【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】

ガンホー、ブロッコリーに続いてジー・モードキャラもアバター化
アバターの“アクセサリ”として「にゃんころ」、「ゆるゆるフレンズ」等を採用

6月20日発表

 ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社は、グループ会社である株式会社ジー・モードとの間で、合弁会社ガンホー・モード株式会社が今夏より正式サービスを開始するコミュニティポータル「ガンホーゲームズ」において、ジー・モードのコンテンツのアバター化権、およびその利用についての独占的許諾契約を締結したと発表した。

ガンホーモードのイメージ画面。アニメーションや音声等のエフェクトは含まないシンプルな2Dベースのアバターになるという
 他社キャラクタコンテンツのアバター化に関する契約発表は、6月12日のブロッコリーに続いてジー・モードで2社目。残るグループ子会社はゲームアーツのみとなる。「ガンホーゲームズ」の今夏の正式サービス開始を見据え、着々と下準備を整えつつある印象だ。

 今回対象となるキャラクタコンテンツは、「ウゴウゴルーガ」等でお馴染みの青木俊直氏がデザインした脱力系キャラクタ「ゆるゆるフレンズ」と、かわいいネコ型生物「にゃんころ」の2ブランド。今回の契約により、ユーザーは「ガンホーゲームズ」のアバターサービスにおいて、これら人気キャラクタをアバターアイテムとして利用することができる。

 具体的にどう使うのかというと、現在ガンホー・モードが検討しているのは、着ぐるみのように丸ごと特定のキャラクタに成り代わるのではなく、実世界におけるキャラクタグッズのような“アクセサリー”としての利用。たとえば、アバターが着るTシャツに「ゆるゆるフレンズ」のキャラをプリントする。あるいは壁紙のテーマとして採用する。はたまた「にゃんころ」をアバターのペットとして飼うなど、アドオン的な楽しみを提供していく。また将来的にはgifアニメのようなアニメーションもサポートしていくという。

 ビジネスモデルとしては、少額決済が基本。膨大なスタンダードアイテムにプラスする形で、レアアイテムとしてプレミアムを付けて販売することもありえるし、戦略的に安価で提供することもありえるし、キャンペーンとして無償で提供することもあるという。これらコンテンツアイテムが切り売りになるのか、期間限定になるのかは、「ケースバイケース」という。なお、ジー・モードコンテンツの提供時期は「今秋」としており、今夏の正式サービス開始時点では利用できない。

 「ガンホーゲームズ」を運営するガンホー・モードそのものは、一切のコンテンツ資産を持たないため、サービス開始当初から一定のネームバリューを持つキャラクタコンテンツをアバターとして使えるのは、アバタービジネスを展開する上で確実に追い風になる。あとは、複数のキャラクタコンテンツが入り交じるアバター世界でどうコミュニティポータルとして整合性を取っていくかだろう。

【「ゆるゆるフレンズ」】
「ゆるゆる劇場」等で知られる脱力系キャラクタ「ゆるゆるフレンズ」。デザイナーは、フジテレビ「ウゴウゴルーガ」やNHK教育「なんでもQ」などを担当してきた青木俊直氏。左から順にあかまる、ゴムーン、口(くち)ボット

【「にゃんころ」】
ジー・モードの各種ケータイコンテンツに登場する人気キャラクタ「にゃんころ」。女性にウケそうな可愛らしいネコ型生物である

(C) G-mode
(C) GungHo Mode, Inc. All Rights Reserved. ※ 画像はイメージです。 ※ サービスサイトは準備中です。

□ガンホー・オンライン・エンターテイメントのホームページ
http://www.gungho.jp
□ジー・モードのホームページ
http://www.g-mode.co.jp/
□ガンホー・モードのホームページ
http://www.gunghomode.jp
□関連情報
【5月25日】ガンホー、ブロッコリーの2大コンテンツのアバター化権を独占取得 「ガンホーゲームズ」にブロッコリーキャラのアバターが登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060525/rjcint.htm
【5月25日】ガンホー代表取締役社長森下一喜氏特別インタビュー
ガンホーグループの次世代オンライン戦略を聞く
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060525/rjcint.htm

(2006年6月19日)

[Reported by 中村聖司]



Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.