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【連載第2回】大人による大人のための洋ゲー連載

Game Dudeの「大人のための海外ゲームレポート」

「いじめっ子」が主役の学園アドベンチャー
アメリカの歪んだ学園生活をコミカルに描いた佳作

「BULLY」

  • ジャンル:アクションアドベンチャー
  • デベロッパー:Rockstar Vancouver
  • パブリッシャー:Rockstar Games
  • プラットフォーム:プレイステーション 2
  • 価格:39.99ドル
  • レーティング:ESRB Rating:Teen(13歳以上)
  • 発売日:2006年10月17日、英語版



 連載第2回では、前回に続き再びプレイステーション 2から、学園生活をモチーフにしたRockstar Gamesのアクションゲーム「BULLY」を取り上げる。ダウンロードゲームは、プレイステーション 3のテクニカルデモとしてデビューしたダウンロードゲーム「Super Rub A Dub」(邦題「ぽちゃぽちゃあひるちゃん」)をご紹介したい。

【お断り】
 当連載でご紹介したゲームは日本国内で流通しているハードウェアでは動作を保証するものではありません。編集部では海外版ハードウェア・ソフトウェアを輸入して紹介しています
 この記事を読んで行なった行為によって、生じた損害はGAME Watch編集部および、メーカー、購入したショップもその責を負いません
 GAME Watch編集部では、この記事についての個別のご質問・お問い合わせにお答えすることはできません



 「Grand Theft Auto」シリーズの大ヒットで、日本でも有名なゲームデベロッパーRockstar Gamesが2006年末のクリスマス商戦に投入したアクションゲームが「BULLY」(いじめっ子、ガキ大将などの意味)を。だ。ゲーム内容はタイトル名そのまんまで、全寮制のブルワースアカデミーを舞台に、悪ガキの主人公が繰り広げる学園生活をゲーム化している。

 「Grand Theft Auto」シリーズの大ヒットで、日本でも有名なゲームデベロッパーRockstar Gamesが2006年末のクリスマス商戦に投入したアクションゲームが「BULLY」(いじめっ子、ガキ大将などの意味)だ。ゲーム内容はタイトル名そのまんまで、全寮制のブルワースアカデミーを舞台に、悪ガキの主人公が繰り広げる学園生活をゲーム化している。

 ちなみに昨年の発売前にこの単刀直入すぎるタイトルと「GTA」シリーズを展開してきたRockstarという組み合わせが、世間の注目を浴びて脊椎反射的な発売差し止め騒ぎに発展した。予定通り年末商戦には投入できたが、当時そういう面でも注目されたゲームだ。

 本作はXbox 360やプレイステーション 3などの新ハードが続々登場する中での発売だったためか、小売価格が39.99ドルと一般的なゲームの価格よりも10ドルほど安い設定になっている。アメリカの市場価格というのは日本より露骨で、プラットフォームの世代交代時期での旧世代ハード向けゲームソフトは、安く売られることがしばしばある。

 もっとも、この場合は安かろう悪かろう的な考えよりも「良質なゲームが安く買えるなんてラッキー」というケースであり「BULLY」もそれに当てはまる。「GTA」の影に隠れてしまっているが、アメリカの学園生活の雰囲気の再現ぶりとRockstarならではのデザインセンスが光る一作だ。

 ゲーム内容は基本的にGTAのシステムを踏襲しており、箱庭の学園内を自由に行動し、ゲームを進めていく3rdパーソンアクションだ。学園生活が舞台になっているため、時間の概念はGTAよりも厳密で、昼・夜での生活がきちんと存在している。



■ 親にすら見捨てられた札付きの悪ガキ「ジミー」の戦いが今始まる!!

