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ガンホー、「北斗の拳オンライン(仮)」を正式発表
海外展開を視野に入れ2006年度に正式リリース

6月29日正式発表

 ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社は、'80年代に一世を風靡した漫画「北斗の拳」を題材にしたMMORPG「北斗の拳オンライン(仮)」を2006年度に投入する。発売プラットフォームはWindows PCで、対応OSはWindows Me/2000/XP。

核戦争によって荒廃した世紀末を生き抜く主人公ケンシロウ。誰もが知っている名作漫画のひとつだ
 今回発表されたのは、漫画「北斗の拳」を題材にしたPC向けオンラインゲームの開発権と、国内と海外への配信の権利を取得したというもの。リリースではライセンスの及ぶ範囲が不透明だが、今回ガンホーと「北斗の拳」の著作権管理会社であるノース・スターズ・ピクチャーズ(NSP)との間で契約が合意に至ったことにより、「北斗の拳」をモチーフにしたオンラインゲームが、ガンホーを通じて日本と海外で配信されることになる。

 また、リリースによれば、「当社の海外展開の推進に寄与するものと考えております」とあり、同作を同社の海外展開の足がかりにしようと考えていることを伺わせる。事実、「北斗の拳」は海外でも高い知名度を誇っており、日本よりむしろ海外展開をメインターゲットとしたオンラインタイトルになることも考えられる。

 ガンホーに電話取材を行なったところ、コンテンツ開発部ゼネラルマネージャーの堀誠一氏より、「学生の頃から親しんできたコンテンツですので、今回『北斗の拳』に関われることについては大変嬉しいことです」とのコメントを頂いた。

 肝心のゲーム内容については、開発プロジェクトそのものが「まだこれから」としており、開発についても内部ではなく、外部委託を検討しているという。ゲームジャンルは「MMOアクションRPG」とし、必要スペックをβテスト時、つまり2006年度の標準的なスペックに準拠としていることから、フル3Dグラフィックスを採用することは間違いなさそうだ。

 MMOタイプのアクションゲームというと、コーエーが現在開発を進めている「真・三國無双BB」が思い当たるが、こちらのリリース時期も2006年度となっており、時期的に重なる。「北斗の拳オンライン(仮)」がどのようにしてオンライン上でリアルタイムアクションを実現するのか。内容のみならず、テクノロジー的にも注目の集まるタイトルである。

(C) 武論尊・原哲夫/NSP 1983.

□ガンホー・オンライン・エンターテイメントのホームページ
http://www.gungho.jp/
□プレスリリース
http://www.gungho.jp/press/052.asp

(2005年6月29日)

[Reported by 中村聖司]



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