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BBA、「AOGC2007」の開催概要を発表
今年のテーマはコミュニティ、基調講演はマイクロソフト泉水敬氏

2007年2月22日~23日開催

会場:ベルサール神田

 有限責任中間法人ブロードバンド推進協議会(BBA)は、「アジアオンラインゲームカンファレンス(AOGC)2007」の開催概要を発表した。開催日程は2月22日と23日の2日間で、会場はベルサール神田を予定。無料・有料セッションを含め全32セッションという過去最大規模での開催となる。参加費は20,000円となっている(事前申込時)。

 AOGCは、BBAが2005年から毎年2月に開催しているオンラインゲームに特化したゲーム開発者向けのカンファレンス。毎年2月に開催されることもあり、オンラインゲーム市場のその年のゆくえを占う意味で、注目に値するイベントとなっている。

 3回目を迎えるAOGC2007では、基調講演にマイクロソフト執行役Xbox事業本部長泉水敬氏を迎え、「コミュニティ」をテーマにさまざまなセッションの開催が予定されている。過去をひもとくと、2005年はスクウェア・エニックス代表取締役社長和田洋一氏とエンターブレイン代表取締役社長浜村弘一氏、2006年はガンホー・オンライン・エンターテイメント代表取締役社長森下一喜氏が基調講演を担当してきた。

 見方を変えると、2005年はゲームパブリッシャー、2006年はオンラインゲームパブリッシャー、2007年はプラットフォーマーの登場ということになる。あらゆるゲームプラットフォームがオンライン化した2007年にふさわしい人選といえる。また、マイクロソフト単体で見ても、Xbox 360とコミュニティというくくりでは、E3 2006でビル・ゲイツ会長自らが発表したLive Anywhere戦略がある。いよいよその具体的な戦略が明かされるのか、あるいはまったく別のサプライズが提示されるのか。その内容は大いに注目されるところだろう。

 そのほか、有料セッションの講演者のリストには、ガンホー・オンライン・エンターテイメント取締役開発本部長堀誠一氏、コーエー執行役員松原健二氏、ゲームポット代表取締役社長上田修平氏、サイバーステップ代表取締役社長佐藤類氏、さくらインターネット代表取締役社長笹田亮氏などなど、国内を代表するオンラインゲームパブリッシャーの責任者が名を連ねている。AOGC2007も例年以上に建設的な提案が行なわれることを期待したい。

□ブロードバンド推進協議会のホームページ
http://www.bba.or.jp/
□「AOGC 2007」のページ
http://www.bba.or.jp/AOGC2007/
□関連情報
【10月17日】「AOGC 2006 Seoul」が10月19日よりソウルにて開催
基調講演にガンホー森下氏、日本からは総勢4名が参加
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061017/aogc.htm
【2月16日】アジアオンラインゲームカンファレンス2006 記事リンク集
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060216/aogclink.htm
【2月9日】BBA、アジアオンラインゲームカンファレンス2006を開催
ガンホー森下氏の基調講演はゲーム産業のパラダイムシフトを強調
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060209/aogc_01.htm

(2006年12月21日)

[Reported by 中村聖司]



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