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今回のアップデートの目玉となるのは、大人数バトル「サルベージ」の導入だろう。サルベージは“アライアンスでの探検”をテーマに開発されているが、単純に戦闘しながら進むだけでなく、アライアンス全体のチームワークが求められる設計になっているという。 基本的な仕様を見ていくと、参加可能レベルは65以上で、参加可能人数は6人から18人まで。「アトルガンの秘法」ミッションをある程度進めておく必要はあるが、傭兵階級による制限はない。参加するためのチケット代わりとなる「だいじなもの」は、アサルトで得た2,000点の作戦戦績と引き換えに入手でき、参加者1人1人が所持している必要がある。ただし1度サルベージに参加すると、日本時間の24時を過ぎるまでは再入場できない。 サルベージが行なわれる場所は、「遺構」と呼ばれる場所で、アップデートにより「ゼオルム遺構」、「アラパゴ遺構」、「バフラウ遺構」、「銀海遺構」の4つの新エリアが追加される。「サルベージ」に参加したプレーヤーは、各遺構の最深部にいるボスモンスターを倒すことが目的となる。 エリアは4つだが、アサルトのシステムを利用しており、該当エリアを占有した状態でプレイする。他のアライアンスによる占有の影響も受けないため、各アライアンスが好きなタイミングでスタートできる。なお占有時間は100分に固定されており、デュナミスのような時間の延長は用意されていない。 サルベージの最大の特徴は、プレーヤーキャラクタに制限をかける「アルザダールパトス」が適応される点。大別すると、武器や防具が装備できなくなる「エンカンバー」、サポートジョブが無効になる「オブリビセンス」、ジョブアビリティの使用が制限される「インペア」、魔法の使用が制限される「オメルタ」、ステータスを著しく低下させる「デビリテート」という5つの種類があり、最大20種類の制限がかけられる。 アルザダールパトスは、遺構内のモンスターを倒すと得られる「インビュードアイテム」を使えば解除できる。1つのインビュードアイテムは、1つの制限に対応しており、全部で20種類存在する。ただし解除されるのは、インビュードアイテムを使用したプレーヤーのみなので、誰がどの制限を解除するのかを適宜判断しながら攻略していくことになる。なおインビュードアイテムを所持したままでは他のサルベージに参加できないので、突入の際には所持品を確認しておくといいだろう。 イメージ的には、3~6人でプレイするアサルトを多人数化・大規模化したものといった感じで、ユーザーのプレイスタイルに、より柔軟に対応できるだろう。またアサルトの作戦戦績に新たな使い道ができたことで、アサルトの活性化にもつながりそうだ。
このほか12月19日のアップデートでは、ナイト、暗黒騎士、青魔道士、コルセア、からくり士のジョブバランス調整や、チョコボ育成の新要素の実装、新グラフィックスのものを含む装備品や調理品の追加などが予定されている。またアップデートに合わせて、31日までの期間限定イベント「星芒祭」が開催される。
□スクウェア・エニックスのホームページ (2006年12月18日) [Reported by 石田賀津男]
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