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ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社は、グループ会社である株式会社ジー・モードとの間で、合弁会社ガンホー・モード株式会社が今夏より正式サービスを開始するコミュニティポータル「ガンホーゲームズ」において、ジー・モードのコンテンツのアバター化権、およびその利用についての独占的許諾契約を締結したと発表した。
今回対象となるキャラクタコンテンツは、「ウゴウゴルーガ」等でお馴染みの青木俊直氏がデザインした脱力系キャラクタ「ゆるゆるフレンズ」と、かわいいネコ型生物「にゃんころ」の2ブランド。今回の契約により、ユーザーは「ガンホーゲームズ」のアバターサービスにおいて、これら人気キャラクタをアバターアイテムとして利用することができる。 具体的にどう使うのかというと、現在ガンホー・モードが検討しているのは、着ぐるみのように丸ごと特定のキャラクタに成り代わるのではなく、実世界におけるキャラクタグッズのような“アクセサリー”としての利用。たとえば、アバターが着るTシャツに「ゆるゆるフレンズ」のキャラをプリントする。あるいは壁紙のテーマとして採用する。はたまた「にゃんころ」をアバターのペットとして飼うなど、アドオン的な楽しみを提供していく。また将来的にはgifアニメのようなアニメーションもサポートしていくという。 ビジネスモデルとしては、少額決済が基本。膨大なスタンダードアイテムにプラスする形で、レアアイテムとしてプレミアムを付けて販売することもありえるし、戦略的に安価で提供することもありえるし、キャンペーンとして無償で提供することもあるという。これらコンテンツアイテムが切り売りになるのか、期間限定になるのかは、「ケースバイケース」という。なお、ジー・モードコンテンツの提供時期は「今秋」としており、今夏の正式サービス開始時点では利用できない。
「ガンホーゲームズ」を運営するガンホー・モードそのものは、一切のコンテンツ資産を持たないため、サービス開始当初から一定のネームバリューを持つキャラクタコンテンツをアバターとして使えるのは、アバタービジネスを展開する上で確実に追い風になる。あとは、複数のキャラクタコンテンツが入り交じるアバター世界でどうコミュニティポータルとして整合性を取っていくかだろう。
(C) G-mode
□ガンホー・オンライン・エンターテイメントのホームページ (2006年6月19日) [Reported by 中村聖司]
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