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【連載第3回】大人による大人のための洋ゲー連載

Game Dudeの「大人のための海外ゲームレポート」

6年ぶりに登場!GDI vs NODの戦い再び……
RTSゲームの金字塔「コマコン」の最新作が遂に登場

Command & Conquer 3
Tiberium Wars

  • ジャンル:リアルタイムストラテジー
  • デベロッパー:EA Los Angeles
  • パブリッシャー:Electronic Arts
  • プラットフォーム:Xbox 360、PC
  • 価格:39.99ドル
  • レーティング:ESRB Rating:Teen(13歳以上)
  • 発売日:5月8日(Xbox 360版)、5月26日(PC版)



 連載第3回では、Xbox 360とPC向けに発売されたElectronic Artsの新作リアルタイムストラテジー「Command & Conquer 3 Tiberium Wars」をご紹介したい。ダウンロードゲームは、プレイステーション 3から、最近とみにラインナップが充実してきたPlayStation Storeで配信されている「Calling All Cars」(邦題:「コーリング オール カーズ!」)を取り上げたい。

【お断り】
 当連載でご紹介したゲームは日本国内で流通しているハードウェアでは動作を保証するものではありません。編集部では海外版ハードウェア・ソフトウェアを輸入して紹介しています
 この記事を読んで行なった行為によって、生じた損害はGAME Watch編集部および、メーカー、購入したショップもその責を負いません
 GAME Watch編集部では、この記事についての個別のご質問・お問い合わせにお答えすることはできません



 「Command & Conquer(以下、C&C)」シリーズは、Blizzard Entertainmentの「Warcraft」シリーズと共に、現在のRTSジャンルを確立させた人気フランチャイズとして、強烈な記憶を残している海外ゲームファンも多いだろう。

 '95年にWestwood Studio(現在はEAに買収されてEA Los Angelesに統合されている)が生み出したこの「C&C」シリーズは、10年以上の期間に大きく3つの世界観に分かれている。1つがC&Cの正史とも言える、GDI軍vsNOD軍との戦いを描いたストーリー色の強い本編で、番外編としてソ連の脅威を描いた「Red Alert」シリーズ、米国・GLA・中国の3軍が戦う「C&C Generals」の2つがある。

 そして今回ご紹介する「Command & Conquer 3 Tiberium Wars(以下、C&C3)」は、C&Cシリーズ久々のナンバリングタイトルとして、GDIとNODの戦いを描いた、ファンにとっては本当に長らく待ち望んでいた待望の新作だ。



■ 第3次ティベリウム戦争勃発、そして第3の勢力も登場

宇宙ステーションが突如爆発、NOD反撃の狼煙は上がった
NODの偉大な指導者・ケイン。実に7年ぶりの登場だ
 本作のストーリーは、'99年にリリースされた前作「Command & Conquer Tiberian Sun」を継承し、GDI軍とNOD軍の戦いが更に激化、そして第3の軍勢が登場し、更に混沌と化している。プレーヤーはGDIもしくはNODいずれかの陣営の司令官となり、自軍を勝利に導くのが目的となる。

 ストーリーの根本としては、地球上に突如繁殖した「ティベリウム(Tiberium)」と呼ばれる希少資源の奪い合いがある。この鉱物は採取されても一定期間を得ると自己再生し、土地を次々に侵食し直に触れた者をティベリウム化してしまうという特性を持つ。

 ケインを主導者とするNOD軍と、ティベリウムの繁殖拡大を防ぐ国際組織GDI軍との戦いは、いったんの小康を得たが、NOD軍がミサイルでGDI軍宇宙ステーションを破壊し、第3次ティベリウム戦争が勃発した所からゲームが開始される。

 GDI軍およびNOD軍のキャンペーンミッションは10づつ用意されており、RTSゲームとしてはなかなか歯ごたえのある難易度を持っている。特に敵の波状攻撃を防戦するミッションが多く、すばやい部隊展開と防衛陣地の構築、および破壊箇所の迅速な復旧がキャンペーン攻略の肝となる。

