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セガ、「サクラ大戦・紐育レビュウショウ『歌う♪大紐育♪2』」7月15日開幕
大型キネマトロンでデュエットなど進化した「紐育レビュウショウ」

7月15日~18日 開催

会場:日本青年館 大ホール

キャストが舞台から客席にまで降りてくる。これまでも客席を使った舞台を作り上げてきたが、今回もお客さんと一体感の高い舞台となっている
 株式会社セガは、7月15日から18日にかけ紐育星組による舞台「サクラ大戦・紐育レビュウショウ『歌う♪大紐育♪2』」を開催する。会場は日本青年館 大ホール。当日券も用意されている。

 2006年の夏までは毎年「サクラ大戦・歌謡ショウ」が開催されていた。しかし、昨年10周年を記念してファイナルを迎え、今年は寂しい思いをするのかと気をもんだファンも多かったことだろう。紐育星組によるショウは、昨年3月に「サクラ大戦・紐育レビュウショウ『~歌う♪大紐育♪~』」が開催されている。また、今年の5月にも帝都花組、巴里花組による武道館公演を行っている。これら舞台によって、出演者が大きく成長していることが今回の舞台でみることができる。

 昨年同様、今回も歌を中心に進んでいく。これは紐育星組のコンセプトでもあるので変わらないが、今年は昨年よりもドラマの部分にも力が入っている。最後のコメントで練習が大変だったことが語られていたが、歌を憶えるだけでも大変なのに、お芝居もとなると本当に大変だったことだろう。それ故に、2度目でこの完成度の高さはすばらしい。これは10年間舞台を作り続けてきた広井王子氏をはじめとしたスタッフ達のノウハウの蓄積と努力のたまものだろう。

 見所はたくさん用意されているが、なかでも大型キネマトロンによる真宮寺さくら (横山智佐さん) とエリカ・フォンティーヌ (日髙のり子さん) 、ジェミニ・サンライズ (小林沙苗さん) による「夢雪洞」を歌うシーンだろう。つまり、前述の二人は映像による出演だ。基本的には「サクラ大戦 スーパー歌謡ショウ『新・青い鳥』」で、紐育にいる李紅蘭と大河新次郎とキネマトロンで通信するというシーンがあるが、それの発展系だ。しかし今回は3人で歌を歌うということで、難易度は前回を遙かにしのいでいる。これが、息もぴったり踊りまで合わせているので、本当にライブで行われているかのようだ。

 また、毎回見ている人にとってはピンとくるかもしれないが、今回、第1幕の最後の曲はダイアナ・カプリス (松谷彼哉さん) と、九条昴 (園崎未恵さん) による「マダムバタフライの夢」だ。昨年の舞台では第1幕の最後の曲が「愛の花 (マダムバタフライより)」だったことを思い出す人もいるだろう。昨年以上に雰囲気たっぷりに曲を歌い上げる。本当に歌のうまいお二人で、安心してじっくりと聴き入ることができる。このほかにもベロムーチョ武田が紐育に渡っていたり、ずっと舞台を追いかけている人には細かい楽しみ方が用意されている。

 会場には、試遊することはできないが「実戦パチンコ必勝法! CRサクラ大戦」の実機がおかれている。いつもながら様々な物販も用意されているので、ファンはお楽しみに。「サクラ大戦・紐育レビュウショウ『歌う♪大紐育♪2』」についていえば、インターネット・ブロードバンド配信が実施される。配信されるのは7月16日公演。配信日は7月27日の17時から8月10日の16時まで。配信料は1,000円で約2時間30分収録されている。また千秋楽公演は8月1日17時から8月10日16時まで配信される。こちらも配信料は1,000円で約2時間30分。

 また、「サクラ大戦 武道館ライブ ~帝都・巴里・紐育~」のDVD-Videoの発売も決定した。武道館公演でも広井王子氏の前説で明らかになっていたが、公式に発表された。発売日は11月29日。完全受注生産品で7月下旬から11月1日まで予約を受け付ける。

 「サクラ大戦」に関してはニンテンドーDS版が制作中だ。ファンの根強い人気で、これからも盛り上げていってほしい。

前説ではおなじみオージー・シンプソンが登場。「歌謡ショウ」では親方とのやりとりが楽しかったが、「歌う♪大紐育♪」ではジェミニ・サンライズと一緒に前説を行なった。 サニーサイドとプラム (15日と16日のお昼のみ)、吉野杏里によるオープニングとなる「Love is」。曲の途中で舞台後方から紐育星組登場!!
大河新次郎の母、大河双葉も紐育に プラムのサプライズで今回もまた大河新次郎はプチミントとして舞台に立つことに。もちろんいやがる新次郎だが、ダイアナ・カプリスに説得される (曲は「タブー」) ジェミニ・サンライズとリカリッタ・アリエスによる「夜明け」
九条昴による「舞台---Playing」 お酒に強いキャラを印象づけるサジータ・ワインバーグの「ブラックペッパー」 ところがお酒を飲み過ぎたサジータの前に「ピンクの像」が現われる。妄想劇場か?? 曲は「ピンクエレファント」
紐育に感激した大河双葉が歌う「それから…」 なにかと新次郎に抱きつくおかあさん 母親がきたことからやはりプチミントになることを拒む新次郎。しかし今度はサニーサイドに説得される
大型キネマトロンが開発され、今回の舞台でお披露目。真宮寺さくらとエリカ・フォンティーヌが登場 ジェミニ・サンライズと3人で歌を歌う。息もぴったりで驚かされる。披露された曲は「花雪洞」 今回も相変わらず飛ばし気味。振り付けを担当しているボブ・ラッシー (田村 連氏)
昨年の「歌う♪大紐育♪」の第1幕最後を飾ったダイアナと昴による「愛の花 (マダムバタフライより)」を彷彿とさせる「マダム・バタフライの夢」。今年は昨年以上に見応えがある 休憩前に挨拶を行なった新次郎。今年の物販の目玉はカードケース
後半は紐育星組によるショーをメインに構成。1曲目はジェミニの「ZING ZING ZING」でスタート ショートコント?? と思ったら最後のオチはベロムーチョ武田!! 紐育にやってきていたのだ
紐育星組による舞台はクレオパトラ。直前までどたばたしていた新次郎だが、結果逃走。ダイアナが台詞をすべて覚えているということでダイアナがクレオパトラを演じることに
しかし、ダイアナのクレオパトラは大人気!! 好評のうちに幕は下りた 大河双葉は紐育星組を大変気に入り、新次郎のお嫁さんを探すことに……今後の舞台への伏線か? 舞台も終わりほっと一息。紐育星組による「Kiss me sweet」
今回も「きゃふ~ん」が炸裂するプラム 吉野杏里も着物姿で舞い踊る 最後は「地上の戦士」で決める
会場には「実戦パチンコ必勝法! CRサクラ大戦」が出展されている。残念ながら試遊することはできないが動いている 今回も様々な物販が用意されている


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□セガのホームページ
http://sega.jp/
□レッド・エンタテインメントのホームページ
http://www.red-entertainment.co.jp/
□「サクラ大戦」シリーズのページ
http://www.sakura-taisen.com/
□「サクラ大戦 歌う♪大紐育♪2」のページ
http://www.sakura-taisen.com/07_newyorkrevue.html
□関連情報
【2006年3月20日】歌と踊りで“魅せる”レビュウショウに進化した
サクラ大戦・紐育レビュウショウ「~歌う♪大紐育♪~」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060320/newyork.htm

(2007年7月15日)

[Reported by 船津実]



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