料金：1セッション前売8,000円/当日10,000円
　　　2セッション以上受講の場合、1セッション7,000円

　社団法人コンピュータエンタテインメント協会(CESA)と日経BP社は、「東京ゲームショウ2006」のビジネスデイとなる9月22日に行なわれる「TGSフォーラム2006」の内容を発表した。

　「TGSフォーラム2006」は、次世代機の動向やマーケット別解説、ゲーム産業の分析などに関する複数のセッションが開催されるフォーラム。ビジネスデイに開かれることからもわかるとおり、主に開発者やゲームメーカーをターゲットにしている。

　まず基調講演として、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント代表取締役社長兼グループCEOの久夛良木健氏と、CESA会長の和田洋一氏が講演を行なう。久夛良木氏は、「PS3が創る次代のエンタテインメント」と題し、11月11日に発売予定のプレイステーション 3をテーマに未来のエンタテインメントの展望を語る。「東京ゲームショウ2006」の会場では、PS3の試遊台も並ぶと見られており、発売を間近に控えたPS3に対する意欲的なコメントが聞けそうだ。

　和田氏は株式会社スクウェア・エニックスの代表取締役社長を務めているが、今回は5月に就任したCESA会長として講演を行なう。「ゲーム産業の可能性と課題」と題し、ゲームの多様化に伴う新たな課題を見据え、今後のゲーム産業の発展について議論するという。ちなみに和田氏は、8月末に開催されるCEDEC2006においても、「日本のゲーム業界の今後」と題した基調講演を行なう予定となっている。

　専門セッションでは、ゲームに関連する金融マーケット分析やゲーム制作の資金調達について語られる「ファイナンス&マーケットセッション」が新設される。このほか、「オンラインゲームセッション」、「キャラクターズセッション」、「開発者セッション“CEDECプレミアム”」、「携帯電話ゲームセッション」の合計5つのセッションが予定されている。

　参加申し込みは公式サイトで行なわれており、先着順での受け付けとなる。受講料金は、事前申し込みが1セッションで8,000円、当日は10,000円。2セッション以上受講する場合は、1セッション7,000円の割引料金が適応される。

　また7月19日より、9月23日と24日の「東京ゲームショウ2006」一般公開日のチケットが発売された。プレイガイド、コンビニなどで販売されている。入場料は、一般(中学生以上)が前売り1,000円、当日1,200円。小学生以下は無料。

□CESAのホームページ
http://www.cesa.or.jp/
□「東京ゲームショウ2006」のページ
http://tgs.cesa.or.jp/
□「TGSフォーラム2006」のページ
http://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2006/business/index.html
□関連情報
【7月5日】10周年を迎える「東京ゲームショウ2006」、開催概要を発表
次世代機が出そろう中、8ホールを使い出展社数は過去最大
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060705/tgs.htm

(2006年7月19日)

[Reported by 石田賀津男]