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SQUARE ENIX PARTY 2007レポート

「ファイナルファンタジー XI アルタナの神兵」を正式発表
時空を超え過去のヴァナ・ディールを旅する拡張ディスク第4弾

5月12~13日開催

会場:幕張メッセ9ホール~11ホール

 株式会社スクウェア・エニックスは、SQUARE ENIX PARTY 2007の「ファイナルファンタジー XI」特設ステージにおいて、最新拡張ディスクとなる「アルタナの神兵(英題「Wings of the Goddess」)」を正式発表した。日本と欧米(米、英、仏、独)の同時展開を予定し、提供プラットフォームはプレイステーション 2、Xbox 360、およびWindows PC。発売時期は2007年冬を予定し、価格は未定としている。

「ファイナルファンタジー XI」特設ステージの裏側にこっそり公開されていた「アルタナの神兵」タイトルロゴ
「ファイナルファンタジー XI」ブースは、拡張ディスクの発表があったこともあり、他の新作タイトルを上回る集客ぶりを見せた
取材に協力いただいた「FF XI」プロデューサーの田中弘道氏。「アルタナの神兵」についてはまだガードが堅かったが、「今回もひんがしの国じゃありませんよ(笑)」と予測を外した展開を嬉しそうに語ってくれた
 「ファイナルファンタジー XI アルタナの神兵」は、「ジラートの幻影」、「プロマシアの呪縛」、「アトルガンの秘宝」に続く拡張ディスク第4弾。ちょうど1年半のサイクルで拡張ディスクをリリースしてきたことから、今年に入ってからコードネーム“EX4”として、その存在が噂されていたが、例年だとE3の時期に相当するこの5月にようやくお披露目された。

 ディレクターは、「アトルガンの秘宝」から継続して小川公一氏が担当。ちなみに、今回タイトルは、日本語表記「アルタナの神兵」、英語表記「Wings of the Goddess」に加え、ドイツ語表記「Die Flügel der Göttin」、フランス語表記「Les guerriers de la Deesse」も用意された。英語表記を直訳すると「女神の翼」となり、女神とはアルタナを指しているとはいえ、日本語表記とは若干ニュアンスが異なる。

 今回発表されたのは、「アルタナの神兵」のプロモーションムービーとタイトルロゴのみ。プロモーションムービーの内容は、意味深なキーワードを挟みながら、これまでの名シーンを振り返りつつ、シームレスに新エリアの映像を見せるというもの。新エリアは、ヴァナ・ディールの既存エリアの面影を残した既視感のあるエリアデザインになっており、一種パラレルワールドのような不思議な感覚に陥る。今回の発表に合わせて公式サイトでムービーが公開されているので一度見てみるといいだろう。

 気になる舞台設定については、残念ながら現時点では明示されず、新たな情報公開を待つ必要がある。ただ、意味深なキャッチコピー「いま、失われた物語がふたたび時を刻み始める」、トークセッションでのディレクター小川氏の発言「東でも西でもありません」、そしてプロデューサー田中弘道氏を筆頭とした関係者への取材から得られた情報から、おぼろげながらゲームの内容が見えてきた。

 それでは以下、独自取材で得た情報と弊誌の推測を交えながら「アルタナの神兵」の内容について紹介していくが、同作は現在開発中のタイトルであり、今後仕様が変更される可能性もあるのであくまで参考程度にとどめておいてほしい。

 まず、「アルタナの神兵」の舞台となるのは、「FF XI」本編以前の“過去のヴァナ・ディール世界”となる。「FF XI」では、わずかに形をとどめた遺跡と伝承という形で伝えられている歴史世界だ。「アルタナの神兵」では、この“終わった世界”に何らかのきっかけで、冒険者たちがタイムトラベルし、そこで巻き起こるさまざまな出来事に介入していくことになるようだ。

 本編以前のストーリーは、これまでにゲーム内のミッションやクエスト、そして公式サイトや攻略本等を通じて点描されてきているが、神々の末裔といわれる古代の民が滅び、女神アルタナと男神プロマシアの介入によって再び世界に生命が生まれ、互いに争い合う「太古の時代」から、獣人が跳梁跋扈するなか、今に残る三国が勢力を伸ばしていく「三国鼎立時代」、そして三国が一致団結し、闇の王の勢力に対抗していく「クリスタル戦争の時代」に至るまで、長い長い歴史がある。

