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株式会社カプコンは、Windows用ハンティングアクション「モンスターハンター フロンティア オンライン (MHF)」において、11月7日に実施予定のリファインアップデートの情報を公開した。
前回はガンランスを始めとした新武器および武器性能の調整について紹介したが、今回は主にシステムの変更部分について紹介していく。
■ クエスト報酬をHRP寄り・ゼニー寄りに調整できる新クエスト 今回のアップデートにより、“HR51以降”~“81以降”のクエストが70種類追加される。このうち、51以降で17種類、81以降で18種類のクエストが、「セレクティブクエスト」と呼ばれる新システムに対応。「定番配信クエスト」のカウンターで受注できる。 「セレクティブクエスト」は、クエスト報酬のHRPとゼニーの割合を変更できるというもの。例えば「リオレイア」討伐(密林)の上位クエストでは、従来は720HRP、5,800ゼニーという報酬になっていたが、これを「HRPシフトクエスト」にすると1,184HRPと2,900ゼニー、「Zシフトクエスト」にすると360HRPと16,600ゼニーになる。報酬のHRPかゼニーのいずれかを優先できるという仕組みだ。
このほかにも、新たな期間限定クエストも順次配信される。クエストのサブターゲットとして、「モンスターに一定のダメージを与える」という条件が用意されるものもあるという。
■ 4ページ分のアイテムを保管できる「追加アイテムボックス」 「ハンターライフコース」の利用者に自動的に付加されるサービスとして、「追加アイテムボックス」が実装される。最大5ページ(初期は1ページ、ゲーム内で拡張していく)の通常のアイテムボックスとは別枠で、4ページが利用できる。これまでの倍近い数のアイテムを収納できるようになるので、かなり余裕を持ってアイテムを収集できそうだ。 「追加アイテムボックス」へのアクセスは、通常のアイテムボックスと同様、マイハウスでの利用となる。さらに前回のバージョンアップで実装された「エクストラコース」を利用していれば、「小エクストラボックス」からもアクセスできる。
またアイテム関連の追加機能として、よく使うアイテムを最大4つまで登録しておくことで、アイテムボックスからアイテムポーチにまとめて取り出せる「アイテムセット」機能が追加される。回復薬や肉類、各種ドリンクなどをセットしておけば、うっかりして補充をし忘れることも減るだろう。
■ 各種バランス調整 既に発表されているものもあるが、いくつかのバランス調整が行なわれる。まずリファインアップデート以降、防具の生産・強化にかかる費用が、現状の半額となる。武器の価格は変更されない。 また既存の防具のうち、「ヒプノック」と「ヴォルガノス」の素材を用いた武器・防具の性能が上方修正される。他の武器や防具とはちょっと異なる属性やスキルを持った武具が多いので、性能が向上すれば人気も一気に高まるかもしれない。
以前から発表されている古龍の強さを下方修正する調整も、今回合わせて行なわれる。上位古龍が全般的に下方修正されるのに加え、下位古龍でも「キリン」と「ナナ=テスカトリ」が下方修正される。特に「ナナ・テスカトリ」は新しいガンランスも実装されるので、この機会に挑戦してみるといいだろう。
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□カプコンのホームページ (2007年10月24日) [Reported by 石田賀津男]
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