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価格:未定
Xbox 360「地球防衛軍X (仮)」は、プレイステーション 2で発売された「SIMPLE2000シリーズ THE地球防衛軍」、「同2」の流れを汲むシリーズ第3弾。低価格ながら、日本の特撮要素をバランスよく加えたサードパーソン3Dシューティングとして多くのユーザーから好評を博した。プラットフォームがXbox 360になったことで、デザイン、世界観を一新。これにともない巨大甲殻虫をのぞくすべての敵キャラクタもリニューアルされている。 PS2版「THE地球防衛軍」シリーズでは、プレーヤーは孤独な戦いを繰り広げ、画面内には基本的にひとりの隊員しか登場しなかったが(同時プレイの場合はふたり)、本作では仲間の兵士たちがゲーム内に登場。プレーヤーは隊長として、部下を率いて宇宙からの侵略者と戦う。
プレーヤーが率いるチームのほかにも、NPC(ノンプレーヤーキャラクタ)の隊長によって率いられたCPUチームが登場する。PS2版では単身もしくはふたりで敵に立ち向かうしかなかったが、「地球防衛軍X (仮)」では、画面を埋め尽くすほどの敵軍に対し、こちらも多数の隊員で対峙することになる。隊員たちはAIで制御され、戦況にあわせてさまざまなセリフを発する。AIに用意されたセリフは膨大な数になるといい、PS2版の「さ……酸だぁー!!」や「みんな死ぬのよ……糸に巻かれて死んでしまうのよぉ!!」といった名フレーズに代表される、絶望的な戦況を演出する阿鼻叫喚かつエクセレントなNPCボイスが楽しめそうだ。
人類が「フォリナー」と呼ぶ、謎の来訪者たち。空を覆い尽くす大宇宙船団、そのゲートから吐き出される巨大な蟻や蜘蛛、ロボットといった侵略兵器……。ハイデフ画面で炸裂する巨大昆虫の迫力とおぞましさは、記事中のスクリーンショットをご覧いただくのが一番早いだろう。PS2版のファーストインパクトも相当強烈だったが、Xbox 360版はそれを軽く凌駕している。身の毛もよだつとは、まさにこのこと。 これらグラフィックだけではなく、ゲーム性についても大幅な変更が施されているという。PS2版をやりこんだ人はもちろん、3Dアクションシューティングが好きな人は要チェック。特撮が好きであれば“マスト”と言い切っても問題ないほど。シリーズ未体験の人は、今冬の発売予定に向けてPS2版で雰囲気をつかんでおくといいだろう。
なお、同社サイトでも「地球防衛軍X (仮)」のティザーサイトがオープンする。チェックしてみるといいだろう。
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□ディースリー・パブリッシャーのホームページ (2006年8月25日) [Reported by 豊臣和孝]
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