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タイトー、アーケードの名作25本を収録!
PS2「タイトーメモリーズ2 上巻」

2007年1月25日 発売予定

価格:5,040円

簡単な内容や操作説明があるから知らない人も安心して遊べる
 株式会社タイトーは、プレイステーション 2用バラエティゲーム集「タイトーメモリーズ2 上巻」を2007年1月25日に発売する。価格は5,040円。初回版には、収録タイトルを解説した小冊子「タイトーメモリーズブック2 上巻」が特典として付属する。

 PS2「タイトーメモリーズ2 上巻」は、同社が'79~'96年にかけてリリースしたアーケード作品25タイトルをPS2で可能な限り忠実に再現したバラエティゲーム集。ゲームセレクト画面では各タイトルが年代別に表示され、お気に入りのタイトルがすぐプレイできる仕組み。タイトルごとに簡潔な内容および操作説明が表示される。プレイ中の閲覧、画面位置の調節、リセットなども可能となっている。

 '80年代のタイトルが中核を占めるラインナップは、30~40代のオールドファンには嬉しいのひとこと。ぶっちゃけてしまうと必ずしも名作ばかりではないが、アーケードゲームの変遷を辿る際にはチェック必須のタイトルが揃っていることは間違いない。「温故知新(古きをたずねて新しきを知る)」という言葉にもあるとおり、知らなかった人はこの機会にぜひともチェックしていただきたい。

【収録タイトル一覧】
スペースチェイサー('79年)、グランドチャンピオン('81年)、タイムトンネル('82年)、THE運動会('84年)、べんべろべえ('84年)、リターン オブ ザ インベーダー('85年)、黄金の城('86年)、キック アンド ラン('86年)、スクランブルフォーメーション('86年)、イグジーザス('87年)、スーパークイックス('87年)、レインボーアイランド('87年)、オペレーションサンダーボルト('88年)、コンチネンタルサーカス('88年)、中華大仙('88年)、飛鳥&飛鳥('89年)、S.C.I.('89年)、ダライアスII(('89年)、チャンピオンレスラー('89年)、ファイティングホーク('89年)、スペースガン('90年)、ニンジャキッズ('90年)、ダイノレックス('92年)、レイフォース('94年)、バブルメモリーズ('96年)