5番目の父親を迎えての旅行だったはずが……
哀れ、母親に置いてけぼりにされてしまうジミー
 主人公ジミー・ホプキンスは、学校を追放されてしまうほどの札付きの悪ガキだ。母親もいい加減手を焼いたのか、何と5番目の新しい夫とのハネムーンに向かう途中、全寮制のブルワースアカデミーにジミーを放り出して行ってしまう。

 親に見捨てられ、天涯孤独の身となったジミーは、このブルワースアカデミーで自活の戦いを始めることになる。学園生活を共に送る生徒と教師は一癖も二癖もある人物ばかり。一年間の学園生活をうまく乗り切り、ライバル達の裏をかくことに成功すれば、学園のボスに君臨することができるかも……!?  ブルワースアカデミーの学生はおおむね4つのグループにわかれて生活をしている。ジミーは彼らから依頼を受け、様々なミッションを遂行していくことで、リスペクト(=尊敬)を受け、学園内での立場を強くしていく。

 各グループから受けるミッションはジミーの重要な収入源でもある。ゲーム中に「○バックス」という言葉が飛び交うことがある。これはつまりスラングで、1バックス=1ドルという意味だ。

 ストーリーは全体的にブラックジョークに満ちているコミカルさがあり、青春とか初恋と言った青臭い話はほとんど無縁だ。不本意にブチ込まれ、様々なグループと付き合わなければならない学園生活を、一人突っ張り通して生きていくような雰囲気も何となくあり、ジミーに対しそれなりに感情移入をしてプレイをすることができるだろう。

●登場する学生グループ

ナード
 いわゆる「ガリベン」や「オタク」だ。なぜか常にチャックが全開になっているなど、見た目がきわどい。日本で似たようなゲームをつくろう物なら何かしらの自主規制が入りそう。彼らは図書館などをテリトリーにしており、化学にも知識があり「スティンクボム」と呼ばれる武器を持っている。

ジョックス
 スポーツ選手の俗語だが、その名の通りアメフトなどのスポーツ部活動に従事しているグループだ。スポーツフィールドのいたるところにいる。リフティング勝負などをプレイヤーに誘ってくることもある。

プレッピーズ
 プレッピーとは要するに「いいところのお坊ちゃん、お嬢さん」という意味で、服装も何となくトラディショナルな感じだ。自分と違う身分の人間には全く興味を示さないようにも見えるが、ジミーの存在感が高まるにつれて、彼らとの接点も生まれるだろう。

グリーサーズ
 つまるところ映画「グリース」に出てくるような格好をした連中の集まりだ。クルマの整備場あたりを拠点にして活動している。がらっぱちが悪いので犯罪者予備軍にしか見えないが実際の行動もそんな感じになっている。どちらかというと近づきたくないタイプ。

ジミーに接触してくる最初の人物、ゲイリーは野心家だ ゲイリーとピティー、なんとも性格の違う二人との交流
いじめっ子同士の乱闘という何ともすごい光景 学園生活を送っているとこんなチャンスもある
ナードグループの生徒。チャックはいつも全開だ ジョックスの生徒からリフティングを誘われることも
ガリ勉のナードはいびられ役だが、なかなかいい味を出している 人類の力を超越した戦いが今回も始まる!
プレッピーズの生徒は真面目でしっかり者っぽい雰囲気 ミッションでは報酬が得られることもある。やはりナードのチャックは全開




■ 学園生活を送るには授業も大切!

ドッジボールなど運動系の授業は面白い
ショップクラスは細やかな操作が非常に難しい
 ブルワースアカデミーは正規の学校なので、当然のことながら毎日授業が設定されている。始業のベルが鳴ったら特にミッションを請けていなければ、授業に出た方が良いだろう。各授業はミニゲームになっており、これをクリアすると、ジミーに新たな能力が加わる。

 授業はいくつかのステップに別れており、ステップアップするごとにミニゲームの難易度が上がる代わりに得られるご褒美も大きくなる。悪ガキ・ジミーが、授業に積極的に参加するというのも変な話だが、ゲームを有利に進めるには必要不可欠な要素だ。

 しかしながら、授業自体は必ず出なければ行けない、というものではない。ミッションを遂行したり他の行動をする場合はサボってしまって全く問題ない。ただし学園内を巡回している教師には注意して欲しい。

