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利用料金:無料(アイテム課金制)
ゲームの時代背景は、ラオウ、サウザー、シン、ユダ、ジャギ、アミバといった群雄が各地に割拠する乱世を舞台としており、時期については「ケンシロウがユリアを探して旅に出た頃」となっている。 公開されたゲーム概要によれば、ラオウはおろか、ケンシロウをすら倒すことが可能なようで、プレーヤーの選択次第で世界の有様が変わっていくということだ。キーワードとしては、「徒党」、「奥義」、「流派」などとあり、原作の世界観に即したハードコアなPvP世界が現出されることが予想される。一見する限りでは、各群雄を一種の派閥として機能させ、プレーヤーはいずれかの派閥に所属して、群雄同士で激しいRvRが展開されるように読める。 公開されたスクリーンショットは、開発中のものだけあって、影やビジュアルエフェクト等は一切カットされたバージョンとなっており、まだまだ荒削りな印象を受ける。同社によれば完成度は50%相当ということだ。同作は既存の“MMORPGの文法をぶち壊す”ことをテーマに掲げているが、それを伺わせるメニューやコマンドリスト、チャットウィンドウのたぐいもまだ見ることができない。 また、スクリーンショット内には移動手段として利用できそうな馬やバイクなどが確認できるが、生活感を感じさせるものは一切見られない。ゲームでは、原作と異なり、刹那的な格闘シーンだけに終始することはできない。プレーヤー間を繋ぐ経済活動はどう表現するのか、たとえばバイクにガソリンは必要になるのか、装備品や飲食のたぐいはどうなるのか、プレーヤー間のコミュニケーションはどうなるのかなど、まだまだ謎だらけだ。
「北斗の拳ONLINE」は、強烈な原作縛りのあるタイトルだけに、原作をどうMMORPGに落とし込んでいくのかは非常に注目されるところだ。引き続き、今後の情報公開に期待していきたい。
(C)1983 Buronson & Tetsuo Hara/NSP Approved No.EO-116
□ガンホー・オンライン・エンターテイメントのホームページ (2006年10月27日) [Reported by 中村聖司]
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