【スペースチェイサー('79年)】
スペースシップを操作して、ミサイルを避けながら画面内のドットを消していくアクションゲーム。自機の加速など、独自要素を盛り込むことで同時期にリリースされたドットイートタイプゲームとの差別化を図っている
【グランドチャンピオン('81年)】
トップビューのレースゲーム。雨、落雷、霧といった天候のほか、視界が制限されるトンネル、タイヤがすべるスリップゾーンなどが登場
【タイムトンネル('82年)】
上下2方向レバーで「デゴイチ」を操作するパズルゲーム。新幹線、宇宙人などのお邪魔キャラにぶつからないよう避けながら客車と連結し、駅のホームで乗せた客を宇宙船で降ろす
【THE運動会('84年)】
玉入れ、綱引き、二人三脚、障害物競走など7種目に挑戦するスポーツゲーム。キャラクタがブルマ姿の女子生徒という軟派っぷりだが、当時はそんなことなど一切気にせずボタンを連打していたような記憶が……
【べんべろべえ('84年)】
火災が発生したビルのなかで、障害物を避けながら放水で消火し、取り残されたなおちゃんを救出するアクションゲーム。異彩を放つ主人公ダミちゃんの外観など、コミカルタッチが特徴。出回りが悪かった(比較的回収が早かった)作品につき、当時プレイできなかった人はこの機会にチェックすべし
【リターン オブ ザ インベーダー('85年)】
看板作品「インベーダー」シリーズ第3弾。左右に動きながら降りてくる宇宙人を撃つという基本は同じだが、チャレンジ(ボーナス)ステージ、アイテムによる自機のパワーアップなど、'85年当時らしいアレンジが施されている。旧シリーズ作品の「ピキュン!」といった高音域のサウンドも刺激的だが、中~低音域でボリュームアップした本作の効果音も心地よく甲乙つけがたい
【黄金の城('86年)】
巨大なキャラクタを操作するベルトアクション。左右移動のほか、上、中、下のボタンを使いわけて敵キャラクタを倒していく。道中は、画面右から飛んでくるコウモリを剣で倒し、火の矢、レーザーなどの敵弾をシールドで弾き、身にまとった鎧をはがされないよう進んでいく。シールドを高速で上下させると一定時間バリアが出現。自機、敵キャラクタともに鎧がはがされた生身の部分に攻撃が当たるとミス。鎧のはがし方はもちろん、敵の武器を意図的に壊せるなど、やりこむたびに遊びの幅が広がる掛値なしの名作
【キック アンド ラン('86年)】
世界の強豪チームを相手に勝ち進んでいくワールドサッカーゲーム。今観ると普遍的な2Dタイプのサッカーだが、チームごとに特徴づけがなされていたり、コミカルな親しみやすいグラフィックなどで好評を博していた
【スクランブルフォーメーション('86年)】
仲間の機体をオプションにして、フォーメーションを変化させながら敵を倒していく縦スクロールタイプのシューティングゲーム。ボタンを押すごとにフォーメーションが変化。対空、対地など、状況に応じた戦略的な使いわけが必要とされる。緊急時にはボムとして消費することも可能。弾幕系では決して味わえない独特のプレイ感覚。未体験のシューティングファンは是非1度プレイしていただきたい
【イグジーザス('87年)】
コスモファイターを操作して、謎の軍団と戦う横スクロールタイプのシューティングゲーム。画面の右側からはもちろん左からも敵が出現するので、なかなか気が抜けない。アップテンポなBGMが心地よい作品
【スーパークイックス('87年)】
敵にあたらないよう自機を動かし、ラインで少しずつエリアを囲っていくアクションパズルの続編。アイテムによるパワーアップなど、前作にない新要素が盛り込まれている
【レインボーアイランド('87年)】
虹で敵を倒し、足場にしてジャンプしながら進んでいくアクションゲーム。ポップでキャッチーなグラフィックス、良好な操作性、裏技的な要素など、初心者からマニアまで楽しめる屈指の名作。オールドファンで未体験のゲームマニアはまずいないと思うが、DSのシリーズ最新作で存在を知ったという人はこの機会にぜひ!
【オペレーションサンダーボルト('88年)】
ガンシューティング「オペレーションウルフ」の続編。アーケード版同様、ふたり同時プレイが可能。当時は、イングラム風のコントローラーを両手にひとりで2Pプレイを楽しむ猛者もいた(筆者もやってみたがグレネードが撃ち辛かった……)。セオリーどおり敵を倒しアイテムを回収していけば、ガンシューティングが苦手な人でも最終ステージの機内まで進めるであろう適度な難易度が好印象
【コンチネンタルサーカス('88年)】
ジャパンGPのチャンピオンを目指すレースゲーム。時間内に決められた順位以上でゴールしないとゲームオーバー。タイヤが磨耗したときはピットインが可能。アーケード版は液晶シャッターにより立体的な擬似3Dグラフィックが楽しめた
【中華大仙('88年)】
西遊記をモチーフにした横スクロールタイプのシューティングゲーム。仙人マイケル・チェンを操作して、ギョーザ、シューマイ、ラーメン、雀牌などといった敵を倒していく。地表に当たると派手に弾ける「地裂弾」、三日月型のカッターで広範囲をまとめて攻撃できる「火竜」など、ショットのパワーアップが威力絶大。全体に爽快感が重視された作りが特徴
【飛鳥&飛鳥('89年)】
縦スクロールシューティングだが、左右にも可動スクロールする特徴を持つ。地味なグラフィックス、微妙な操作性、突如跳ね上がる難易度など、ある意味において「有名な作品」のひとつ
【S.C.I.('89年)】
「チェイスHQ」の続編。犯人を逮捕すべく逃走車を追いかけるカーチェイスゲーム。前作と異なり身を乗り出して銃を撃つなどシューティングゲーム的な要素が追加されている
【ダライアスII(('89年)】
名作シューティング「ダライアス」の続編。アーケード版は2画面と3画面の2バージョンが存在していたが、スクリーンショットを見る限り本作は2画面の模様。グラフィック、パワーアップが4種類に増えるなど正当進化といえる内容だが、前作のファンからは賛否両論あり
【チャンピオンレスラー('89年)】
ふたり同時プレイが可能なプロレスゲーム。登場レスラーは全部で8人。通常のファイトはもちろん、凶器攻撃、金網デスマッチなども可能
【ファイティングホーク('89年)】
某国攻撃機に似た戦闘機ファルコンを操作して敵爆撃を追撃する縦スクロールシューティングゲーム。通常弾と誘導弾で敵を攻撃する。同社から販売された「タイガーヘリ」、「飛翔鮫」を彷彿とさせるグラフィックが印象的
【スペースガン('90年)】
モンスターを倒しながら、宇宙船に取り残された人を救出していくガンシューティングゲーム。アーケード版には後退用のペダルがあり、迫りくるモンスターを後ずさりしながら攻撃できた。ただし多用するとタイムアップにつながるため要注意。難易度はかなり高め。後退やボムのタイミングなどを理詰めでキッチリ計算していかないと相当きつい
【ニンジャキッズ('90年)】
主人公“忍者の人形”を操作して、武器と忍術で敵を倒していくアクションゲーム。サクサク動く軽快な操作性、コミカルなグラフィックからカジュアルな印象を覚える人もいそうだが、難易度のほうはわりと骨太で実にやりがいのある作品
【ダイノレックス('92年)】
恐竜同士で戦う対戦格闘ゲーム。恐竜がタイマン勝負をするというシュールな世界観が、一部マニアの琴線を刺激した怪作。念のため触れておくと同社が現在展開中のTCG「ダイノキング」とは何の関連もない
【レイフォース('94年)】
捕捉した敵をまとめて攻撃できる「ロックオンレーザー」で好評を博した縦スクロールタイプのシューティングゲーム。完成度の高さは特筆もので、今プレイしても古さを感じさせない
【バブルメモリーズ('96年)】
「バブルボブル」シリーズの流れを汲む作品。ボタンを押し続けることでふくらみ敵がまとめて包めるようになる泡攻撃、巨大なボスキャラクタなど、全体に派手なアレンジが施されている。難易度はそこそこで誰でも楽しめるとっつきやすい作品


(C)TAITO CORP.1979-2006

□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□「タイトーメモリーズ2」のページ
http://www.taito.co.jp/d3/cp/taito_memories2/
□関連情報
【11月13日】タイトー、PS2「タイトーメモリーズ2 上巻」
初回特典に全25タイトルの解説などを収録した小冊子
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061113/taito.htm
□関連情報
【8月7日】タイトー、アーケードゲーム集の廉価版を発売
PS2「タイトーメモリーズ 下巻 TAITO BEST」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060807/taito.htm
【2005年8月25日】タイトー、PS2「タイトーメモリーズ 下巻」
ロックタイトルの出現条件を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050825/taito.htm
【2005年8月5日】PS2ゲームレビュー「タイトーメモリーズ 上巻」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050805/tm.htm
【2005年7月22日】タイトー、PS2「タイトーメモリーズ 下巻」
今明かされるマル秘テクニックや隠しを一挙公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050722/tm.htm

(2006年12月5日)

[Reported by 豊臣和孝]



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