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【連載第62回】ゲームライフに役立つグッズをレポート

充実してきたDS Lite専用アイテムを集中紹介!


当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。



  以前、当連載第46回で2005年のベストゲームグッズとして取り上げたHORIの「DSカバー+カードケース」。ニンテンドーDS(以下、DS)本体の上面を保護するプラスチックカバーに、3枚のDSカードを収納できるスペースを設けた製品である。「脳トレ」シリーズのように、毎日継続してプレイしするのが楽しいタイトルと、他のタイトルを並行してプレイしている人は、DSカードを頻繁に交換することになるだろう。このとき本製品を使うと、DSカードを手軽に、そして素早く交換できるようになる非常に便利なグッズであった。詳細は第44回のレポートをチェックして頂きたい。

 このような、手近なDSカードの交換をニンテンドーDS Lite(以下、DS Lite)でも実現してくれるのが、今回レポートするDS Lite用カバー「PDAIR Leather Case for Nintendo DS Lite」だ。DS Lite本体の上面に加えて底面を保護しつつ、多くのゲームソフトを収納できる。もちろん、カバーを装着したままのプレイも可能だ。また、DS Liteにマッチする電子辞書用のカバー「DJC-T007」も実際に使ってみた。本製品はDS Lite用に設計されているわけではないのだが、ゲームソフトがピッタリと収まる収納スペースを備えている。そして、屋内でDSやDS Lite本体、ゲームソフトを効率よく収納できる「カードスタンドトレイ」を取り上げ、屋内と屋外での“手近な収納”についてお伝えしていきたい。

 後半では、DS Lite専用カバー「DSL用シリコンプロテクター」と、グリップ機能を備えた「DSL用クリスタルグリップ」を紹介。収納スペースは備えていないものの、DS Liteをコンパクトに持ち運べ、傷や汚れから守るだけではなく、サッと開いてすぐにプレイできるのが嬉しいグッズだ。



● コンパクトなカバーにDSカードをたんまり収納! DS Lite用カバー「PDAIR Leather Case for Nintendo DS Lite」

「PDAIR Leather Case for Nintendo DS Lite」

    メーカー:ミヤビックス
    価格:3,990円
    重量:約66g
    カラー:ブラック、ホワイト、アクア、ブラウン、グリーン、イエロー


カラーバリエーションはこのように6色ある
 「PDAIR Leather Case for Nintendo DS Lite」(以下、PDAIR Leather Case)は、本革を使用した高級志向のDS Lite専用カバーだ。スリムでコンパクトな構造にもかかわらず、DSカード3枚に加えて、GBAカートリッジ2本を収納できるスペースを確保。さらに、ブラック、ホワイト、アクア、ブラウン、グリーン、イエローと6色ものカラーバリエーションを用意しているのは本革の製品としては珍しく、DS Lite本体のカラーや好みに合わせてセレクトできるのが嬉しいところだ。

 パッケージには同社が販売中のDS Lite専用液晶保護フィルター「OverLay Brilliant for Nintendo DS Lite」が付属している。この液晶保護フィルターについては当連載第54回でレポートしているのでこちらを参考にしてみて欲しい。

◆ 外観をチェック

写真はホワイトカラーの「PDAIR Leather Case」
 今回は6色のカラーバリエーションの中から、クリスタルホワイトのDS Liteにマッチするホワイトカラーの「PDAIR Leather Case」をチョイスした。カバー表面は、革ならではの柔らかな光沢から、DS Lite本体の艶やかな外観を感じさせる。指で押してみると、2mm程度沈むクッションの先に、指一本の力ではしならないほどの固い素材が挟まれているのがわかる。外部からの衝撃を緩和する効果も期待できそうだ。

 DS Lite本体上面を守るカバーの両端にあるのが、GBAカートリッジ用ポケット。このポケットは真ん中に切り込みが入っており、伸縮性がある布で繋がれている。何も収納していないときはポケットの開口部はピッタリと塞がり、GBAカートリッジを収納する時だけ大きく広がるという仕組みだ。

