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会場:ソウル繊維センター
「AOGC 2007 Seoul」を主催するコンテンツ経営研究所は、ブロードバンド推進協議会オンラインゲーム専門部会のメンバーのひとりであるソウル中央大学助教授魏晶玄氏が代表を務める研究機関で、韓国ソウルでの開催は昨年に続き2度目となる。 共催パートナーとして韓国ゲーム産業協会(KAOGI)、スポンサーにはSoftbank Commerce KoreaやHYOSUNG CDNなどが名を連ね、2日間で22セッションが開催される。同時通訳は日本語、中国語、英語に対応し、日本、韓国、中国の3カ国に加え、ベトナムやアメリカのセッションも開催されるなど、国際色豊かなカンファレンスとなっている。 日本からは、AOGC 2006で基調講演を務めたガンホー代表取締役社長森下一喜氏を筆頭に、コーエー執行役員松原健二氏、ゲームポット代表取締役社長植田修平氏、NHN Japan副社長森川亮氏の4人が出席。ガンホー森下氏は、「日本オンラインゲーム市場の現在と未来」と題した基調講演を行なう。内容的には、日本での基調講演に準じたものになる見込み。 コーエー松原氏は、コンシューマ市場が圧倒的なシェアを占める日本ゲーム市場の特殊性に着目し、次世代機をキーワードに日本のオンラインゲーム市場の今後の方向性と課題を紹介する。AOGCでは初登場となるゲームポット植田氏とNHN Japan森川氏は、それぞれ「スカッとゴルフ パンヤ」、「ハンゲーム」という韓国発のオンラインコンテンツをいかに日本で成功させたのか、そのノウハウを紹介する。
今回のカンファレンスは、日本のユーザーにとっては直接関係ないが、飽和化が進む韓国市場の再活性化の一助になり、結果として良質の韓国オンラインゲームがより多く日本に届けられるきっかけとなることを期待したい。 (2006年10月17日) [Reported by 中村聖司]
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