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「第24回次世代ワールドホビーフェア」開催
玩具やカード、女児向けコンテンツなど多様化の傾向

6月17日、18日 東京大会(幕張メッセ)
6月25日 札幌大会(札幌ドーム)

入場料:無料

開場時刻の9時前には大行列が。強い日差しや雨などで体調を崩さないよう気をつけていただきたい
 「第24回次世代ワールドホビーフェア」が6月17日より開幕した。今回は、6月17日と18日に幕張メッセで開催される東京大会に加え、6月25日には札幌ドームで札幌大会が開かれる。入場はいずれも無料で、開場時間は9時から16時まで。

 会場全体の様子を見ると、各社の出展内容にばらつきが出てきているのが目に付く。以前から見られた保護者層も取り込もうとする流れに加え、今回は女児向けのコンテンツが特に増加している。いずれもかなり混雑しており、潜在的なユーザーの発掘が進んでいることが感じられる。

 またゲームメーカーでは、ゲームから派生した玩具やカードゲームなど、周辺のコンテンツに力を入れているところが多い。ゲーム離れというほどではないが、子供の遊びが多様化しており、メーカーも今の流行がどこを向いているのか、懸命に模索しているといった様子だ。

 結果的に、イベントの中でゲームソフトの占める割合は、以前よりもやや下がっていると感じた。ただ新作を出展しているメーカーは依然として多いので、そのあたりを中心に各社のブースをレポートしていく。



■ 「Touch! Generations」で大人も集める任天堂ブース

ステージイベントにはマリオとルイージも登場
 任天堂は子供向けの新作タイトルの出展に留まらず、大人向けの「Touch! Generations」コーナーを設けた。前回も「えいご漬け」や「脳を鍛える大人のDSトレーニング」が出展されているが、今回は規模が大きくなっている。昨今の大人向けゲームの火付け役である同社だけに、「次世代ワールドホビーフェア」の変化を最も象徴的に表しているブースといえるだろう。

 「Touch! Generation」の新作は、ニンテンドーDS用「しゃべる! DSお料理ナビ」。その名の通り、料理のレシピを解説するソフトだ。画面には調理法と写真が出され、さらに音声で説明を読み上げてくれる。

 操作は音声入力に対応しており、料理中で手が放せない時も使える。「オッケー!」と言うと次のページに進み、「もう一度」と言うと再度同じページを音声で解説。専門用語が出てきたときには、「くわしく!」と言うと、その言葉を説明してくれる機能まで付いている。さらには、調理で少し待つ必要がある際に時間を計ってくれるタイマー機能まで搭載している。

 メニューは全部で200種類以上。時間帯や難易度、費用などを選択すると、適当なものを選んでくれる検索機能も搭載。また1品だけでなく、前菜からスープまでのコースメニューを自動的に組んでくれる機能も用意されている。7月20日発売予定で、価格は3,800円。

 このほかにも、タルコンガを使ったニンテンドーゲームキューブ用レースゲーム「ドンキーコング たるジェットレース」(8月10日発売予定、単体4,800円、タルコンガセット5,800円)や、2Dと3Dを組み合わせたGC用アクション「スーパーペーパーマリオ」(8月3日発売予定、5,800円)、タッチペン操作のDS用バスケットボール「マリオバスケ 3on3」(7月27日発売予定、4,800円)など複数の新作が登場。いずれも1時間以上の長い列ができていた。

 その中でも特に気になったのが、ゲームボーイアドバンス用「リズム天国」だ。基本的にリズムに合わせてボタンを押すタイプの音楽ゲーム。ただ画面では、空手家が飛んでくるものを正拳突きで落としたり、毛抜きで次々とヒゲを抜いたり、ネコの視線から逃れるネズミを操作したりと、「メイドインワリオ」を感じさせる独特なテイストで演出されている。8月3日発売予定で、価格は3,800円。

「Touch! Generation」コーナー。やはり保護者層が多いものの、子供も気にせずプレイしている GBA「リズム天国」は年齢を問わず人気が高く、目立ちにくい位置ながら1時間待ちに タルコンガを叩いて操作するGC「ドンキーコング たるジェットレース」。こちらは子供に大人気
GC「スーパーペーパーマリオ」は、マリオのアクションとあって年齢を問わず人気が集中。2時間以上の待ちも DS「マリオバスケ 3on3」は対戦台も展開。人も多かったが、比較的試遊台の数も多く、待ち時間はそこそこ 一番広く展開していたのは、発売中のDS「New スーパーマリオブラザーズ」。それでもすごい数の人が集まっている



■ ポケモンはDS「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」をステージで公開

DS用の新作「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」はステージイベントで紹介
 ポケモンのブースは、7月15日公開の映画「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ」をイメージし、青で統一感を出したブースを展開。新作のDS用「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」は、1日3回のステージイベントを実施し、ゲーム画面の紹介や解説が行なわれた。試遊台は、7月20日から開催される「ポケモンジャングルツアーズ」で初公開となる。

 このほかには、「ポケモンカードゲーム」を始め、バンダイ、タカラトミー、メディアファクトリー、ANAなどの関連商品のコーナーを展開。実際に触れて遊べる状態で出展された。