 DS Lite本体底面を守るカバーを見てみると、GBAカートリッジスロット、タッチペンホルダー、そしてL/Rボタンの形に合わせてカバーがカットされている。それぞれのカバーを繋いでいる背の部分は、少し右側に寄っているが、これはカバーを閉じたままでも充電端子を使えるようにするため。このように、アクセス性と操作性を損なわない構造になっている。

カバー上面の左右には2つのGBAカートリッジ用ポケットを用意。開口部は目立たず、落ち着いたデザイン 写真内上がDS Lite上面を守るカバー、下が底面を守るカバーだ。DS Liteの各機能へアクセスしやすいようにカバーが加工されている カバーの開閉には革製ベルトとマグネットボタンを採用。ボタン同士を適当な位置に合わせるだけで確実にロックされる

 カバーの内側は、薄いエメラルドブルーに染められた固い革がベースになる。上部にはDSカードが1枚収まるDSカード収納ポケットを3つ用意。ポケットの素材はカバーの外装と同じで、カバー側にDSカードの形に合わせた窪みがある。カバーの下部は本体固定スペースだ。下端に設けられた革製のアームにDS Liteの下端を挿入して固定するわけだが、アームの裏面は革ではなく強度の高い素材を使用し、伸びきらないようになっている。

カバーを開いた写真。カバー上側にはDSカード収納ポケットが3つ並んでいる。下側は本体固定スペースで、DS Lite固定用のアームが縫い付けられている アームの裏には、伸縮性が無い固めの素材が貼り付けられている。50回以上出し入れを繰り返しても本体に擦り傷は付かなかった

◆ 実際に使ってみる

 「PDAIR Leather Case」へDS Lite本体を固定する方法は、カバー下部の本体固定用アームにDS Lite本体の下端をアームにはめ込むだけ。簡素な固定方法だが、アームを上に向けてカバーを持ち、軽く振ってもDS Lite本体が落下しないほどの高いホールド力がある。ちなみに、DS Lite本体にGBAカートリッジを収納したままででも、ベルトをかなり強く引っ張れば何とかボタンを留められる。ただし、DSカード収納ポケットにDSカードを収めた状態では閉じられない。ここは素直にGBAカートリッジを取り外し、収納ポケットへ収めたほうがよさそうだ。

DS Liteの固定は本体を開き、アームに差し込むだけ。写真右のようにカバーを持って逆さにしても本体はガッチリと固定されたままだ
DS Lite本体収納後の厚みは約3.7cm。横幅は本体よりも2mm、縦幅は7mm大きくなるだけというコンパクトさも魅力的 こちらはカバー底面を撮影した写真。L/Rボタンは斜めに2分の1ほどはみ出す。操作性を重視した作りだ
カバーを大きく開けるとDSカードスロットへアクセスできる。充電端子は常に露出した状態 GBAカートリッジを挿入したままカバーを閉じてみた。ベルトがピンと張り、かなり苦しい状況

 このようなカバーでは、装着したままプレイした時の操作感も重要な要素となる。まずは横持ちスタイルでゲームをプレイしてみると、カバーの表面はDS Lite本体底面よりも滑りにくいため、未装着時よりもホールド性がアップする。また、カバー内部のクッションが指先を優しく包み、疲労を感じさせないというのも嬉しいポイントだ。十字ボタンや基本4ボタン、L/Rボタン、STARTボタンの操作感は未装着時と変わらず良好。ただし、SERECTボタンについては、本体固定用のアームがギリギリまで接近するため若干押しにくくなる。プレイ中に本体とカバーがズレることは無かった。

 縦持ちスタイルでは、DS Lite本体上面にあたるカバーが若干垂れ下がり、その重みがヒンジ部分を押さえる指に加わる。未装着に比べると滑りにくくはなるものの、少し強めに本体を握る必要があるだろう。

横持ちスタイルでは、上側のカバーを下に垂らした状態でプレイする。プレイ中に気になるのであれば、ホールド性が若干落ちるが、カバーを底面までまわして持つのもアリ 写真のように、縦持ちスタイルでは垂れ下がったカバーが指に圧し掛かる

 それでは「PDAIR Leather Case」の特徴となる収納スペースを詳しくチェックしていこう。まず、カバー表面のGBAカートリッジ収納ポケットに、GBAカートリッジを収めてみたところ、開口部は伸縮性のある布により若干広がるものの、ギリギリ収まるという具合。スムーズに収納するのは難しく、また革が伸びきってしまうのではないか? という不安も残るところだ。取り出しはGBAカートリッジの突起に指をかけてスライドさせるように力を加えるとスムーズに取り出せる。

