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各種データの圧縮およびパッキングは、各ファイルの種類や特性を個別にチェックして、全体のデータ容量が最小のサイズになるように行なわれる。ファイルサイズを最小にすることで、より小さい容量のDS専用カードにデータを収められるため、単純にコストの削減にもつながる。
ワーク領域が不要となったのは、システムメモリを圧迫せず、CPUの空き時間にバックグラウンドで展開処理を行なう展開技術「Majik-Decomp(マジック・ディコンプ)」が搭載されているため。いったんワーク領域を経由しなくて済むぶん、ゲームデータ本体に余計な負担がかからないという。 さらに、同社のDS専用音声再生システム「救声主」(発売中)を併用することにより、音声ストリーム再生中のデータの読み込みもスムーズに行なえる。データ読み込み時の音声の途切れおよび読み込み遅延が発生しなくなるため、画像やプログラムといった各種データを任意のタイミングで読み込むことができるという。
なお、DS用のランタイム(プログラム実行用モジュール)のほか、PC上で動作の確認をすることができるPC用のランタイムも用意されている。
□CRI・ミドルウェアのホームページ http://www.cri-mw.co.jp/ □「ファイルマジック for NINTENDO DS」のページ http://www.cri-mw.co.jp/products/filemajik/ds/top.htm □関連情報 【2006年11月8日】CRI・ミドルウェア、セリフ再生に特化したDS用サウンド再生システム 「救声主 for NINTENDO DS」提供開始 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061108/cri.htm (2007年8月8日) [Reported by 中野信二]
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