 そして、本作からは第3の勢力としてScrinと呼ばれるエイリアン軍が、ティベリウムを狙い突如地球に侵攻してくる。ワープ装置とシールドを張れる強力なユニットが揃っており、キャンペーン後半ではNOD軍との三つ巴の戦いが展開される。

GDIの司令官・ジャック・グレンジャー 自軍の陣地を敵の波状攻撃から守るミッションが多い
ユニットはレベルがアップするとより強力になる ちまちまとしたユニットが動く箱庭感覚はC&Cの伝統だ
カメラを寄せるとユニットのディティールもはっきり見れる NOD軍の人型兵器。既に人類のテクノロジーを凌駕しているような?
突如地球を襲撃してきたエイリアン「Scrin」 GDIとNOD双方がScrinの襲撃に巻き込まれていく




■ SAGEテクノロジーを更に発展させ、Xbox 360にも展開

 「C&C3」のゲームエンジンはEALAのチームが「C&C Generals」以降、開発を継続しているSAGE(Strategy Action Game Engine)と呼ばれるゲームエンジンの最新版が採用されている。

 同じスタジオで開発された「C&C Generals」から「The Lord of the Rings, The Battle For Middle-earth」シリーズに至るまでの各タイトルと同じようなインターフェイスになっているため、これらのゲームに親しんでいるプレーヤーは非常にとっつきやすいだろう。

 今回、PC版以外にXbox 360版が用意されているのも見逃せないところで、この点は後述するが、いよいよ家庭用ゲーム機環境でも本格的にRTSが楽しめるようになったのかな?と思える出来になっている点には個人的にも注目している。

現代のRTSゲームでは及第点をあげられるビジュアルクオリティだ カメラを目いっぱいひくとこのくらいまで見渡せる
弾道も美しく表現されており、近未来戦争感をかもしだしている ユニットは大量に生産することができる
ユニットのモデリングはかなり精密 砂けむりをあげて爆走するGDI軍の戦車は迫力満点だ
NOD軍の自爆兵は使い方によってかなり強力なユニットになる 二足歩行兵器ジャガーノート。マンモスタンクとの共用が望ましい
GDI軍は輸送機によるユニット運搬が非常に重要な戦略だ パフォーマンスもかなり最適化され、快適にプレイできる印象だ




■ 初代「C&C」を彷彿とさせる映像シーンをふんだんに収録

マイケル・アイアンサイド。見覚えのある方も多いだろう
ビリー・ディー・ウィリアムズ。GDIの指導者を演じている
 筆者の個人的印象だが、「C&C」といえばミッションの合間に挿入される実写映像シーンに尽きる。初代「C&C」で見たムービーシーンは、役者の演技とCG合成された背景が良い意味のチープ感を出していて、RTSとしてのユニークさを引き立てていた。

 映像と言えば「C&C」シリーズ真の主役とも言えるNOD軍を束ねる偉大なリーダー「ケイン」を忘れてはならない。彼の存在感はCGではなく、実写だからこそ強烈なインパクトをプレーヤーに植えつけることができたのだ。

 そして本作「C&C3」でも、実写映像はより豪華に・綺麗になってゲームに収録されている。中でも注目したいのがキャスティングで、通好みな人選に思わず海外ドラマファンもニヤリとさせられるものになっている。

マイケル・アイアンサイド(GDI軍司令官:Jack Granger役)
 スターシップ・トゥルーパーズやトータルリコール、古くはV(ビジター)などタフな上官や悪役で一度は見たことがあるであろう俳優だ。今回ゲームではGDI軍の司令官としてプレーヤーに様々なミッションを課してくる。

ビリー・ディー・ウィリアムズ(GDI指導者:Redmond Boyle役)
 野心に満ちたGDIのリーダーを演ずるのは、スター・ウォーズシリーズでハン・ソロの悪友「ランド・カルリシアン」役を演じたビリー・ディー・ウィリアムズだ。ちなみに彼の役は前作までジェームズ・R・ジョーンズが演じている。