 規定外の使用法ではあるが、1つのポケットにDSカードを2枚並べて収納できる。ポケットがDSカードを押さえつける圧力も丁度良く、担当所員が試した限りでは、不意にDSカードがこぼれ落ちることは無かった。ただし、DSカードをつまめる場所が少ないため、取り出しには若干苦労するところだ。

 次はカバー内部のDSカード収納ポケット。初めてDSカードを収納する時は窮屈に感じるが、しばらく使い込んでいくと革が馴染んで適度な圧力で固定されるようになる。ポケットの下部は半円状に繰り抜かれており、ここに指を入れて8mmほどDSカードを押し上げられるため思いのほか取り出しやすい。

カバー上面にあるGBAカートリッジ収納ポケットの左側にGBAカートリッジ、右側にGBAコネクタカバーを収納。ポケットがピンと張り、収納物の形がはっきりわかる GBAカートリッジ収納ポケットにDSカードを収納してみた。収まり具合は丁度良いが、見ての通り露出面が少なく取り出しにくい カバー内部のDSカード収納ポケットにDSカードを収納。一番右のポケットは、ポケット下の穴からDSカードを押し上げた状態だ

 ゲーム機を保護するカバーとしては3,990円とやや値が張るが、バランスの取れた操作性と保護力を実現する丁寧な設計、そして最大7枚ものDSカードを収められる収納力の高さに、ワンランク上の満足感を得られた。複数のゲームタイトルをプレイする人にとって、快適なプレイ環境を与えてくれるグッズとなるのではないだろうか。


● 電子辞書用カバーをDS Liteに流用! DSカードやGBAカートリッジも収まる「DJC-T007」

「DJC-T007」(電子辞書ケース)

    メーカー:エレコム
    価格: 1,890円
    重量:約50g
    カラー: ブルー、グリーン、グレー、レッド


 現在のところ、「PDAIR Leather Case」のようなDS Lite専用カバーはまだ種類が少ない。そんな中、ゲーム系コミュニティで電子辞書用カバーをDS Lite用カバーとして流用できるという話題を目にした。そこで、DS Liteを片手に家電量販店の電子辞書コーナーをチェックしてみると、DS Liteが収まるサイズのカバーを発見。それが、ここで紹介するエレコムの「DJC-T007」だ。

◆ 外観をチェック

パッケージには「DJC-T007」本体と、粘着シートが2枚付属している
 「DJC-T007」は、縦10.5cm×横14.8cm×厚さ2cmの電子辞書に適したカバーとなっている。DS Liteの寸法は縦7.4cm×横13.3cm×厚さ2.1cmなので、横幅と厚さは適している。縦幅は3cmほど足りないのだが、この隙間はGBAタイトルを良く遊ぶ人にとっては嬉しいものとなる。また、収納ポケットも用意されているため、「PDAIR Leather Case」と同様ゲームタイトルを手近に交換できるのだ。

 カバーの表面は、若干光沢があるスウェード素材を使用。カバーの内部は、フタ、本体固定スペース、収納ポケットと3つの役割に分けられる。フタの開閉部に使用されているマジックテープは、縦幅が約3cmもあるので収納物による厚みの変化に広く対応する。

 本体固定スペースにはビニール製のシートが縫いつけられている。ここに付属の粘着シートを貼り付けてDS Liteを固定するのだ。フタと本体固定スペースには下敷きのような固めの板が挟み込まれていて、外部からの衝撃を和らげる効果もある。

 ケースの下部に設けられた2つの収納ポケットは、GBAカートリッジが驚くほどピッタリと収まるサイズ。もちろんDSカードも収まるのだが、1枚だけではポケットがたるむためこぼれ落ちやすい。2枚並べるとポケットがピンと張り、しっくりと収まるという具合だ。

表面を表にして「DJC-T007」を広げた写真だ。シンプルなデザインで、「DICT」とプリントされた半透明のタグがワンポイントになっている こちらは内部の写真。上部がフタ、中央が本体固定スペース、下部が収納ポケットとなる 収納ポケットにDSカード2枚と、GBAカートリッジ1本を収納してみた。ピッタリと収まっているのがわかるだろう