 「アルタナの神兵」の舞台になるのは、そのいずれかなのか、すべてなのかは定かではないが、ムービーを見る限り、現在ダンジョンや獣人拠点として名をとどめるエリアの建設物がいくつか完全体となっていることから、「クリスタル戦争」周辺となる可能性が高い。

 たとえば、クリスタル戦争に一兵士としてザルカバード会戦等の戦いに参加したり、あるいは外交官的なポジションとして現役時代のシャントット博士に出会えるのかもしれない。「FF XI」の壮大なバックグラウンドとこれまでに蓄積された膨大なデータ群をうまく活かした一種外伝的なエピソードが楽しめそうだ。

 その他、ゲームを構成する新システムや新コンテンツなどの新要素については、バトルディレクター松井氏の「新魔法を追加する」ぐらいしか公式発表されていないが、ディレクターが小川氏であることから、アサルトやチョコボレースのような硬軟織り交ぜたお楽しみコンテンツが用意されるのは間違いないと見て良いだろう。また、期待される新ジョブについても現時点では明言を避けているが、引きの強い有力コンテンツでもあり、大いに期待したいところだ。

 対象レベルは、「ジラート」が高レベル向け、「プロマシア」が30から75、「アトルガン」が高レベル向けと来ていること、さらに今年ソースネクストからスターターキットが発売され、ドイツ語版、フランス語版の発売もスタートしたことから、低レベルから高レベルまで一通りカバーしたものになると予測できる。

 発売時期は年内としており、年末商戦向けのコンテンツとして11月から12月上旬頃になることが予想される。ユーザーの立場としてみると、「『アトルガンの秘宝』がまだ途中なのに内容は大丈夫なのか?」という気もするが、田中氏によれば、「アルタナの神兵」は、「アトルガンの秘宝」と同時並行して開発が進められ、すでに1年以上が経過しているということで、あまり心配しなくても良さそうだ。

 強いて言えば「アトルガンの秘宝」関連アップデートと被りそうなのが若干心配だが、設定的にも非常に楽しみな「アルタナの神兵」。女神アルタナとの関わり合い、“神兵”とは何なのか、新ジョブは追加されるのか否か。まだまだ見えない部分が多いが、今後の続報に期待したい。

「アルタナの神兵」のスクリーンショット。左から順に、バタリア丘陵、ダボイ、グスタベルグを彷彿とさせるエリアデザインとなっている

「アルタナの神兵」はトークセッションの目玉情報として冒頭で紹介された。写真は、「アルタナの神兵」の発表を報告するプロデューサーの田中弘道氏、総合ディレクターの河本信昭氏、「アトルガンの秘宝」と「アルタナの神兵」のディレクター小川公一氏

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□スクウェア・エニックスのホームページ
http://www.square-enix.com/jp/
□「スクウェア・エニックス パーティ 2007」のページ
http://www.square-enix.co.jp/party07/
□「ファイナルファンタジー XI」のホームページ
http://www.playonline.com/ff11/
□「ファイナルファンタジー XI アルタナの神兵」特設サイト
http://www.playonline.com/ff11/altana/index.html
□関連情報
ファイナルファンタジー XI連載~ヴァナ・ディール“近東”見聞録~
http://game.watch.impress.co.jp/docs/backno/rensai/ff11ren2.htm
【5月12日】スクウェア・エニックス、プライベートショー「SQUARE ENIX PARTY 2007」開幕
「KINGDOM HEARTS」の新作制作中など新情報も公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070512/sqex_1.htm
【5月10日】スクウェア・エニックス、「SQUARE ENIX PARTY 2007」プレカンファレンスミーティング開催
「ラスト レムナント」はPS3/Xbox 360で北米/日本同時発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070510/sep.htm
【5月7日】スクウェア・エニックス、「スクウェア・エニックス パーティ 2007」
対戦大会やデータダウンロード、配布物情報を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070507/sep.htm

(2007年5月12日)

[Reported by 中村聖司]



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