ステージイベントにはマナフィが登場。一緒に写してもらえる撮影会も開かれた ステージ脇などにあるスクリーンにバルーンを向けると、画面の中のバルーンにポケモンが出てくるという面白い仕掛け 出展コンテンツとしてはポケモンカードゲームがメイン。初心者向けの説明会を開いていた
各社の関連商品もブース内で出展。いずれも実際に商品を触って体験できる



■ 新作ソフトが多数並んだバンダイナムコゲームス

ブースの広さはそれほどでもないが、新作タイトルの数は任天堂に並ぶほど多い
 各社でゲーム以外のコンテンツを出展する傾向が強い中、ゲーム開発部門として独立したバンダイナムコゲームスは、複数の新作ソフトを出展。特にDS用「たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに」には女の子が集中。同所で前作のデータ配信が行なわれたことも重なり、常に2時間待ち程度の大行列ができていた。

 ちなみに出展タイトルはほとんどがDS用。まずDS用「トリオンキューブ」は、上からブロックが落ちてくるパズルゲーム。縦と横にブロックが3×3の9個集まると消せる仕組み。

 ポイントとなるのは、次に落ちてくるブロックを使って、新たな3×3を作ると、そのままブロックが消えずに残ること。次々に3×3ができるよう組んでいけば、最終的には巨大なブロックの塊が一気に消えて高得点となる。コツが掴めれば簡単に巨大なブロックを作れるので、爽快感もあるし、対戦では一発逆転要素にもなりそうだ。8月3日発売予定で、価格は3,990円。

 DS用「右脳の達人 ひらめき子育てマイエンジェル」は、右脳を鍛えるという「右脳の達人」シリーズの3作目。子育てをしているという設定で、記憶力や集中力を試すミニゲームをプレイする。体験版では、7歳の娘の段階でプレイでき、4つの項目のうちをプレイできた。さらにその後、娘との会話になり、「てんぷらと食べ合わせの悪いものは何?」と聞かれる。この答えが、娘の成長に変化を与えるようだ。2006年秋発売予定で、価格は未定。

ルールを理解すればかなり爽快なパズル、DS「トリオンキューブ」。体験版の配信も行なわれていた DS「右脳の達人 ひらめき子育てマイエンジェル」。トレーニングのゲームとしては割と一般的な印象だが、上画面の娘にインパクトがある
DS用「ブレイブストーリー ボクのキオクとネガイ」も出展。タッチパネルだけで遊べるアドベンチャーゲーム。7月6日発売予定、5,040円 一番人気はDS「たまごっちのプチプチおみせっち ごひーきに」。7月27日発売予定、5,040円。前作のデータ配信も行なわれていた



■ セガはDS「甲虫王者ムシキング ~グレイテストチャンピオンへの道2~」を出展

毎度おなじみ、巨大なカブトムシがブースでお出迎え
 セガは今年、「甲虫王者ムシキング」をはじめとしたアーケード用カードゲームに絞ってブースを展開。例年大きくスペースが割かれてはいるが、今回は「ソニック」など他のコンテンツからの出展が一切ない。

 新作ソフトとしては、DS用「甲虫王者ムシキング ~グレイテストチャンピオンへの道2~」の試遊台を出展。比較的多めの台数が用意されてはいたが、やはり来場者は多く、1時間以上の待ち状態。またAC用カードゲームの3タイトルも1時間前後の待ち時間となっており、相変わらず根強い人気を誇っている。

 ちなみにブース全体を見てみると、AC用「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」に取られたスペースの広さに気づく。「甲虫王者ムシキング」と「甲虫王者ムシキング ポポの冒険編」を合わせて足りないほどの広さがあり、かつそれに見合っただけの人が集まっていた。なお、ブース内には2006年冬発売のDS用ソフトの看板もかけられているが、こちらは試遊台は出展されていない。

今回唯一のコンシューマタイトルであり、唯一の新作でもある、DS「甲虫王者ムシキング ~グレイテストチャンピオンへの道2~」。予想にたがわぬ人気ぶり
AC用カードゲームの3タイトルにも、常に行列ができていた。かなり思い切ったブースの配置になっているが、まずまず成功しているようだ



■ コナミの新作は「パワプロ」シリーズなど。女児向けソフトも積極的に展開

発売中の「ワールドサッカーウイニングイレブン10」を広く展開。「ウイイレ侍」のステージイベントも行なわれていた
 コナミは今回、「メルヘヴン」のカードゲームを前面に押し出して展開。ゲームソフトコーナーはやや押しやられた感があるものの、7月13日発売予定のPS2用「実況パワフルプロ野球13」と、7月27日発売予定のDS用「あつまれ! パワプロクンのDS甲子園」、9月7日発売予定のDS用「メルヘヴン 忘却のクラヴィーア」と、新作の数は揃えてきている。

 DS用「メルヘヴン 忘却のクラヴィーア」は、同社が発売しているDS用「メルヘヴン カルデアの悪魔」の流れをくむ対戦アクション。タッチペンを多用するのが特徴で、魔法アイテムの「アーム」を使った派手な攻撃が簡単に出せる。試遊台は1人用のストーリーモードと、2人用の通信対戦モードの両方が用意されていた。

