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「東京ゲームショウ 2007」マイクロソフトブースレポート
~ファン垂涎のイベントが目白押し!~

9月20日~23日 開催予定(20、21日はビジネスデイ)

会場:幕張メッセ
入場料:当日1,200円、前売1,000円
    小学生以下無料


 ビジネスデー初日のマイクロソフトブースは、出展タイトルもさることながら、大型スクリーンが設置されたセンターステージでさまざまなイベントを展開し来場者にアピール。ほぼ1時間に1回のスパンで開催されるイベントは、回を重ねるごとにギャラリーの数が増していった。

 同社ブースの出展タイトルは、9月12日に開催された同社メディアブリーフィングなどですでに多数の情報が公開されているため、ここではステージイベントを中心にブースレポートをお届けする。


■ ステージイベント

【ビューティフル塊魂】

森脇氏
 小さな塊を転がして、色々なオブジェクトを巻き込みどんどん大きくしていくアクションゲーム。イベントには、本作のディレクターを務めるバンダイナムコゲームスの森脇氏、さらには主人公キャラクタ「王子」の気ぐるみが登場。王子の気ぐるみは足元が見えないらしく、サポート役のお姉さんに手をひかれ、危なっかしい足取りでステージ中央に向かっていく。

 本作の見所について森脇氏は「これまでいくつかのシリーズがありましたが、今回はオンライン、Xbox LIVEを通じて対戦ができたり、ランキングにエントリーできたり、マーケットプレースで楽しいものを探せたり、サラウンド対応など、もう盛りだくさんです!」とコメント。オンライン対戦は最大4人まで同時参加が可能で、ステージでは「老若男女誰でも楽しく遊べます」という意味合いをこめてか、子供、お姉さん、お父さん、おばあさんの4人がステージに登場して対戦のデモプレイを披露してくれた。

 対戦プレイにも、本シリーズの重要キャラクタ「王様」が大きく関わってくる。森脇氏によれば「王様は凄く気まぐれな人で、評価があいまい。ちゃんと勝っても、本当に勝ったかどうかわからないようなことを言いだす。よって、真剣に勝負したい人向けに“公平な判断をしてもらえる対戦”と“王様任せで、誰が買っても恨みっこ無しね”といった2種類のルールがある」という。

 前者は集めたオブジェクトで勝敗が決するが、後者は“王様の気まぐれ”で、プレーヤーにクッキーのボーナスが与えられる。この場合、勝敗はオブジェクトとクッキーの合計スコアで決まるため、たとえオブジェクト集めで他を圧していようと、クッキーで大逆転されるケースもある。気まぐれの基準は「王様が集めてこいといったもの“以外”を集めた人」、「単なるエコひいき」など、まったくもって読めない。完全に読める人は、ある意味「王様そのもの」といっても過言ではないだろう。

 デモプレイは2回行なわれ、1回目は3位の人がクッキーで大逆転、2回目はトップの人にクッキーがさらに上乗せされダントツトップといったてい。(ビジネスデイということで、参加者は全員仕込みだが)優勝者には、王子から“あやつり人形”ならぬ「あやつり王子人形」が進呈された。ファンの人には喉から手がでるほど欲しいグッズ。一般公開日には、来場者向けにぜひとも実施して欲しいイベントだ。



【ロストオデッセイ】

坂口氏
 大型スクリーンに投影されたのは、坂口氏のビデオレター。「今、ちょうど開発中でですね。最後の最後、みんな徹夜の連続で頑張ってるんですど、そのせいで『東京ゲームショウ2007』にプレイアブル出展することができませんでした。すいません。ただ、11月に発表会をやります。そのときはプレイアブルの形で出展しますので、機会がありましたら是非触っていただきたいと思います」とコメント。

 「11月の発表会は、今みんなに声をかけています。井上さん、植松さん、声をやっていただいた役者さんたちにも来ていただいて……まだ名前はあかせないんですけど。二部構成にして、第一部を発表会、第二部では植松さんがオーケストラを使ってコンサートをやってくれるそうです。ぼくも個人的に楽しみです。(私は)TGS会場にいると思います。探してください。たぶん、そこいらへんを歩いていると思います。見かけたら声をかけてください。『ロストオデッセイ』、よろしくお願いします」と坂口氏が言い終わると同時に、ビデオレターも終了。

 ここで「えー、会場にいるのにイベントはやってくれないの!?」と思われた方も多そうだが、そこは坂口氏らしい“じらし”というか、遊び心。実際には、直後のステージイベントに登場し「ロストオデッセイ」のムービーに始まり、中ボス戦、新イベントなどを次々と披露してくれた。

 完成披露会「ロストオデッセイ プレミア」は、11月19日に渋谷文化村オーチャードホールで開催予定。イベントは招待制で、応募にはTGSイベントステージ横プレート内にあるQRコードからアクセスする必要がある。参加したい人は、一般公開日にマイクロソフトブースにてぜひともチェックしていただきたい。



