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会場:幕張メッセ
入場料:1,000円(特別割引券使用で700円)
主な出展タイトルは、スクウェア・エニックスがオンライントレーディングカードゲーム「ロード オブ ヴァーミリオン」。タイトーはTypeXファミリーが各ブースに分散しているため、自社の完全新作はプロトタイプのプライズマシンなどごく一部。少々寂しい気もするが、ファンは次の機会に新作の期待をつなぐとしよう。
■ ロード オブ ヴァーミリオン(スクウェア・エニックス) 6月からの正式稼働が発表になった「ロード オブ ヴァーミリオン」。出展バージョンでは、用意されたスターターキットで、ストーリーモードのみをプレイすることが可能だ。ストーリーモードは、ロケテスト時の2シナリオに加えて、新たに難易度の高い2シナリオが追加されている。ロケテストでシステムに慣れているプレーヤーには、是非挑戦してもらいたいところだ。ただし、15日の時点では、開場から数分で整理券の配布が終了してしまった。16日に入場するプレーヤーは、早めにブースを訪れたほうがいいだろう。 ロケテストのバージョンからは、ストーリーモードでマップ画面に切り替わる前にプロローグ画面が表示されるようになり、スタート前の会話画面も複数のキャラクタで行なわれるなど、追加要素は多々見られた。システム面では、HPの数値が画面内に表示されたり、操作レスポンスが向上されるなど、プレイが快適に行なわれるよう、改善されている。私見では、使い魔の取得経験値もロケテスト時に比べると増えているようだ。また、使い魔のコストについても修整が加えられているという話だ。
会場でプレイすることで、スペシャルカードとしてスターターパックの別バージョンがプレゼントされる。
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■ TypeX2(タイトー)
TypeXには、現時点で「TypeX」、「TypeX7」、「TypeX2」といった3タイプの仕様が用意されている。「TypeX」は2004年9に第42回「アミューズメントマシンショー」で公開された初代機で、統合開発環境はVisualStudio.NET2003。「TypeX7」はパチンコやパチスロ専用で、タイトーが独自開発したミドルウェアが利用可能。「TypeX2」は最新システムボードで、マザーボードにIntel製Q965チップセットを採用し、CPUにCore 2 Duo、PCI Express x16 ビデオカードなどが利用でき、開発ツールも「TypeX」の環境がそのまま利用できる。 アーケード向けの汎用システム基板は「価格」と「開発コスト」などが重視されるが、TypeXファミリーはWindows XP Embeddedを採用することで、既存のWindows用開発ツールなどが利用できるのが最大の強み。今回のショー会場でも、同社をはじめ多くのメーカーで搭載機種が発表されている。数年前まではビデオゲームなどの汎用システム基板といえばN@omiなどがメジャーだったが、現時点ではTypeXが大勢を占めている。コストパフォーマンスと性能面でバランスのとれたシステムとして、今後も採用タイトルを増やしていくことだろう。 ●TypeXシリーズ出展ブースとタイトル
・D1GP ARCADE(TypeX2) ・HALF-LIFE2 SURVIVOR Ver2.0(TypeX2) ・サムライスピリッツ閃(TypeX2) ・THE KING OF FIGHTERS '98 ULTIMATE MATCH(TypeX) 【スクウェア・エニックス】 ・ロード オブ ヴァーミリオン(TypeX2) 【カプコン】 ・ストリートファイターIV(TypeX2) ・ワンタメ ミュージックチャンネル(TypeX) 【AMI】 ・ブレイブルー(TypeX2) 【アトラス】 ・きらりんレボリューション・ハッピー★アイドルライフ(TypeX) 【日本システム】 ・トラブル☆ウィッチーズAC -アマルガムの娘たち-(TypeX2) 【タカラトミー/AQインタラクティブ】 ・ポケモンバトリオ(TypeX)
□「AOU2008 アミューズメント・エキスポ」のページ (2008年2月15日) [Reported by 梶原製作所/豊臣和孝]
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