トリシア・ヘルファー(NOD軍司令官:Kilian Qatar役)
 プレーヤーの上官となる司令官役には「宇宙空母ギャラクティカ」の新テレビリーズに登場するナンバーシックス役のトリシア・ヘルファーがつとめる。ちょっと司令官とは思えないセクシーな風貌が印象的だ。

ジョシュ・ホロウェイ(NOD軍情報将校:Ajay役)
 情報将校役には、ドラマ「LOST」のソーヤー役で活躍中のジョシュ・ホロウェイが起用されている。彼は今年公開予定の「ウィスパー」という映画の主演でもあり、今後の活躍が期待される俳優だ。

 上記以外にも若手俳優が多数出演しており、他のRTSゲームにはない(というか持てない)独特の世界観をつくりだすことに成功している。実写映像シーンあってこそ「これぞC&Cだ!」とも言える。

 ちなみにNOD軍の総司令官であるケインは誰なんだろう?と思うマニアックな読者もいるかもしれない。実はケイン役の男性はジョセフ・クーカン(Joseph Kucan)という名前で'94年以降、Westwood Studiosの主要フランチャイズに登場する人物だ。

 「C&C」シリーズに登場するケインは全て彼であり、'94年の初代C&Cから最新のC&C3まで、通しで登場している唯一のキャラクターであり、俳優となっている。シリーズのファンにとってはまさに象徴といっても過言ではない人物と言えるだろう。

何となくセクシー?トリシア・ヘルファーはNOD軍で登場 LOSTでおなじみジョシュ・ホロウェイもNOD軍だ
コマコンファンの教祖、ケイン様のご尊顔 見ているとNOD軍に思わず忠誠を近いそうなケイン様のアップ
ゲーム中にはこのようなテレビニュース映像も挿入される オペレーターも登場するあたりが「C&C」らしいこだわりどころだ
ドラマ「House」で知られるジェニファー・モリソンも登場する 決断を迫る顔つきのRedmond Boyle、果たして何が……




■ Xbox 360でもプレイ。家庭用ゲーム機でのRTS展開はまだまだ発展が必要か

Xbox 360版を1,280×720ドットの解像度で撮影。ほぼPCと遜色のない高解像度環境だ
 「C&C3」は同じSAGEテクノロジーを使った「The Lord of the Rings, The Battle For Middle-earth II(以下BFM2)」に引き続きXbox 360版も発売されている。Xbox Live マーケットプレイスでも体験版が配布されている。US版の本体を持っていれば手軽に体験が可能だ。

 ゲームはほぼPC版の内容に即している。ただしユーザーインターフェイスは全てキーボード+マウスからゲームコントローラ用に集約されているため、PCゲームファンはかなり違和感を感じるだろう。操作性は、ほぼXbox 360版「BFM2」と変わらない印象を受けた。

 Xbox 360に移植されたことで、HDの高解像度と高画質をサポートし、PCとほぼ変わらない環境を備えたが、画質はやはりPC版の方がきめ細かい印象を受けた。また、Xbox 360にはUSB端子が標準装備されているが、キーボード&マウスには対応していないのが残念だ。初代XboxはUSBが特殊な形状だったが、Xbox 360は通常のUSB2.0をそのまま搭載しているため、普通にキーボードやマウスなどのUSBデバイスに対応すればよかったのに、と思わずにはいられない。

 かつてE3でEAのスタッフがXbox 360版BFM2を解説していた時「コントローラでの直感的でやさしい操作性には自信があるのでキーボードとマウスには対応しない」という趣旨のコメントをしていたのを思い出した。筆者としてはコントローラの全ボタンを駆使するし、ボタンちょい押し・押しっぱなしなど細かい動作も必須なこの操作性はチュートリアル必須だし、どう考えてもやさしくないと思う。また、「C&C3」に求められる素早い操作がこの形態では難しいとも感じる。

 EAは2003年に発売したPS2版「Aliens vs. Predator: Extinction」というタイトルで既にRTSを家庭用ゲーム機に投入しており、EAはRTSを新しい市場に根付かせる野心はあると考えている。RTSゲームで重要な解像度はほぼ解決したのだが、なぜか操作デバイスに関しては柔軟さに欠けている。