 また同社ブースから少し離れた「ちゃお ガールズアーケード」コーナーでは、DS用「きらりん☆レボリューション きらきらアイドルオーディション」が出展されている。なおこのコーナーは、中学生以下のみに参加が限定されている。8月10日発売予定、5,229円。

 このほか、DS用「ボクらの太陽」のプロモーションも実施。試遊台は出ていないが、ステージイベントやうちわの配布などが行なわれていた。

「メルヘヴン」シリーズの新作、DS用「メルヘヴン 忘却のクラヴィーア」を出展。前作「カルデアの悪魔」に近いゲーム感覚 「パワプロ」シリーズでは、PS2「実況パワフルプロ野球13」と、DS「あつまれ! パワプロクンのDS甲子園」の2タイトルが登場 「ちゃお ガールズアーケード」では、DS用の新作「きらりん☆レボリューション きらきらアイドルオーディション」が出展。こちらも行列が長くなった




■ PS2「サルゲッチュ」新作を展開したSCEJ

「LocoRoco」の形をしたドームが目立つ
 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEJ)は今回、7月13日発売予定のPS2用「サルゲッチュ ミリオンモンキーズ」と、同じく7月13日発売予定のPSP用「LocoRoco」の2本に絞って展開。その分、多数の試遊台を設けたが、それでも「サルゲッチュ ミリオンモンキーズ」の前にはかなりの人垣ができていた。

 PS2用「サルゲッチュ ミリオンモンキーズ」は、ピポサルを捕まえる“サルつかまえアクション”の最新作。武装したピポサル「ピポソルジャー」は、いきなりゲットアミでゲッチュできないため、まずはガチャメカで攻撃して武装を解いてからつかまえることになる。

 とはいえ操作は、近づいてボタンを押して攻撃するだけなので、ゲットアミでつかまえるのとさほど変わらない。実際にプレイに戸惑っている子供もほとんど見受けられず、さも当たり前のように操作していた。シリーズのファンならば安心してプレイできるだろう。

 「PlayStation Spot」も設置されており、「LocoRoco」、「カズオ」、「-どこでもいっしょ- レッツ学校!」の3本の体験版をダウンロード可能。さらに、現在インターネットで配信されている体験版のダウンロードサービスも行なわれている。体験版はメモリースティックに保存されるので、家に帰ってからも繰り返しプレイできる。家でダウンロードできる環境がない人は利用してみるといいだろう。

PS2「サルゲッチュ ミリオンモンキーズ」を出展。「サルゲッチュ」シリーズは毎回人気があり、今回もかなり混雑していた 「LocoRoco」のドームの下は、「LocoRoco」体験コーナーになっている。外にもあり、台数はかなり多め ドームの裏には「PlayStation Spot」と、体験版ダウンロードサービスコーナーがある



■ カプコンはDS「ロックマン ゼクス」を出展

GBA「ロックマンエグゼ6」の大会「サバイバルネットバトル2006 in WHF」
 カプコンは、7月6日発売予定のDS用新作「ロックマン ゼクス」を出展。GBA用「ロックマンエグゼ6」の大会が盛り上がっていることもあり、試遊台の行列も1時間待ち程度まで伸びていた。

 ほかにも、GBA「ロックマンエグゼ6」のデータ配信や、AC用「ロックマン エグゼ バトルチップスタジアム」など、コンテンツを「ロックマン」に絞って出展している。

DS「ロックマン ゼクス」。発売が近いこともあり、来場者の注目度もいつになく高かった GBA「ロックマンエグゼ6」では、毎度おなじみとなったデータ配信を実施 前回イベントの目玉だった、AC「ロックマン エグゼ バトルチップスタジアム」は今回も人気を集めていた



【その他の出展社】
セガトイズはセガのAC用カードゲーム関連商品を展開。7月1日に発売される「ムシキングリモコンバトル」の新商品も置かれていた タミヤは今回もWIN「ミニ四駆 オンラインレーサー」を出展。今夏より無料で展開される予定
エポック社は、「カードスキャン! エキサイトステージ サッカー日本代表チーム」を出展。テレビにつないですぐ対戦できる バンプレストは、クレーンゲームのみを展開。ゲームソフトの出展はなかった タカラトミーは、カードゲーム「デュエルマスターズ」や、玩具「クラッシュビーダマン」など玩具類を多数出展
バンダイナムコゲームスとは別に、バンダイは独自スペースで玩具類を出展。「たまごっち」関連に巨大なスペースを用意したほか、体感ゲーム「なりきりファイト ウルトラマン」の試遊台を出展。先行販売も行なわれた キッズステーションは、カードゲーム「チャームエンジェル」を出展。ステージイベントではお笑い芸人の「よゐこ」が登場して人を集めた


□次世代ワールドホビーフェアのホームページ
http://www.whobby.com/
□関連情報
【1月16日】家族向けの新作タイトルがさらに充実
「第23回次世代ワールドホビーフェア」開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060116/whf.htm

(2006年6月17日)

[Reported by 石田賀津男]



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