◆ 実際に使ってみる

 それでは早速、「DJC-T007」の本体固定スペースにDS Liteを固定してみよう。作業のポイントは、DS Liteを固定する位置だ。L/Rボタンを押す指とカバーの干渉を防ぐように、DS Liteのヒンジ部分がカバー内部の板よりも2mm程度はみ出る位置に固定すると良い。位置が決まれば、あとは付属の粘着シート2枚をDS Liteの背面に貼り付け、カバーのビニール製シートに固定するだけ。この粘着シートは、水洗いをすれば粘着力が戻る素材のため、手軽に作業を進められる。

 DS Lite固定後の外観を見てみると、カバーの左右にそれぞれ約0.7cm、下部に約2cmのスペースができているが、下部のスペースはGBAカートリッジを挿し込んだまま収納する時に丁度良いスペースとなる。この状態で側面から衝撃を受けても、カバー内部の板が守ってくれるため、GBAカートリッジへ直接衝撃が加わらないのだ。

タッチペンホルダーを塞がない位置に粘着シートを貼り付け、カバーに固定する 粘着シートの固定力はかなり高く、写真のようにカバーを持って逆さにしても外れる気配は無い
フタと収納ポケットを裏側に折り畳んだ状態。これだけ余分なスペースが発生する DS LiteにGBAカートリッジを挿入し、収納ポケットにDSカード2枚とGBAカートリッジ1本を収めた状態でも、フタはしっかりと閉まる

 カバーに装着した状態での操作感はどうだろうか。まずは横向きで持った感触だが、カバーの左右にできる約0.7cmのスペースと、収納ポケット部分が手の平に干渉するため、違和感を覚えるところ。とはいうものの、干渉する部分の素材は柔らかいので痛みは感じ無い。また、背面のスウェード素材は適度なグリップ性があり、DS Lite本体のホールド感はずいぶんと高まる。

 さらに、汗を吸収してくれるため長時間プレイしていても滑りにくいというメリットも感じられた。L/Rボタンについては、DS Liteを先述した位置に固定していれば、快適に操作できる。手の平の違和感に慣れる必要はあるものの、総合的に見ると操作性が向上している印象だ。ちなみに、縦持ちでは、ヒンジによってカバー背面に発生する窪みに人差し指を当て、DS Liteの中央を親指で挟むスタイルになる。

写真左では、カバーの収納ポケット部分が手の平へ干渉し、若干たわんでいる。ホールド性が若干落ちてしまうが、収納ポケット部分を背面に折り畳んで持つのも良いだろう。写真右を見ればわかると思うが、L/Rボタンへのアクセスは快適
カバーに固定したままでも、電源スイッチや充電端子、DSカードスロットなど、DS Liteの全機能にアクセスできる。カバーを少しめくればタッチペンも簡単に取り出せる

写真左が「PDAIR Leather Case for Nintendo DS Lite」、写真右が「DJC-T007」
 電子辞書用のケースとなる「DJC-T007」ではあるが、驚くほどDS Liteにマッチしていたというのが担当所員の素直な感想。DS Lite専用設計の「PDAIR Leather Case」と比較した時、コンパクトさと操作性は若干劣るものの、1,890円という手頃な価格は魅力的だ。このように、ゲーム用のグッズとして流用できる製品を探してみるのも面白いかもしれない。


● 抜群の収納力でDSやGBAのソフトを徹底整理! 「カードスタンドトレイ」

「カードスタンドトレイ」

    メーカー:ゴイチ
    購入価格:450円
    重量:約78g
    カラー:ブルー、ピンク、ホワイト
    任天堂ライセンス商品


 これまでにレポートした2製品は、複数のタイトルを並行してプレイしている時に最も便利さを感じるグッズであった。ここでレポートする「カードスタンドトレイ」は、さらに多くのDSカードやGBAカートリッジを室内できちんと整理したいという人にオススメしたいグッズだ。

