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会場:幕張メッセ
入場料:当日1,200円、前売1,000円
さらにお昼ごろになると、「モンスターハンター ポータブル 2nd」に多くのファンが殺到、ピーク時はなんと300分待ちと表示されることもあり、改めて「モンハン」シリーズの人気の高さがうかがえた。 今回の主人公は、悪魔の右手を持つという教団騎士のネロ。□ボタンで銃、△ボタンを押すと剣を使って敵を攻撃するが、前作までの主人公ダンテとは異なり、○ボタンを押すと敵をつかんで投げるという新たな攻撃法が加わったのが大きな特徴だ。 さらにR1ボタンを押しながら○ボタンを押すと、右手を大きく伸ばして遠くにいる敵をつかみ、目の前に引き寄せることも可能。同様にR1ボタンと□ボタンを押すと、左スティックを入れた方向に高速突進を繰り出し、△ボタンとの同時押しでは敵を空中に跳ね上げる打ち上げ攻撃を出すことが可能。 最初のうちはR1ボタンの操作がうまくできなくて戸惑ったが、慣れてくるとこれが実に楽しく、特に新システムの投げを利用した攻撃がおもしろかった。つかんで投げた敵を別の敵にぶつけて巻き込んでみたり、遠くの敵をつかんでそのまま銃や剣での連続攻撃につなげるなど、バリエーション豊かな攻撃方法で敵を倒せるのがとにかく気持ちよかった。
また、今回プレイできた体験版では確認できなかったが、前作までの主人公・ダンテがゲーム中にいつ現われ、そしてネロとの間にどのようなストーリが展開されるのかも気になるところ。同社からのさらなる続報を期待して待ちたい。
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モンスター狩りをテーマにした、もはや説明不要の大人気ハンティングアクションシリーズ最新作。ブース内では4人がひとつのテーブルを囲んで座り、誰もが同席したプレーヤー同士でのオンライン協力プレイを体験が体験できた。 体験版は雪原を舞台に、10分の制限時間内に1体の大きなモンスターを倒すという設定。ブースの構成上、4人で来場した人以外は面識のない人同士で即席グループを組まなければならないが、逆にそれが幸いしてプレーヤー同士が自然と協力してモンスターを倒す楽しさに気がつくようになっていたように筆者は見えた。例えば、誰か1人が「閃光玉」のアイテムを使用し、モンスターが視界を失っている間に他のプレーヤーが剣や弓でダメージを与えるなど、いろいろ試行錯誤をしながらモンスター狩りをするおもしろさをプレーヤー全員が堪能できていたようだ。
さらにブースの横では、本作品のスペシャル映像、および前作「モンスターハンター ポータブル」の特別版クエストがPSPでダウンロードできるコーナーも設置されていた。ここにも持参したPSPを取り出しては、夢中になって遊ぶ来場者が数多くつめかけていた。
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「異議あり!」のセリフでおなじみの法廷バトルゲームシリーズ第5弾。前作「逆転裁判3」から7年後の世界が舞台で、プレーヤーはシリーズ初登場となる主人公、新米弁護士のオドロキこと王泥喜法介(おどろきほうすけ)となり、法廷で裁判を勝利に導くことを目指す。 彼が最初に臨んだ法廷には、なんと前作までの主人公、成歩堂龍一が容疑者としていきなり登場する展開には思わずビックリ。風貌はガラリと変わり、現在は弁護士をやめてレストランでピアノを弾いているとのこと。このレストランに隠された秘密の部屋で行なわれたギャンブルでトラブルがあり、ここで起こった殺人事件の容疑者として出廷したという設定だ。 成歩堂との会話を進める間に、ゲームの初心者にもわかりやすいよう、操作方法や攻略のポイントを先生役の弁護士、牙琉霧人(がりゅうきりひと)が繰り返し教えてくれるようになっていたのがとにかく親切。いきなり殺人事件という重いテーマでありながら、オドロキがときにはプレーヤーを笑わせるセリフやアクションを見せてくれることもあり、プレーしていて非常に好感の持てる内容だった。
今回のストーリーがそのまま製品版でも登場するのかどうかはまだわからないが、はたして成歩堂の身にいったいなにが起きたのか? その後の展開に期待せずにはいられない。
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極寒の惑星を舞台に、敵対する“雪賊”の兵士やエイクリッドと呼ばれる現住生物と戦うサードパーソン(プレーヤーキャラの背後からの視点で戦う)シューティング。会場では4人対4人のグループ同士によるオンライン対戦と、1人で遊ぶシングルモード専用のものとが別々に設置されていた。 シングル台をプレイしてみたところ、本作のウリである主人公のウェインを直接動かすだけでなく、途中でロボットに乗り込んで敵と戦うこともできるようになっていた。右トリガーを引くと銃で攻撃するという操作は感覚的にとてもわかりやすかったが、いずれも照準がやや小さいためなのか、右スティックで視点を変えつつ、敵の位置に照準を合わせるのがFPSやTPSに不慣れな筆者には少々難しかった。だが、トリガーを引いたままで高速連射ができるマシンガンで敵を蹴散らし、なおかつ撃つたびにパッドが振動する爽快感の高さは十分にあった。
ウェインのモデルには韓流スターのイ・ビョンホン氏を起用していることもあり、顔の表情はさすがにカッコイイ。また、プレイ中に銃弾が周囲にあるタンクに当たると穴があいて中の液体が漏れ出したり、こちらが身を守るために隠れていた壁が突如崩れ落ちてスリル感を煽るなど、演出面でもいろいろと工夫を凝らしていたのが印象的だった。
Character Wayne by (C)Lee Byung Hun / FANTOM CO., LTD. (C)CAPCOM CO., LTD. 2006. ALL RIGHTS RESERVED.
キッズコーナー限定でのプレイアブル出展となっていたので、小さな子ども向けにごくごく単純なゲーム内容になっているのかと思いきや、いざ試してみたら筆者の想像をはるかに超える高いゲーム性を持っていたのが「流星のロックマン」。 まず下の画面に表示されるカードを組み合わせ、使用する武器や攻撃力などを決定する。次に、上の画面にいるロックマンを十字キーとボタンで操作して、敵と直接戦うアクションゲームが開始される。しかも、単にカードの強弱やショットボタンを連射するだけで勝敗が決まるのではなく、ボタンを押したままゲージをためて攻撃力を上げたり、あるいはバリアを利用して敵の攻撃を防ぐなど、アクションゲームとしても十分なおもしろさを持っていた。 初日のステージイベントでも紹介されたように、本作品は「流星のロックマン ドラゴン」、「流星のロックマン レオ」、「流星のロックマン ペガサス」の3バージョンが同時発売される。ロックマンは敵を倒したりストーリーを進めていくと、それぞれのバージョンによって異なるタイプに成長するのが大きな特徴だ。
また、実際に会場で試すことはできなかったが、バージョンの違いに関係なく、他のユーザーと通信することでロックマンがパワーアップする「ブラザーバンドシステム」というユニークな機能も搭載している。遊びの要素がとにかく豊富なので、子どもはもちろんのこと、「ロックマン」シリーズをこよなく愛する大人でも十二分に楽しめる作品になっているようだ。
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□カプコンのホームページ (2006年9月23日) [Reported by 鴫原盛之]
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