 PS2でもUSB端子が標準装備されていたが、FPSゲームでUSB機器に対応しているタイトルは「Half-Life」や「Red Faction」などいくつかのタイトルだけだった。QAの手間などが影響しているのだとは思うが、ゲーム開発者側も魅力的なゲームを提供していくにあたり本体に標準装備で提供されている機能を有効利用して欲しいところだ。

部隊選択や集団での移動などの自由な操作は慣れが必要に思える トリガーボタンで選択などコントローラのほぼ全ボタンを使う
カメラコントロールはゲームコントローラの方が良好だ 素早い動きが要求されるゲームだけにコントローラオンリーはきつい




■ 大作感に溢れたソツの無い作りが嬉しい一作

夜の市街戦も楽しめる
 本作はインタラクティブ性の充実以外に強化された機能として、オンライン対戦機能がある。そういえば大昔、RTSゲームの対戦といえば「Warcraft」か「C&C Red Alert」という時期があった。どちらも対戦の面白さは折り紙つきだったのだが、いかんせんネットワークまわりの不具合が「C&C」には多かった印象がある。

 そういう意味では伝統なのか「C&C3」でもネットワークまわりの不具合が多いようだ。連続パッチのリリースにより不具合の修正が進んでいるが、この辺りの問題点が「C&C」コミュニティーをよりメジャーにする上で大きな障害になっていると思う(もちろんパッケージはPCタイトルにしては非常に良く売れているが)。

 また、観戦機能やボイスチャット対応など、PCではいくつか興味をひく機能が強化されているが、Xbox 360版ではXbox Liveの環境下であれば他のタイトルが既にどれも実現している機能だ。Xbox 360版への移植もベタに近いものがある点も残念でならない。むしろPCよりもビデオゲームプラットフォームでの台頭はEAの望む所である気もするが。

 シングルプレイ部分のゲームは非常によくまとまっている。インタラクティブ性に溢れる豪華なゲーム展開、巨大なマンモス戦車の砲が火を噴く迫力ある戦闘シーンなど、目新しい機能は無いが、全体のバランス取りが秀逸で、大作感に溢れている。

 冒険しているような要素は一切ないが、全般的にソツの無いつくり、そして「C&C」シリーズの伝統を残しつつ、技術の進化に合わせて練られたゲームデザインからくる安定感・おなじみ感を、C&C3でも変わらず提供できたことが、長年新作を待ち望んでいたファンへの大きな贈り物になっていると感じた。

 筆者としてはC&Cはマルチプレイも充実しているが、やはりシングルのキャンペーンがメインのゲームだと考えている。EAならではの豪華なエッセンスを散りばめたキャンペーンをまずはじっくりと楽しみ、次にスカーミッシュモードでCPUと対戦、ほど良く慣れた頃にオンライン対戦にチャレンジ、という手順をオススメしたい。

Scrin軍との戦闘はかなりの激戦が予想される NOD軍の建造物はどことなくエイリアンチックだ
GDI軍の必殺兵器イオンキャノンは強力無比 イオンキャノン発射後は大地の形すら変わってしまう


(C) 2006 Electronic Arts Inc. Electronic Arts, EA, the EA logo, Command & Conquer and Command & Conquer 3 Tiberium Wars are trademarks or registered trademarks of Electronic Arts Inc. in the U.S. and/or other countries. All Rights Reserved. All other trademarks are the property of their respective owners. EA is an Electronic Arts brand.