【Halo3】

 「Halo3“スペシャルステージ”」は、ビジネスデイ限定の対戦イベントが開催された。ステージに登場したのは、ゲーム好きで知られる芸能人、ミュージシャン、俳優がズラリ。総勢14人の豪華メンバーが「お笑い芸人チーム」と「ミュージシャン! 俳優チーム」にわかれて対決するといった趣向になっていた。

    【お笑い芸人チーム】
  • 浅草キッド(水道橋博士さん、玉袋筋太郎さん)、アメリカザリガニ(平井善之さん)、ヨメザリ(平井有未さん)、5番6番(樋口和之さん、猿橋英之さん)、さくらんぼブービー(鍛冶輝光さん)

    【ミュージシャン! 俳優チーム】

  • Dragon Ash(桜井誠さん)、スチャダラパー(BOSEさん)、松田龍平さん、佐藤智幸さん、サードメン(高橋卓也さん)、市川洋介さん、喜屋武ちあきさん
 自己申告で「3回しかやったことないよ! でも相方が上手いんだ! うちの相方は、このなかで一番上手いと思いますよ!!」とカミングアウトする正直な芸人さんもおられたが、それでもゲストの大半は相当な腕前の持ち主ばかり。このとき、たまたま客席の横でイベントをながめていたお笑いコンビ「よゐこ」の濱口優さんが発見され、強引にステージに上げられ「お笑い芸人チーム」に組み込まれてしまう。よって、対戦はチームのメンバーを1軍、2軍にわけて「キャプチャー・ザ・フラッグ(戦いながら旗を取り合う)」でそれぞれ勝敗を決することとなった。

 最初の対決は2軍同士の戦い。先手の攻撃側はお笑い芸人チーム。「どうやってボケるか」を相談する余裕っぷり(?)に発奮したのか、俳優チームが自力を発揮。なぜかお笑い芸人チームの隊長におさまっていた濱口さんは、「うしろ! うしろ!」など周囲のアドバイスにオロオロ。容赦ない攻撃が浴びせられ、数え切れないほどリボーンさせられることになる。終始マイペースの濱口隊長を尻目に、平井夫妻はお笑い芸人チームを実質牽引。乗り物を有効に使い獅子奮迅の働きをするも、2軍対決は総合力の差でミュージシャン! 俳優チームが勝利した。

 1軍対決は、ミュージシャン! 俳優チームの松田龍平さんが見事なプレイを披露。マシンガン、狙撃など各武器を状況に応じて的確に使いわけ、圧倒的な強さを見せる。その実力は、玉袋さんが思わず「勝てねぇ! いやー、残念。やりこまなきゃダメだ。松田、恐るべしだよ!」と嘆くほど。ただ、負けた側も悔しさばかりでなく、マルチプレイならではの“楽しさ”を満喫していたのが印象的。イベントは、濱口さんの「龍平君に(乗り物で)ひかれて、凄く嬉しかったです。あと2回くらいひいてくれとか思った(笑)」というオチもつき、スペシャルステージは暖かい笑いに包まれながら幕を閉じた。



【International Community & Press Party】

 本イベントは、ビジネスデイ初日終了後に開催されたコミュニティパーティ。プレス、関係者、抽選で招待された世界中のユーザーが参加し、それぞれ親交を深め合っていた。会場では、泉水敬氏、テクモの板垣伴信氏、UBIのジェイド・レイモンドさんがそれぞれ挨拶のスピーチを行なったので、ここにご紹介しよう。

【泉水敬氏】
 「ユーザーのみなさん、今年のゲームショウはいかがでしたか?(拍手の少なさに) あれ、寂しいなぁ!(笑) いや、本当にユーザーのみなさんには初代Xboxのときから熱いご支援をいただきまして。去年もいったと思いますけれど、みなさんのご支援なくして我々の今日はないと、いつも思っております。

 我々はXboxをずっとやってきて、以前から心に決めているのは、ユーザーのみなさんとの距離をできるだけ近くして、みなさんの声を聞きながら、我々のビジネスを展開していこうと、こういったイベントもやらせていただいてましたけど……って、聞いてない人、多いっすね?(一同笑) どうも長い挨拶はいらないみたいなんで。本当にユーザーのみなさん、ありがとうございます!

