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会場:韓国国際展示場(KINTEX)
入場料:5,000ウォン(前売3,000ウォン)
Ntreevの新作である「Project Alice(仮)」と、パブリッシングタイトルの「BLACKSHOT」については、発表会のレポート記事が別途あるので、そちらをご覧いただきたい。ここでは、それ以外にSK Telecomブースに出展されていたタイトルを紹介していく。
■ GONGBAK
「足球」は文字通りボールを蹴るスポーツなのだが、サッカーではない。テニスコートのように中央にネットを張り、ボールを3回以内に相手コートに返すというもの。サービスからレシーブ、トスなどの間は、それぞれ1回だけボールが地面に落ちてもかまわない(2回落ちるとミスという扱い)。またバレーボールと同じく、同じ人が2回連続で蹴っては行けない。 日本を含め、世界的にはまるで知られていないスポーツだが、韓国で兵役中に「足球」をやるという伝統があり、誰でも知っている。しかしやるのは20代以上の兵役を経験した男性だけで、女性はもちろん、高校生以下の男の子もやらないという。大人の男性が青春を振り返る、ちょっと哀愁漂うスポーツなのだそうだ。そんな「足球」とは裏腹に、ゲームは子供や女性のキャラクタも登場する、カジュアルな内容となっている。 ルールは基本的に「足球」を踏襲したもの。操作はカーソルキーで移動し。まずサーブする時には、Aキーを押すとゲージが出て、再度押すとボールを蹴る。押したゲージの量によってパワーが決まり、弱すぎると相手コートに届かずミスとなる。 サーブが相手コートから届いたら、Aキーでレシーブ。続くトスもAボタンだが、押すとコートに丸いターゲットが出る。これをカーソルキーで動かしてAボタンを離すと、そのターゲットの位置に向けてトスを出す。トスの強さはAキーを押した時間によって変わる。高く上げたほうがシュートを撃つ余裕ができるようだ。 シュートもトスと基本操作は同じだが、今度はターゲットが相手コートに出る。これでシュートコースを決め、Aキーを押して離した長さで強さが変えて蹴りこむ。コートの枠から出ない程度に、人のいない端を狙うのがコツ。もちろん狙いすぎてコート外に蹴りだすとミスになる。 トスやシュートのコースを決める時間は、たいてい1秒もないことが多いので、操作には若干の慣れが必要になる。最初はひとりで練習できるチュートリアルでしっかり練習しておきたい。ラリーが続けられるようになれば、シビアな勝負が楽しめそうだ。
韓国では11月中にオープンβテストを行ない、2008年1月から正式サービスを予定しているという。
■ DINOMACHIA
基本的なゲーム内容は「恐竜キング」と同じで、じゃんけんの手が相手に勝てば攻撃できる。あいこが出たら、スペースキーやマウスの連打合戦になる。デバイスにはやさしくないが、プレーヤーはこれが一番盛り上がっていた。 グラフィックスは、PC向けだけあって高解像度になっている。もともと恐竜とは思えないほど派手なバトルシーンが見られる「恐竜キング」ではあるが、本作ではさらに磨きがかかり、これでもかというほど派手な攻撃シーンが見られる。 本作ではさらに、アイテムを使用するという要素が加わり、戦略性が増している。また通信対戦が基本となるので、2台のPCでプレイするというところが、「恐竜キング」とは少し違う。チャットウインドウもあり、対戦相手と話しながらプレイできる。
韓国では12月からオープンβテストを実施予定。日本に逆輸入されるようなことになれば、カジュアルタイトルとして面白いことになるかもしれない。
□G★2007のホームページ http://www.gstar.or.kr/ □SK Telecomのホームページ http://www.sktelecom.com/ (2007年11月11日) [Reported by 石田賀津男]
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