 「カードスタンドトレイ」は、プラスチック製のトレイにいくつかの溝が設けられているという、非常にシンプルな構造。トレイの手前半分は、DSカードとGBAカートリッジ専用の収納スペースになっている。このスペースには、GBAカートリッジの厚みにあわせた溝と、DSカードの厚みの溝が3列設けられ、1列あたりDSカードを4枚、GBAカートリッジであれば2本まで収納できる。

 トレイの奥にある収納スペースは、手前の収納スペースと同じ溝が1列ある。ここはDSやDS Lite、GBASP本体を立てかけるスペースにもなっているため、DSカードやGBAカートリッジの収納と排他使用となる。

前面にDSのロゴがプリントされているだけのシンプルなデザイン DSカードとGBAカートリッジ収納用の溝が4列並ぶ。溝の幅には1mm程度の余裕があり、立てかけるように収納する

 「カードスタンドトレイ」は様々なアイテムを様々なスタイルで整理できる。これらのスタイルを、写真で解説しながらお伝えしよう。

4列全てにDSカードやGBAカートリッジを収納するスタイル 若干傾いてしまうが、GBAカートリッジを縦にすれば1列に4本まで収納できる トレイの上部にDSを寝かせて置くスタイル。1列目にDSの底面を支える細い板がありピッタリと収まる
DSは、GBAカートリッジスロットを上向きにして設置すると垂直に立てかけられる DS Liteの場合は、本体の角を溝に挟み、斜めに立てかける。DSのように横に寝かせて置くと安定しない 先にレポートした「DJC-T007」を装着したDS Liteも収納できた

 以上のように、ひとつの「カードスタンドトレイ」で多くのアイテムを綺麗に並べて整理できる。また、本製品を引き出しの中で利用するのもアリ。引き出しの中で雑多に収められたアイテムをまとめてくれる仕切りのような役割を果たすのだ。ただし、DSカードやGBAカートリッジだけを収める場合は約5.5cm、DSを立てかける場合は約11cm、DS Liteでは約10cmの深さが必要になるので注意したいところ。価格も450円程度と手頃で、2つ以上購入して引き出しを整理してみるのも良いだろう。

 ゲーム機やゲームソフトの収納場所を決めてくれる「カードスタンドトレイ」。プレイしたいタイトルを素早く見つけられ、すぐにプレイできる環境を手軽に作れるグッズだ。先にレポートしたカバー2製品は、屋外での“手近さ”を感じさせてくれるものであったが、「カードスタンドトレイ」は屋内空間での手近さを得られるグッズと言えよう。


● DS Liteをコンパクトに持ち運べるラバー素材のカバー2製品を紹介

 ここからは、既にDSカードやGBAカートリッジの収納ケースを持っている、または、よりコンパクトなDS Lite用カバーを求めているという人に向けて、「DSL用シリコンプロテクター」、「DSL用クリスタルグリップ」の2つの製品を紹介する。

「DSL用シリコンプロテクター」

    メーカー:不明
    価格:(購入価格1,580円)
    カラー:ホワイト
    重量:41g


 「DSL用シリコンプロテクター」は、伸縮性が高いシリコン素材を使用したDS Lite専用カバーとなる。カバー全体は半透明になっており、カバーを通してDS Lite底面の文字が薄っすらと確認できる。表面を指で撫でてみると、若干の抵抗感はあるが、微妙なザラツキ感がありスベスベとした感触が得られる。

 「DSL用シリコンプロテクター」の構造は、DS Lite本体上部と下部を守るカバーが蛇腹状のシリコン素材で接続された一体型。上部のカバーは、ディスプレイ部とスピーカーの穴に合わせて繰り抜かれ、下部のカバーに関しては、キーやボタン、タッチスクリーンに加えて、電源スイッチや充電端子、DSカードなどにあたる部分が繰り抜かれており、カバーを装着したままDS Liteの機能にフルアクセスできる。カバーの厚さは約1.5mmだが、DS Lite本体内部に当たる部分は約0.5mmと薄い。

カバーは袋状になっているので、DS Liteを開いた状態でも液晶画面や電源スイッチ等を除いた約90%を傷や汚れから守れる。もちろん、カバー装着したままのゲームプレイも可能だ