 教師達が授業をサボっているジミーを見つけると、執拗に追いかけてくる。彼らに捕まると、強制的に授業に出ることになり、ミッション進行中の場合は中断となってしまう。ゴミ箱に隠れるなどいくつか追跡をまく手段もある。うまく行動することが肝要だ。

 学園内で行われる授業は以下の物がある。基本的に英語以外の授業は少し慣れれば難なくこなすことができるだろう。英語のミニゲーム自体は後述するが非英語圏に住む人間としてはやや厳しい。英単語帳を少しめくったところで解決できるレベルではなさそうだ。

ブルワースアカデミーの授業一覧

英語
 日本で言うところの国語に相当する。用意されたアルファべットを組み合わせて、規定数の単語を制限時間内で作り上げる、という日本人プレイヤーにとっては一番酷なミニゲームが用意されている。英単語帳を引っ張り出しても制限時間が恐ろしくキツい!

ジム
 ジムというと日本ではフィットネスを連想してしまうが、ここでは体育を意味する。格闘もあればドッジボールのような球技もあり、ミニゲームとしては一番ゲームらしい内容が詰まっている授業だ。肉体が鍛えられることで新たな技をマスターできるだろう。

ショップクラス
 技術の授業だ。自転車やクルマを組み立てるミニゲームになっており、指定された動作をテキパキとこなさないといけないが、この操作がなかなかシビアでなかなか難しい。ちなみに3回失敗すると授業落第になってしまうので、気をつけよう。

フォトグラフィー
 その名の通り写真撮影の授業だ。アメリカではこのような物も授業なのか!?と思ってしまうが、とりあえずゲーム中ではしっかりとカリキュラムに組み込まれている。一癖も二癖もあるゲームなので、何かスゴイ物が撮れてしまうかもしれない。

アート
 美術だ。なぜか毎回のモチーフがセクシーな女性教師なのが非常に気になる。大昔にあったアーケードゲーム「クイックス」のようなミニゲームが用意されている。レベルがあがるとなかなかの難易度だが、ミニゲーム単体としてはなかなかの完成度。

化学
 悪ガキの必須要素、人にイタズラする時に欠かせない特殊武器を作るには化学の知識が欠かせない。音楽ゲームの要領でコントローラのボタンをタイミングよく押していくことで実験授業をこなして行けば、新しいアイテムを作り出すことができるようになる。

英語の授業はプレイヤーの単語力がひたすら問われる 化学の授業は音楽ゲームのようなタイミングが大切だ
授業は適度にサボらずに出ておいたほうが得策だろう 校舎内には様々な生徒が活動している
教師の目にご用心。どこまでも執念深く追いかけてくる トイレなどの細部のディティールも丁寧に表現されている
美術クラスは何故か毎回先生がモデルである 新しく得たケンカ技はさっそくライバルに使おう
ミッションもきちんとこなすと良いアイテムが手に入る 多種多様な生徒から様々なお願いをされる




■ こんなに笑えていいのか!? 抱腹絶倒のミッションの数々

木の上からパチンコでフットボール選手を攻撃
学園内に住むホームレスのオヤジにコンタクト
 ブルワースアカデミーの生徒から請ける数々のミッションは、思わず笑ってしまうような内容のものが目白押しだ。このゲームがタイトル名から連想される、陰湿ないじめや暴力一辺倒のゲームではなく、「わあ、バカだな」と思わず笑ってしまう濃厚なブラックジョークの塊であることが、プレイをすればすぐに理解できる。

 本作は基本的にどのミッションにも笑いが散りばめられており、いささか非現実的な点も含めて、現実世界の学園生活を、ゲームとしていかに茶化した内容に仕立てているかをプレイヤーは楽しむことができるだろう。

 ミッションを遂行するには、様々なアイテムと武器が必要不可欠だ。出る杭は打たれるという言葉どおり、ジミーの行動が目立てば味方も増えるがその分敵も増える。パンチやキック、投げ技はジムの授業で鍛えたり、ミッションをこなすことで強力な技やコンボを取得することができる。繰り出す技はケンカ攻撃その物なのも登場キャラクターの年齢を反映してのことかもしれない。

