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CRI・ミドルウェア、セリフ再生に特化したDS用サウンド再生システム
「救声主 for NINTENDO DS」提供開始

11月8日 発売

512MbitのDSカードに、最大9時間の音声を収録可能
 株式会社CRI・ミドルウェアは、ニンテンドーDS向けタイトル開発用のサウンド再生システム「救声主 for NINTENDO DS」の提供を11月8日より開始した。

 「救声主 for NINTENDO DS」は、DSに収録する音声データを、高音質、高圧縮で扱えるようにするサウンド再生システム。セリフ再生に特化した独自の音声コーデックを採用し、従来のADPCM形式と比較して、高音質を維持しながら約3倍の音声データを収録できるという。

 デコード時には、リアルタイムに補間処理を行ない、波形データを滑らかにする。これにより、DS特有の金属的なノイズを低減し、音質の劣化しやすい女性の声も忠実に再現する。

 このほか、BGMや効果音など複数の音声を同時に再生する「マルチストリーミング再生機能」や、繰り返し再生を行なう「ループ再生機能」、音声のフェードイン・アウト、クロスフェード処理を行なう「フェード再生機能」を搭載する。エンコードツールと関数インターフェイスもシンプルで、導入から30分で実機での再生が可能だという。

 サンプルデータとして、ADPCMと「救声主 for NINTENDO DS」で、それぞれDSの実機からライン出力した音声データを掲載する。実際にどのような効果があるか聞き比べてみていただきたい。

【音声比較データ】
ADPCM (421KB)
DS上サイズ: 13.3KB
救声主 for NINTENDO DS (410KB)
DS上サイズ: 12.1KB


□CRI・ミドルウェアのホームページ
http://www.cri-mw.co.jp/
□「救声主 for NINTENDO DS」のページ
http://www.cri-mw.co.jp/products/criss/
□関連情報
【8月1日】CRI・ミドルウェア、新ブランド「CRIWARE」立ち上げ
ミドルウェア8製品を「CRIWARE」ファミリーとして展開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060801/cri.htm

(2006年11月8日)

[Reported by 石田賀津男]



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