 また、お集まりいただきましたプレスのみなさんにも暖かい叱咤激励をいただきまして、我々もやっとここまできて、今回の東京ゲームショウで発表したラインナップを揃えることができました。ここから年末商戦に向けて、我々もさらに広告宣伝、販売につとめてまいりますので、引き続きご協力をよろしくお願いいたします。」

【板垣伴信氏】
 「みなさん、こんばんは! (かたわらにいた泉水氏に向かって)このあいだ、12日に『NINJA GAIDEN2』を発表させていただいたんですけど、壇上で泉水さんと握手しようと思ってたんだけど、あがるときに居なかったから。今日、握手しましょう!(といって固い握手を交わす。一同拍手)

 ……これ、別に出来レースじゃなくて、ですね(笑) 泉水さんとボクはテニスとかを良くやる友だちなんですけど。お酒もね。行きましょうよ?(泉水氏:『NINJA GAINDEN 2』が終わってからにしましょう(笑)) 今日は海外の方が一杯いて、ボクは英語でしゃべるとメチャクチャになるから日本語オンリーで申し訳ないんですけども。

 今日も東京ゲームショウでうちのゲームを色々な方に見ていただいて、凄いハッピーです。今日のイベントは、ファンの方も一杯いらっしゃってるということなんで、見かけたら気軽に声をかけてください。Xboxを一緒にずっと楽しんできたし、作ってきたという、そういう気持ちでやってますから。今日は楽しみましょう。そして、これからもよろしくお願いします!」

【ジェイド・レイモンドさん】
 「本日はありがとうございます。日本でのレセプションが暖かくて、いいフィードバックをいただいているので、とても嬉しいです。私たちのゲームをどう思われたのか、ぜひ声をきかせてください。」

泉水敬氏 板垣伴信氏 ジェイド・レイモンドさん



■ ブース内の主な出展タイトル

【Halo3】【あつまれ! ピニャータ ~レッツ☆パーティー~】【PGR 4 - プロジェクト ゴッサム レーシング 4】
(C)2007 Microsoft Corporation. Microsoft, Bungie, the Bungie logo, Halo, the Halo logo, the Microsoft Game Studios logo, Xbox, Xbox 360, Xbox LIVE, and the Xbox logos are trademarks of the Microsoft group of companies. (C)2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. (C)2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. Developed by Bizarre Creations Limited. (C)Bizarre Creations Limited 2007. All rights reserved.
待望のプレイアブル出展。試遊台は、シングルプレイと4対4のマルチプレイをそれぞれ用意 最大4人までの同時プレイが可能。メインゲームはレースで、その合間にさまざまなミニゲームが挿入される 強烈な質感のグラフィックとカジュアルな操作性が存分に堪能できる。ファンの期待を裏切らない仕上がりだ

【キングダムアンダーファイア: サークルオブドゥーム】【ACE COMBAT 6 解放への戦火】【アサシン クリード】
(C)2007, 2008 BLUESIDE INC. All Rights Reserved. "Kingdom Under Fire: Circle of Doom" is either the trademark or the registered trademark of BLUESIDE INC. and PHANTAGRAM CO., LTD. BLUESIDE and the BLUESIDE Logo are either the trademarks or the registered trademarks of BLUESIDE INC. PHANTAGRAM and the PHANTAGRAM Logo are either the trademarks or the registered trademarks of PHANTAGRAM CO., LTD. (C)2007 NBGI
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(C)日本スペースイメージング株式会社
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(C)DigitalGlobe/日立ソフト
Assassin's CreedTM c 2006 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Assassin's Creed, Ubisoft,Ubi.com, and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.“2” and “PLAYSTATION” are registered trademarks of Sony Computer Entertainment Inc. Microsoft,Xbox, Xbox 360, Xbox Live, and the Xbox, Xbox 360, and Xbox Live logos are either registered trademarks or trademarks of Microsoft Corporation in the U.S. and/or other countries.
シリーズ前作と異なり、軍勢ではなく単独で行動し敵を倒していくアクションゲームになった マイクロソフトブースんは、最大6人までのマルチプレイが可能な試遊台が設置されている 18歳未満入場禁止のクローズドブースにて出展。内装も凝っており気になる人は要チェック!



□CESAのホームページ
http://www.cesa.or.jp/
□「東京ゲームショウ2007」のページ
http://tgs.cesa.or.jp/
□Xbox 360のホームページ
http://www.xbox.com/ja-JP/
□関連情報
【9月20日】EA、クローズドイベントに新作を多数出展
古典的名作「ポピュラス」がDSで復活!
http://watch.impress.co.jp/docs/20070920/ea.htm
【9月12日】【Xbox 360 Briefing 2007】
マイクロソフト、「Xbox 360 Briefing 2007」サードパーティ編
スクウェア・エニックス、テクモなど超大作が目白押し!
http://watch.impress.co.jp/docs/20070912/ms_tp.htm
【9月12日】マイクロソフト、「Xbox 360 Briefing 2007」ファーストパーティ編
「ロストオデッセイ」は12月6日発売。坂口博信氏がデモプレイ
http://watch.impress.co.jp/docs/20070912/xbox1.htm

(2007年9月20日)

[Reported by 豊臣和孝]



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