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会場:東京首都圏ほか
「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」は、これまで別々に開催されていたゲーム、アニメ、マンガ・キャラクタ、音楽、放送、映画といったコンテンツ関連産業のアピールの場としてのイベントを有機的に結びつけることで、日本のみならず海外に向けてもアピールしていく事を目的に設立された。委員長には社団法人 映画産業団体連合会常任理事を務める大谷信義氏が就き、副委員長に依田 巽氏、迫本淳一氏、重宣 浩氏が就任。重宣氏はエグゼクティブ・プロデューサーも兼任している。 オフィシャルイベントとして予定されているのは現段階では「12」だが、まだ増える可能性があるという。予定されているのは、「東京ゲームショウ2007」、「DiGRA 2007」、「CEDEC 2007」、「Japan Animation Contents Meeting 2007」、「ASIAGRAPH 2007」、「東京アジア・ミュージックマーケット」、「第20回東京国際映画祭」、「TIFFCOM 2007」、「秋葉原エンタまつり2007」、「ATP賞テレビグランプリ」、「第34回『日本賞』教育番組国際コンクール」、「東京コンテンツマーケット」となっている。 重宣氏は「コ・フェスタ」について、「最初聞いたときは、『これだけのものが一緒に?』と一瞬思ったが、できるのは日本だけとも思った。大事なのは連携していくこと」とし、「『東京国際映画祭』を見に来た外国の方に秋葉原を観ていただく。そこで何かが生まれる」とコメント。現状では会期が40日間程度となっているが、3年の間に会期を16日間まで短縮し、海外から来たバイヤーなどの利便性を向上させ、よりシナジー効果を上げたい意向だとしている。 会期は前述の通り9月19日から10月28日。つまり東京ゲームショウ2007からスタートすることになる。壇上で挨拶を行なったCESA専務理事の堀口大典氏は「トレードショウとしての意味合いを強化するべく1日会期を増やしている。また、国際化という観点から多言語に対応させる。『コ・フェスタ』の幕開けとなるイベントなので心してやる」と決意を延べた。 ゲーム関係で言えば、通常は8月末に開催される「CEDEC」が、今年は「DiGRA」と合わせて開催されることとなっている。会期は「東京ゲームショウ2007」の終了した次の日の9月24日から28日まで。会場は東京大学・本郷キャンパスとなる。また、秋葉原エンタまつり2007も開催が予定されており、今年は10月20日から28日までの開催が予定されている。
重宣氏によれば、オフィシャルイベント以外にもパートナーシップイベントやフレンドシップイベントなどを開催し、総合的に盛り上げていきたいとしている。「東京ゲームショウ2007」や「CEDEC」、「DiGRA」、「秋葉原エンタまつり」以外にもゲーム関連のイベントが行なわれる可能性があるので、秋のイベントシーズンに向けて注目していきたい。 □「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」のホームページ http://www.cofesta.jp/ □関連情報 【2006年8月29日】東京大学、経済産業省、ゲーム業界 「ゲーム産業戦略~ゲーム産業の発展と未来像~」を発表 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060829/meti.htm (2007年6月12日) [Reported by 船津稔]
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