 パチンコやスティンクボムといった武器も心強い味方になる。入手方法は様々で、化学系のアイテムは自分の部屋の実験器具でつくることも可能になる。GTAが銃をメインに使うアクションだとすると「BULLY」はキックパンチが主体の格闘アクション要素が強い。

 数あるミッションの例としては、ジョックスのグループに属するチアガールに宿題のノートを強引に取り上げられたナードの女の子から奪回と報復を依頼されたり、生徒会長に立候補した男の候補者演説を邪魔されないように護衛したり、はたまたなぜか学園内に住み着いているホームレスの依頼を聞いたりと、内容は多岐に渡っている。

 ネタばれになるが、シリアスなシーンも時折ある。仲間だと思ってた人物に裏切られた時などだ。ジミーの存在が邪魔になり、敵対していたグループとひそかに手を結び、罠にはめてくるという展開もゲーム中用意されている。

 ジミーがこの危機をうまく脱すると、敵対グループの人間とも手を結ぶことができ、学園生活におけるジミーの行動範囲も広がってくる。力による勢力争いだけでなく、拳と拳で培った青春・友情も体験させてくれる点がいかにも学園物らしくてイイ感じだ。ストーリー的には無茶苦茶ドロドロしてそうだけど。

頼み事と引き換えに新たな技を教えてもらう チアガールにノートを取り上げられてしまう彼女
ジミーは当然黙っていない。ロッカーをこじあけてノートを奪取だ ハロウィンのイタズラ。背中に「蹴って!」と張り紙をする
ビー玉を撒いて派手な転倒を演出 ナードの願いはやはりマニアックなものが多い
犬の糞を燃やして教師に一泡吹かせよう クラス長を選出に燃えるガリベン君にもジミーの力が発揮
演説の危機管理担当にされてしまうジミー 演説が始まる。パチンコを武器に邪魔にくるヤツらを撃退だ
出る杭は打たれる、ジミーの活躍がゲイリーの嫉妬と野心を刺激する 各グループの親玉の目の前で制裁が始まる
ジミーはどんな事態にも決して負けない!? 巨体のいじめっ子、ラッセルを倒すことができるのだろうか




■ 深く楽しむには英語力が欲しくなる悩ましいゲーム内容

 「BULLY」は「GTA」のような箱庭型のオープンスペース型のアクションゲームが好きで、なおかつ欧米物ならではのブラックジョークに満ちたストーリーと、Rockstarならではのとんがったゲームデザインが好きな方には文句無しにオススメできるゲームと断言できる。

 学園の中という「GTA」より規模が小さく、型にはまったような印象のあるゲームだが、昼に食堂へ行けばランチを食べられたり、女の子と仲よくなれば恋人を作る事もできる。先生やガードマンの目を盗んで学園内を行動すれば、様々なやり込み要素が散りばめられている。39.99ドルという価格以上の内容が詰まった良作だ。

 システム的に「GTA」を踏襲しているせいか、欠点も大体「GTA」と同じだ。つまり、日本人にとって英語のフルボイスだけで展開されるゲームのストーリーをどこまで理解できるかが問題だ。ゲームのルールは、ゲーマーなら即座に理解できるレベルだが、ストーリーの細部は英語圏の人か、英語スキルがきちんとある人でないと難しい。

 ちなみにRockstarのPS2タイトルのリリースは「BULLY」で終了という訳ではない。「殺られる前に殺れ!」を実践するサバイバルゲーム「Manhunt」の続編「Manhunt 2」が控えている。海外ゲーム市場では、PS2から目が離すにはまだ早すぎる。

ハロウィンなのに何故かナチスのコスプレ 着替えを入手すればコスチュームも自由に変えられる
ストーリーが進むと新たなチャプターに突入できる 様々な困難を乗り切って一年の学園生活を満喫しよう


(C) 2007 Rockstar Games. All rights reserved.

