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PS3「機動戦士ガンダム Target in Sight(仮称)」は、今年5月に米トレードショウ「Electronic Entertainment Expo 2006(E3)」のSony Computer Entertainment America(SCEA)ブースにプレイアブル出展された3Dアクションシューティング。ほぼすべてといっても過言ではないほど数多のプラットフォームで発売される「ガンダム」シリーズ作品をモチーフにしたゲームだが、PS3では(当然)本作が初になるという。 E3出展バージョンは開発度20%のため操作系の概要などは当時のレポートを参照していただくとして、ここでは最新スクリーンショットと3Dモデル群に注目していただきたい。「機動戦士ガンダム」をモチーフにした3DCG映像作品は、近年だとショートムービー「GUNDAM EVOLVE(ガンダム イボルブ)」や「機動戦士ガンダム MSイグルー」などがつとに有名。その迫力は誰もが息を飲むほどだが、PS3「機動戦士ガンダム Target in Sight(仮称)」のそれは(少なくとも筆者の目には)松戸バンダイミュージアムで劇場作品として公開された「MSイグルー」と同等か、それ以上の質感をともなっている。ちなみに、本記事中で使われているスクリーンショットは、すべて実際のゲーム中の画面。決してムービーから切り出したものではない。 PS3初のガンダムゲームとして、制作スタッフがイメージボードを作成し、描画に関する環境その他を統一することから始めたという徹底した“こだわり”。タイトルでも取り上げたとおり、細部まで徹底的に重厚かつリアルに描かれたモビルスーツは、ゲーム中で“部分(パーツ)破壊”まできちんと再現されるというから驚き。MSは部位ごとに“耐久値”が設定されており、被弾などで耐久値がゼロになると破壊され、そのパーツは失われる。これにより、「右腕がやられたから左腕だけで戦う」などの臨場感あふれる戦闘シーンが随所で繰り広げられるというわけだ。 部分破壊といえば、ファーストガンダムのア・バオア・クー戦における半壊ガンダム、「機動戦士ガンダム第08MS小隊」のEz-8やアッガイなど、名シーンは枚挙にいとまがないほど。それがインタラクティブに眼前で展開されるのだから、ガンダムファンにとってこれ以上の喜悦はないとさえ言い切りたくなる。
今回公開されたスクリーンショットや3Dモデルは、まだまだ氷山の一角……そのまた一角にすぎない。迫真の3DCG映像が織り成すPS3「機動戦士ガンダム Target in Sight(仮称)」の全貌は、はたしてどのような姿なのだろうか。ガンダムファンはもとより、気になる人々は、まずは本CGを“目を皿のようにして”凝視しつつ、続報を心待ちにしたい。
(C)創通エージェンシー・サンライズ
□バンダイナムコゲームスのホームページ (2006年8月14日) [Reported by 豊臣和孝]
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