 カバーの内側も外側と同じくスベスベしているため、装着はスムーズで簡単。ただし、ディスプレイ下部とタッチスクリーン上部に当たる部分は非常に細くて薄いので、強く引っ張らないよう注意したいところだ。クリスタルホワイトのDS Liteに装着してみたところ、半透明のカバーが本体カラーと良く馴染み、一体感はなかなかのもの。DS Lite表面のロゴマークも透けて見える具合で、DS Lite本来のデザインを損なわないのは嬉しいポイントだ。DS Liteの内部をチェックしてみると、こちらも大部分がカバーで覆われるため良く馴染んでいるのだが、スピーカー用の穴が若干ずれているのが気になるところ。もう少し穴のサイズを大きくして余裕を取ったほうが良いのではと感じる。

 残念なのは、DS Liteを閉じたときに、隙間が発生すること。本体上側のカバーは、隙間が発生しないよう本体下部のカバーよりも若干大きく厚みが増しているのだが、上手にかみ合わず約1mm程度浮いてしまう。また、この厚みにより、カバーの浮きも含めて約4度傾斜した状態になる。スリープ機能の動作に支障は無いが、内部にチリが入る不安が残るだろう。

ホワイトカラーのDS Liteに「DSL用シリコンプロテクター」を装着した。L/Rボタンやヒンジ部分はカバーされない
ホワイトカラーのDS Liteに「DSL用シリコンプロテクター」を装着した。L/Rボタンやヒンジ部分はカバーされない 写真のように、DS Liteを閉じてもカバー同士が若干浮いてしまう こちらは、ネイビーブルーカラーに装着した場合だ。ヒンジ部分との色の差が気になるかもしれない

 それでは実際に、「DSL用シリコンプロテクター」を装着したままゲームをプレイしてみよう。まず、本体底面がシリコン素材で覆われたことでグリップ力が高まり、未装着時よりもホールドしやすくなる。十字ボタンの右方向、Yボタンを押したときにカバーが触れるものの、カバーの厚さが0.5mmと薄くなっているためほとんど違和感は感じられない。ただし、この薄さのためか、ゲームプレイ中にカバーに若干のたるみが発生し、十字ボタンと基本4ボタン周辺部が1mm程度浮くことがある。指が引っかかる程では無いので操作に支障は無いのだが、慣れるまでは集中力が途切れる要因になるかもしれない。L/Rボタンの操作感は良好だ。

 電源スイッチやボリューム調整周辺部はカバーの厚みにより1.5mm程度奥まってしまうが、指の先端で操作するよう意識すれば特に問題は感じられない。イヤフォン/ヘッドフォン端子用の穴はやや小さくなっているので、イヤフォンやヘッドフォン側の端子を回転させながら、カバーの穴を広げるように奥まで挿し込むと良いだろう。

十字ボタンと基本4ボタン周辺のカバーはたるみが発生しやすい。操作性に問題は無いのだが、少々気になる点だ 電源スイッチの穴は若干ずれているが、カバーに伸縮性があるため問題なくオン/オフ操作ができる

 DS Lite本体を保護する範囲が広く、操作性の向上効果も実感できた「DSL用シリコンプロテクター」。もうひとつ嬉しいのは、本製品を装着することで、DS Lite本体のデザインを生かしながらも、指紋汚れが気にならなくなること。細かい点ではあるが、普段のメンテナンスが楽になるというメリットも挙げておきたい。このように、完成度が高い製品なだけに、DS Liteをキッチリ閉じられなくなるという点だけが非常に惜しいと感じた次第だ。

「DSL用クリスタルグリップ」

    メーカー:PEGA
    購入価格:945円
    重量:約82g


 続いて、海外の周辺機器メーカーPEGAから発売されている「DSL用クリスタルグリップ」をチェックしてみよう。本製品は、DS Liteの上面と底面を保護するだけではなく、ホールド性を高めるグリップ機能を備えているのが特徴。カバーは、指が吸い付くほどグリップ性が高い透明なポリ塩化ビニル素材が使われている。カバーの厚みは約3.3mm。落下からの耐衝撃性は強そうだが、その分、重さが約82gもあり、カバーとしてはかなりの重量感だ。カバー背面には、高さ約1cmの楕円型グリップが2つ設けられている。このグリップには、深さ8mm程度の丸い窪みが2つあり、ここに指先を合わせることで、DS Lite本体をガッチリホールドできる。

