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8月2日からシアターN渋谷ほかで順次公開
【トワイライトシンドローム デッドゴーランド】
【トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説】
価格:5,040円
「トワイライトシンドローム」シリーズは、1996年に「トワイライトシンドローム ~探索編~」、「同 ~究明編~」がプレイステーション用ソフトとしてヒューマンから発売され、“イジメ”や“戦後”といった問題などを織り込み、ただ恐いだけでなく悲しみを帯びた物語展開が注目を集め、多くのファンを獲得。1999年には「夕闇通り探検隊」、2000年には「トワイライトシンドローム ~再会~」などシリーズ作品が発売されてきた。2001年には酒井若菜さん主演の映画「トワイライトシンドローム ~卒業~」が公開されている。 この夏、シリーズ最新作として「トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説」がスパイクから発売されることが決定。これまでのシリーズ通り主人公は女子高生で、巷に溢れている心霊現象や都市伝説の謎に挑む。脚本・監督には「こわい童話」や「渋谷怪談」等で知られる福谷修氏が参加している。同シリーズは音声にも注力して製作されているが、株式会社アーニス・サウンド・テクノロジーズの立体音響技術「S+」を採用しており、ヘッドフォンを使用してゲームをプレイすると、霊のうめき声が耳元で聞こえるなど臨場感溢れる物語を楽しめる。 ゲームのストーリーと映画は直接リンクしないが、2本の映画の物語は、「ゲーム」がきっかけとなってはじまる。「トワイライトシンドローム デッドクルーズ」は、船旅に出発した6名が船上で手に入れた不思議なゲームをプレイするところからはじまる。絵里は「現実を変える」というそのゲームを使い、いじめっこだった優子を殺してしまう。リセットすれば元に戻るが異常な事態はそのままに。優子は絵里をリンチするが、絵里はゲームを再度リセットし復讐を始める。ゲームをクリアすることはできるのだろうか。 一方「トワイライトシンドローム デッドゴーランド」は、「トワイライトシンドローム」というゲームのイベントに参加した7名の若者達が惨劇に襲われる物語。彼らが参加したゲームはコンピュータゲームではなく体験型ゲームで、ゲームオーバーになると罰として殺されてしまうという殺人ゲームだった。果たして生き残ることはできるのだろうか。 5月22日にはこの映画の製作発表会が都内の神社で行なわれた。古来、こういったホラー映画の撮影では不吉なことなどが起こることから、お払いなどを行なうことが多い。今回も、主要キャストが揃いお払いが行なわれた。 「トワイライトシンドローム デッドクルーズ」で春香役を務める関めぐみさんは「人間味の溢れる内容なので、ホラーと言っても楽しめます」とアピール。吾郎役の野久保直樹さんは「霊感はない方ですが、霊が付きやすい体質だそうで、以前57人も憑いていると言われたことがあります」と衝撃の告白。「こういう怖さがないと……リアルさを追求していきたい」とコメントした。ただ関さんは「しっかり安全祈願したので大丈夫です」とフォロー。
一方、「トワイライトシンドローム デッドゴーランド」にチカコ役で出演している星井七瀬さんは霊が見えると言い、「ああ居るなと感じるが、馴れているので気にしない」のだとか。一方役については、“ファッションにしか興味のない専門学校生”の若者ということで、「あまりやったことのない役で楽しんでいる」とコメント。メイ役の荒井萌さんも対人恐怖症の女子高校生役ということで「台本をもらったときは難しいと思いました」と語っていた。星井さんは「ホラー映画なのでグロテスクなシーンもありますが、ゲームが流行っている現状に対する想いなども描かれている」と単なるホラー映画に終わらない深いテーマ性があることを強調していた。
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□「トワイライトシンドローム」ポータルサイト (2008年5月22日) [Reported by 船津稔]
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