【BULLY】
  • プレイ人数:1人
  • オンライン機能:未対応
  • 解像度:ワイドスクリーン


□「BULLY」公式ホームページ
http://www.rockstargames.com/bully/home/



■ 今すぐチャレンジできる! ダウンロードコンテンツ

子アヒルちゃんを救出するシンプルなゲームだ
SIXAXISの傾き機能を使い脱出口まで導こう
第二回:おもちゃのアヒルちゃんを救え!! 「Super Rub A Dub」

 PS3発表時にSIXAXISコントローラを使って浴槽に浮いたおもちゃのアヒルを動かすテクニカルデモが公開されて話題を集めた。あのデモをゲーム化し、ダウンロードゲームとして製品化したのが「Super Rub A Dub」だ。

 本作は現在、北米のPS.storeから体験版がダウンロードできる。利用するには、北米アカウントが必要であり、さらに製品版をダウンロード購入するには現地発行のクレジットカードが必須と、なかなかハードルが高いコンテンツとなっている。クレジットカードによるリージョン規制による市場の保護は、ビデオゲームでもスタンダードな手法になりそうで、何とも残念だ。

 しかし、あきらめるのはまだ早い。本作は奇しくも日本語版が「ぽちゃぽちゃあひるちゃん」としてこの5月25日にPS.Store経由でダウンロード販売されることになっている(税込価格840円)。体験版は5ステージしか遊べないが、製品版は全60ステージもあり、しかもオンラインでランキングサーバにハイスコアとリプレイをアップできるので、興味を覚えた方は今すぐチャレンジしてみよう。

 さて、「PS3の持つSIXAXISって何だろう?」と読者諸氏は思ったことはないだろうか?傾きがゲームプレイの新しい楽しさを……と言われても漠然すぎて何がなんだか理解できないところだが、本作はSIXAXISの持つ機能の一端を使った体感型のゲームになっている。

 「flOw」などをはじめ、SIXAXISコントローラの特徴をゲームに取り入れたタイトルは本作も含めていくつか目につくようになってきた。「flOw」(これもなかなかの秀作なのでぜひプレイしていただきたい)には体験版が存在しないが、本作にはある、という訳でSIXAXISコントローラの持つ機能や可能性を試すにはうってつけなのだ。

 ゲームのルールは簡単、SIXAXISコントローラを傾けると浴槽もいっしょに傾くので、うまくアヒルちゃんを誘導して子アヒルちゃんを制限時間内に助けて脱出口となる排水口とも言うに導くだけだ。

 ゼンマイ仕掛けのサメがうろつくステージもあり、捕まると食べられてしまうので、うまく逃げつつ、救出することが重要だ。面白いのはコントローラを「ホイっと」ゆするとアヒルちゃんがジャンプをする。「ああ、こういう動作ができるんだ~!」とSIXAXISの機能がゲームのプレイを通して理解ができるようになっている。

 本作のゲームとしての意義は突き詰めるとそれだけであって、猛烈にハマる訳でもないしゲーム性が秀逸な訳でもない。ただカワイくてお手軽で、コントローラの使い方が理解できる、それだけだ。ゲームとしてもうひとつ何か欲しいところだが、このゲームの出自が出自だけに仕方がないのかもしれない。

 もともとテクニカルデモだった物を一本のゲームとして作り上げた物のせいか、ゲーム性は今ひとつ「?」な内容ではあるが、インタラクティブなテクニカルデモとして考えると満足度は高い。筆者もさっそく「ぽちゃぽちゃあひるちゃん」の製品版をダウンロード購入して、アヒルちゃんと戯れる予定だ。

最強のライバルが「ゼンマイ仕掛けのサメ」。うっかり近づくと食べられてしまう 振動を与えることでサメを気絶させるというテクニックも使える


(C) 2007 Sony Computer Entertainment Europe.
Developed by Sumo Digital All rights reserved.

□「ぽちゃぽちゃあひるちゃん」公式ホームページ
http://www.jp.playstation.com/scej/title/ahiru/

(2007年5月25日)

[Reported by Game Dude]



当連載でご紹介したゲームは日本国内で流通しているハードウェアでは動作を保証するものではありません。編集部では海外版ハードウェア・ソフトウェアを輸入して紹介しています
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