
ゲーム本編は「ライブモード」、「カルトゲームモード」、「DMCクエスト」のオムニバス構成。「ライブモード」は、DMCのライブパフォーマンスを音楽ゲーム形式で再現するモード。単独のほか、ライバルバンドとの対バンになるケースもある。最高のライブパフォーマンスを披露すれば、客の熱狂とともにステージ演出もどんどん派手になっていく。ただし、しょぼいパフォーマンスを晒した場合は即刻ゲームオーバーとなり社長に半殺しにされてしまう。ゲーム中に表示される歌詞は「フリー・リリックシステム」でプレーヤーが好きなセンテンスを入力できる仕組み。ただし、こちらも社長が気に入るような歌詞を書かないとパフォーマンスの失敗同様に半殺しにされてしまう。
「カルトゲームモード」は、クラウザーさんが原作で披露した数々の伝説をモチーフにした「メスタワーでプレイせよ!」、「スパンキン風林火豚」、「秒速12プレイ」、「コウモリ喰い狂騒」、「怪奇生首走行」、「マワセ淫乱車」、「ノ・ビーレ」や、シューティングゲーム「AKUMADAMA」、「絶対鬼畜 カミュさんのドラムソロ」、「炎の達人 ジャギ様の火炎地獄」など、10種類以上のミニ(地獄)ゲームが収録されたモード。すべてのゲームでデススコア(意訳:恐らくハイスコアのこと)を記録すると、新たなゲームが出現するという。 「DMCクエスト」は、原作でおなじみのキャラクタが多数登場するRPG。プレーヤーがクラウザーさんとなり、オシャレな連中を片っ端から血祭りにあげていく。立ちはだかるライバルバンドやディスってくるラッパーども、ライブハウスに乗り込んでこれまた容赦なく“SATSUGAI(殺すの意)”していく。
戦闘システムは、オーソドックスなコマンド入力を採用。演奏による攻撃や、MPを消費して繰り出す超絶パフォーマンスで敵にダメージを与えていく。クラウザーさんのレベルがアップするほど、凶悪なパフォーマンスにも磨きがかかっていく。武器や防具などのアイテムも「覇獣の鎧」や「悪魔のギター」など、原作の世界観(?)を忠実に再現したものが登場するという。
(c)2008 アニメ「デトロイト・メタル・シティ」製作委員会 (C)2008 D3 PUBLISHER 原作著作権表記:(C)若杉公徳=白泉社=ヤングアニマル
□ディースリー・パブリッシャーのホームページ (2008年5月30日) [Reported by 豊臣和孝]
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