写真内上側が、DS Lite上面を守るカバー、下側が底面を守ると同時にグリップ機能を加えるカバーとなっている。電源スイッチとタッチペンホルダー周辺部は繰り抜かれており、DS Liteの機能へフルアクセスできる。グリップに設けられた窪みは真円ではなく、指先の形を思わせる複雑な形状

 それでは「DSL用クリスタルグリップ」の装着方法を見ていこう。DS Liteの上面を守るカバーは、上部と下部の両端にある小さなガイドを本体に引っ掛けて固定する。底面を守るカバーは、カバーに設けられたガイドに加えてDS Liteのネジ穴にはめ込むという方法を採用している。ただし、底面右側にしかネジ穴が無いため、左側の固定力は弱い。特に、DS Liteの上端については、固定用のガイドが無いため、本体とカバーの間に隙間が発生する。見た目は少々不恰好かな? というのが正直なところだ。

 カバー装着後の操作性だが、十字ボタンや基本4ボタン、START/SERECTボタンの操作については、カバーの干渉は無く良好。L/Rボタンに関しては、カバーに厚みがあるため、DS Liteを限界まで開いた状態にすると、L/Rボタンを押す指がカバーに触れて押し辛くなる。1段以上角度をつけてプレイしたほうが良さそうだ。

DS Liteに「DSL用クリスタルグリップ」を装着した写真だ。固定用ガイドの固定力にはやや不安が残る。カバーごと完全に外れる事は無いのだが、時々はめ込み直す作業が必要

 背面に設けられたグリップの効果はどうだろうか。確かに、指先がグリップの窪みへしっくりと収まるのだが、担当所員が普段DS Liteを持つときの指の位置とは異なっていた。ホールド性は高まるものの、本体と指の間に隙間ができ、やや違和感を感じる。手が大きい人では、この隙間がさらに広がり、場合によっては十字ボタンの左やYボタンが押し辛くなるかもしれない。そこで、グリップに設けられた窪みではなく、グリップのフチに指をかける持ち方に変更してみた。指を置く角度も自由になり、非常に持ちやすいではないか。もちろん、ホールド性は未装着時よりも飛躍的に高まる。

写真左がグリップの窪みを生かした持ち方。写真右がグリップのフチに指をかけた持ち方だ。L/Rボタンを操作する指とカバーはかなり接近するので、ボタンの下側を押すように意識すると良い

 本製品のホールド性向上を実感できたのは、先日発売された任天堂の「メトロイド プライム ハンターズ」をプレイしたときだ。「メトロイド プライム ハンターズ」は、十字ボタンで移動、Lボタンで武器を使用、タッチペン操作で視点移動という操作が基本。よって左手だけでDS Lite本体を持ち、右手の平で本体の角を支えるという持ち方になる。「DSL用クリスタルグリップ」を装着してプレイすると、左手だけでも指で強く握らなくてもガッチリとホールドでき、指の疲労感は確実に緩和されるのだ。また、本体の角を支える左手の平でも、未装着時よりも滑りにくく、タッチペンの操作が若干安定した。

 「DSL用シリコンプロテクター」と「DSL用クリスタルグリップ」は似た製品ではあるものの、使用目的は異なる。DS Liteを手軽に持ち運びたいという人は、薄くて軽く、それでいてDS Liteの内側までをも保護してくれる「DSL用シリコンプロテクター」がオススメだ。「DSL用クリスタルグリップ」は、やはりホールド性を高めたいと強く感じている人向けの製品と言えよう。

 「DSL用シリコンプロテクター」と「DSL用クリスタルグリップ」は現在当研究所で把握している範囲ではあるが、国内で販売しているのはネット通販サイトの「マックスギア」、「DSL用クリスタルグリップ」はそれに加えて「ビザビ」あたりで取り扱われているだけなので、入手性は低い。しかし、これまでに様々なゲームグッズを見てきた限り、日本の周辺機器メーカーからシリコンカバーやグリップ機能を追加する製品が発売される可能性は高いと言える。今後もDS Lite用グッズに注目し、入手次第レポートしていきたい限りである。


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(2006年6月6日)

[Reported by ゲーム環境向上委員会]



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