【Command & Conquer 3 Tiberium Wars】
  • プレイ人数:1~8人
  • オンライン機能:最大8人対戦(Xbox 360版は最大4名)
  • 解像度:720p、1080i、1080p(いずれもXbox 360版)


□「Command & Conquer 3 Tiberium Wars」公式ホームページ
http://www.commandandconquer.com/



■ 今すぐチャレンジできる! ダウンロードコンテンツ

シングル以外にマルチプレイ対戦もサポートしている
ちなみに日曜の早朝撮影。さすがに人もこの時間にはいない
第三回:泥棒を捕まえて牢屋に叩き込め! 「Calling All Cars」

 今回も引き続きプレイステーション 3用のダウンロードゲームをご紹介しよう。Xbox陣営に負けじと必死の努力が実っているのか、日米共にPlayStation Storeが最近どんどん充実してきているのが嬉しい。筆者もStoreのチェックが楽しみで仕方がない。

 ご紹介するタイトルは「Calling All Cars」というSCEAがリリースしたアクションゲームだ。今年5月に北米のPS.Storeに登場した後、数週間程度のタイムラグで日本語ローカライズ版が登場している。迅速な国内版展開が嬉しい上に価格も800円と非常にお手頃だ。

 海外ゲームファンとしては、まず本作の開発がIncog Inc. Entertainmentによって行なわれているところに注目したい。このスタジオは初代PSやPS2でコアな人気を得たバイオレンスカーアクションゲーム「Twisted Metal」シリーズの他、PS3用のマルチプレイアクション「WarHawk」も手がけており、SCE傘下でも注目度の高いスタジオだ。

 筆者は画面をパッと見た感じ当初は「Twisted Metal」のコミカル版かな?と考えていた。つまり、フィールド上を走り回り敵対するクルマを様々なアイテムを使って潰していくというスタイルのゲームかと思っていたのだが、実際のゲームデザインは大きく違ったものだった。

 本作のルールは、警察署から脱走した囚人をライバルより先に捕まえて警察署に連れ戻すという実にシンプルなゲームなのだが、様々なアイテムを使ってライバルを蹴落とす点は任天堂の「マリオカート」、追いすがるライバルを抜いて高得点ゾーンへまっしぐらに駆け込むところはバスケットボールゲームをプレイしている感覚に近い。

 じっくり練られたと思わせるアイディア賞的な秀逸なゲームデザインと丁寧な作りがコアゲーマーのツボをイイ具合につかんでくれる。「これぞまさにゲーム」と呼べるようなプレイの楽しさを本作は確実に持っている。

 注目をしたいのは本作がインターネットを使ったマルチプレイに対応している点だ。メニュー画面からロビーサーバーに接続することで4人までの対戦を無料でマッチングしてくれる。シングルプレイに飽きたら対戦で腕試しをしてみることもできる。

 一点残念なのは、SCEJのオンライン対戦物恒例の日本ユーザー限定のサーバーであるという所が挙げられる。このようなシンプルな競争型アクションゲームであれば、言語の問題もほとんど無いはずで、海外ユーザーとのプレイもサポートして欲しかった所だ。

 地域ごとに区切ったマッチング環境で困るのは、変な時間にプレイしたい時にサーバー上に人がいるかどうかわからないことだ。たとえば、日曜の朝にふとプレイしたくなり、起動してみたところ、サーバ上にあるロビーには2人しかいなかった。ゼロよりマシだが、これではちょっとやる気を削がれてしまう。

 プレーヤーがクルマということで、レースゲームだと勘違いするとこのゲームは楽しめない。あくまでもクルマが出てくるアクションゲームとして本作を購入すれば値段以上の価値あるゲームプレイを楽しめるだろう。ちょっと濃い絵柄と独特の操作感もプレイしていればすぐに慣れる。目下PS.Storeで一番のオススメタイトルだ。

脱獄する犯罪者。彼らをライバルより多く捕まえて刑務所に戻そう 様々なライバルカーがプレーヤーの行く手を阻む


警察署の場所によって逮捕時の得点がかわり、まるでバスケのよう 街をウロつく脱獄囚には他のクルマを押しのけて殺到すべし


(C) 2007 Sony Computer Entertainment America.

□「Calling All Cars」公式ホームページ
http://www.jp.playstation.com/scej/title/cac/

(2007年6月22日)

[Reported by Game Dude]



当連載でご紹介したゲームは日本国内で流通しているハードウェアでは動作を保証するものではありません。編集部では海外版ハードウェア・ソフトウェアを輸入して紹介しています
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