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7月27日 発売予定 価格:7,329円
【ドラマCD「戦国BASARA2 ~百花繚乱! 小田原の役~」】 価格:3,150円
【CD「戦国BASARA2 オリジナルサウンドトラック」】
価格:2,940円
PS2「戦国BASARA2」は、「デビル メイ クライ」シリーズを手がけたプロデューサーの小林裕幸氏と「ダンテ」を描いたキャラクタデザイナー土林誠氏らが開発しているスタイリッシュアクション「戦国BASARA」シリーズの最新作。日本の戦国時代を舞台に、歴史上の武将を操り、襲い掛かる敵の大軍を相手に、豪快な技で次々と蹴散らしていくというド派手なアクションが大きな魅力となっている。
ドラマCD「戦国BASARA2 ~百花繚乱! 小田原の役~」は、PS2「戦国BASARA2」のキャラクタたちが登場し、小田原城を舞台に、ゲームでは描かれなかったオリジナルのストーリーが展開する。
Q. 演じたキャラクタの印象は? 置鮎龍太郎さん(豊臣秀吉役): よくある秀吉像では小男で頼りないイメージですが、今回は山のような大男なので、別人だと思って間違いないです。従う半兵衛と一緒にいるシーンはもちろん、戦闘シーンでは武器を持たずに敵キャラを持ってぶん回して戦います。 保志総一朗さん(真田幸村役): いままで知っている幸村像は、知将で静かなイメージだったのですが、このゲームでは180度違って、かなりの熱血漢で親方様(武田信玄)をこよなく慕っていて、親方様のためにすべてをなげうって戦う熱いキャラです。戦闘では槍の二刀流なのですが、実際には無理なところをやり通してしまうようなエネルギーみなぎるキャラクタです。 森田成一さん(前田慶次役): 皆さんの持つイメージとほぼ同じような、豪放磊落で飄々とした感じの武士です。“歌舞伎者”の代名詞のような形でお話しの中に入ってくるのですが、慶次の今回のテーマに“恋”というものがあり、慶次が闘う上で重要な言葉となっています。「BASARA」に出てくるキャラクタの中では一番現代人に近いかなという気がします。
中井和哉さん(伊達政宗役): 前回に引き続いて、小粋な英語を駆使するいかしたやつです。全身から“この世界はなんでもありなんだ”を表わしているようなキャラクタです。
Q. 演技する上で気をつけたことや苦労したことは? 置鮎: ガタイの大きさを出すために、セリフをたっぷりゆっくり言うことです。収録中はのどをもたせるために、のどに負荷をかけすぎないように大きさを出すのが大変でした。 保志: ゲームでは全編通して暑苦しいというか、幸村的にはまじめに話しているのにおもしろく見えるという前作からのシャレた部分が楽しめるように気をつけました。CDドラマでは政宗との戦闘シーンでも、のどがどれくらいもつのか心配になりながらも、勢い負けしないように最後まで突っ走ることができるように演じました。 森田: 最初に台本を読んで想像していたものとスタジオに来てから作ったものではだいぶ差が出ました。収録の初めに何パターンか試してみて選ぶなど、役作りに時間がかかるキャラでした。慶次は全身で表現する人間なので、セリフ自体も非常に踊るというイメージ。セリフの波やうねりに気をつけないと慶次らしさが失われてしまうんです。それに凄みや愛嬌を忘れないように演じるというのがすごく難しいところでした。やはり僕ものどが潰れました。大変な役です(笑)。 中井: “とにかくやり切る”ということで、自分の中に余力を残さないために、迷いや照れ、疑問などすべてを振り払って、最後まで押し通すという意志を持ち続けることを考えました。 森川: 「BASARA2」からの登場ということでスタッフに相談して、「ああ、アッチ系ですね」と理解したら、うまく収録が運べました(笑)。人気作品だけに、ファンの皆さんが気に入ってくれるようなキャラクタになればいいなと思いつつ演じました。声優業界では「BASARA」という作品は「大変だよ、のどが」という面でも有名で、少しでも調子悪いと「BASARA?」と言われるくらい役者泣かせではありますが、うまくできてよかったかなと思います。 Q. ドラマCDの聴きどころ 置鮎: ゲームと違い、みんな揃って収録ということで、役作りをやり直しています。聴きどころは半兵衛との出会いと、戦闘シーンです。 保志: 親方がいないのは残念なのですが、政宗と秀吉と三つ巴のバトルのくだりは必聴。あとは慶次とのからみが結構あって、普段の幸村とは少し違うところが聴きどころです。 森田: 今回のメインの舞台は小田原城で、他のキャラクタたちは闘いに来ている中で、慶次は花見をしに来ています。この花見というのはゲーム本編にも出てくるので、オーバーラップして聴いていただけるとありがたいなと思います。慶次は1歩外にいて、小田原の街を、そして城で起こっていることを見ているという役どころです。派手なアクションなどはあまりありませんが、慶次の気持ちよさがよく出ていると思います。 中井: 小十郎がそばにいてくれることになったので、政宗の本来の姿である自由奔放さ、よりガキンチョっぽい感じになっているところや、ライバルの幸村といがみあうだけじゃないところなどを聴いてほしいです。 森川: 政宗との掛け合いで、2人の関係をより明確にできているところをストーリー的に楽しんでほしいです。 Q. ゲームとドラマCDを含めてツボにはまったセリフ 置鮎: どこかで聞いたことがあるセリフですが「媚びぬ、引かぬ」。あとは「半兵衛!」というセリフがやたらと出てきます(笑)。 保志: 「親方様~」の1点ばりで。 森田: 「命短し、人よ恋せよ」が一番好きなセリフです。 中井: 政宗は終始一貫、「パーティー」と書いてあるところを「パーリー」と言っています。これは最初からずっとこだわりなので(笑)。
森川: とにかく「政宗様、政宗様」。実は「政宗様」って声を張ると言い難いんですよ。がんばります。
□カプコンのホームページ (2006年6月22日) [Reported by 滝沢修]
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