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「AOU2008 アミューズメント・エキスポ」イベントレポート
KONAMI、「クイズマジックアカデミー5 特別課外授業 AOU 2008 アミューズメント・エキスポ特別杯」を開催

2月16日 開催

会場:幕張メッセ

入場料:1,000円(特別割引券使用で700円)

 AOU2008開催2日目のKONAMIブースでは、ステージイベントとしてネットワーク対戦クイズゲームの最新作「クイズマジックアカデミー5」の実力ナンバーワン決定戦、その名も「特別課外授業 AOU 2008 アミューズメント・エキスポ特別杯」が開催された。

 参加者は昨年12月に実施された、現在全国各地のゲームセンターで稼働中の「クイズマジックアカデミー4」の期間限定イベント、「第6回全国大会 -学期末試験- ~AOUへ行くのは誰だ!?~」において優秀な成績を収めた24名の精鋭たち。ルールはまず参加者を4人ずつ6組のグループに分けて予選を行ない、各組の上位2名が準決勝に進出。準決勝は4人×3組に分かれて対戦し、上位1名と2位になったプレーヤー3人による敗者復活戦で1位となった合計4名が決勝戦へと進み、最強の座をかけてその知識を競うという形式で実施された。

■ ハイレベルな戦いに思わず固唾を呑む来場者たち

 いざ大会が開始されると、さすがに激戦を勝ち抜いてきた猛者ぞろいとあって予選から超ハイレベルな雑学知識を披露。誰もが「5」に触れるのは今回が初めてであるにもかかわらず、最初の組からいきなり全問正解者が現われるというトンデモない展開となり、会場に駆けつけた大勢のギャラリーから驚きの声があがった(※1試合に出題される問題は全部で24問、しかもすべて上級者向けのものなのに!)。

 筆者が写真撮影をする合間に暗算でざっと見積もっただけでも、参加者の平均正答率は軽く80%をオーバー。現在稼働中の「4」のものと同じ問題がいくつか混ざっていたとはいえ、ほんの2、3問間違えただけでも即命取りとなる至高の知識バトルは凄まじい緊張感をかもし出し、司会者が軽く冗談などを言って観衆の笑いを誘うのすらはばかられるほどであった。

難問奇問もなんのその、まるで機械のように正確に答えを導き出す参加者たち。歴代のシリーズ作品をやり込んで蓄えた知識量はもう尋常ではない!


■ 理事長が重大発表を連発! ニンテンドーDS用がついに発売決定

 予選終了後、歴代の「クイズマジックアカデミー」(以下、「QMA」)シリーズをプロデュースしてきた“理事長”ことKONAMIの濱野隆氏が登壇。同氏から、同シリーズの今後の展開などについて、情報が次々と明らかにされた。

 まず最初に、携帯電話用コンテンツとして「クイズマジックアカデミーmobile3」および「マジックアカデミーぱずるだま」の新規配信と、画像ポータルサイト「コナミきせかえちぇんじゃー」での「QMA」関連追加コンテンツを多数配信する予定であることを発表。さらには「QMA」シリーズに登場するキャラクタたちをかたどったアーケード専用プライズ製品、および店舗販売用のフィギュアが発売予定であることをサンプル画像とともに紹介。後者はすでに発売中の「武装神姫」のキャラクタと同じMMS(Multi Movable System)の採用により、さまざまなポーズを作って楽しむことができるようになっている。

「マジックアカデミーぱずるだま」は、'94年に発売された落ち物パズルゲーム「対戦ぱするだま」と同じゲームシステムで遊ぶ作品の模様。通信対戦にも対応する予定
これらのサンプル画像は、すべて「コナミきせかえちぇんじゃー」にて配信予定のもの。「QMA」キャラで携帯画面をカスタマイズして楽しむためのコンテンツ
MMSを採用した可動域の広さが特徴のアクションフィギュア。プライズ版ではしゃべるフィギュアやぬいぐるみなども登場の予定


 さらにはセルDVD販売によるOVAの制作を開始したことも本邦初公表。制作は株式会社アニメ・インターナショナルカンパニー(AIC)。監督には「キカイダー01 THE ANIMATION」を手がけた元永慶太郎氏が、そして脚本は「ああっ女神さまっ」などで知られる上江州誠氏らが参加する。

 そしてこの日最大の目玉情報は、家庭用ソフトへの初移植となる「クイズマジックアカデミーDS」がニンテンドーDS用ソフトとして発売が決定したこと。詳しいゲーム内容や発売時期までは残念ながら明かされなかったが、「家庭用オリジナルモードの導入や、アーケード版と連動して楽しめる機能も搭載する予定」(濱野氏)とのことなので、以後、続報にはぜひともご注目を。

理事長らしく蝶ネクタイ姿で登場した濱野氏。OVAと「クイズマジックアカデミーDS」の登場により、既存のファンはもちろんのこと、普段ゲームセンターには足を運ばない新たなファン層を開拓することができるのか!?


■ クイズ王も脱帽! 息詰まる決勝戦はまたも驚きの展開に

 準決勝以降も見ているこちらのほうが疲れるほどのスリリングな戦いの連続。敗者復活戦では、空いた席にゲストとして現役バリバリのクイズ放送作家であるクイズ王、深澤岳大氏が飛び入り参加したものの、見事に完敗。出場者の凄まじさをあらためて知らしめる結果となった。

 決勝戦に勝ち残ったのは、「レキ」、「ネギせんせい」、「メメクララ」、敗者復活により蘇った「カムカム」の4氏。そして激戦を制して見事優勝したのは、この大舞台でまたしても全問正解という離れ業をやってのけたネギせんせい氏。同氏にはその栄誉をたたえ、特製ゴールドメダルとゲーム中のマイキャラクタに装着することができる王冠のアイテムが濱野氏より授与された。

 日頃から知識自慢を標榜し「我こそは!」と思う方は、間もなく稼働開始となる「クイズマジックアカデミー5」にぜひチャレンジしてみていただきたい。そして「全国オンライン対戦モード」を選択すれば、もしかしたら今大会に参加したツワモノたちとの直接対決が実現するかもしれない。

参加者の強さには、さしものクイズ王深澤氏(右側)も白旗降参。決勝も大接戦となり、2位と3位の差はなんとたったの0.09点。まさにタッチの差!!
優勝したネギせんせい氏にはゴールドメダルとアイテムが、4位のカムカム氏には実際のゲーム中にも登場するタライ(4位のプレーヤーの頭上に落ちてくる)が贈られた。この粋な賞品(?)にはギャラリーも大ウケ!


(C)2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.

□KONAMIのホームページ
http://www.konami.co.jp/
□KONAMIの「AOU2008 アミューズメント・エキスポ 2008」の特設ページ
http://www.konami.jp/aou/
□AOU2008 アミューズメント・エキスポ 2008のホームページ
http://www.aou.or.jp/04/expo/expo2004.htm
□関連情報
【2月14日】KONAMI、「AOU2008 アミューズメント・エキスポ」
未発表の新作や人気シリーズの最新作などを出展
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080214/aouk.htm

(2008年2月18日)

[Reported by 鴫原盛之]



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