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CRI・ミドルウェア、フルHD画質に対応した
ビデオキャプチャサービスを開始

9月5日 サービス開始



 株式会社CRI・ミドルウェアは、フルHD画質に対応した「CRIハイエンドビデオキャプチャ (CRI-HVC)」サービスを、9月5日より開始した。料金は利用用途による。

 「CRI-HVC」は、ゲームメーカーなどの企業を対象にした、フルHD対応のビデオキャプチャサービス。さまざまな形式の映像ソースを非圧縮のデジタルデータとして取り込むことが可能で、プレイステーション 3やXbox 360などのHD出力に対応した家庭用ゲーム機のプレイ映像も、品質を劣化させることなくリアルタイムにキャプチャできる。ゲーム機の映像を使ったプロモーションビデオやテレビCM、さらにオープニングやエンディングムービーなどの映像制作にも利用できるサービスとなっている。

 また、キャプチャしたデータは高解像度の静止画としても利用可能で、雑誌広告やパンフレット、ノベルティグッズの制作、ビルボード広告、バナー広告、パッケージ、取扱説明書、攻略本、設定集、画集など、幅広く活用できる。

 ゲーム機以外にも、PC用ゲームの画面キャプチャにも対応。「ハードウェアキャプチャ」と「ソフトウェアキャプチャ」の2種類が用意されている。「ハードウェアキャプチャ」ではゲーム機と同様に、PCから出力された映像信号を直接キャプチャし、「ソフトウェアキャプチャ」ではキャプチャ用のライブラリを組み込み、PC上でフレームバッファをキャプチャする。

 キャプチャ可能な解像度は、ゲーム機が480i、480p、720p、1080i、1080p、PCはVGA、SVGA、XGA、SXGA、UXGA、WUXGAとなっている。

 なお、このサービスは映像ソースを同社が預かり、取り込んだデジタルデータを納品するというシステムのサービス。同社ではキャプチャしたいシーンなどを、作業現場で直接指示したいといった要望にも対応するとしている。

ゲームのプレイ画面も忠実に記録できるので、デバッグや品質管理にも役立つ。非圧縮・無劣化なので、色の再現性などのデリケートなチェックにも使えるだろう


□CRI・ミドルウェアのホームページ
http://www.cri-mw.co.jp/
□「CRI ハイエンド ビデオキャプチャ」のページ
http://www.cri-mw.co.jp/products/hvc/top.htm
□ニュースリリース
http://www.cri-mw.co.jp/newsrelease/release/2007-09-05/2007-09-05_j.htm
□関連情報
【8月8日】CRI・ミドルウェア、「ファイルマジック」を提供開始
コスト削減につながるファイル圧縮・展開システム
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070808/fm.htm
【4月19日】CRI・ミドルウェア、ゲーム開発者向けブログ
「CRIチャンネル」を開設
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070419/cri.htm

(2007年9月5日)

[Reported by 滝沢修]



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