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何よりトピックは、ついに「AFTER BURNER CLIMAX」が実機で登場したこと。思わず往年のダブルクレイドル筐体を思い出してしまうファンも多いだろう。
■ 「リンドバーグ」を採用し、表現力を増した「AFTER BURNER CLIMAX」
筐体の作りはシートの前にはモニター、その手前にはコントロールスティック。そしてシート左側にはスロットレバーと、至ってシンプルに感じられる作りだ。なお、会場に設置されていた2台1セットの「ツインタイプ」で通信プレイが可能となっていた。 ゲームの機体が傾けば、シート部分(モニターも含めて)も連動して傾くようになっているため、初めのうちはこちらの方に気をとられてしまう。ただし、体が大きく振られるほど激しい動きではなかったので、すぐに慣れることができた。 ゲームシステム的には前作の「アフターバーナー」の操作を踏襲しており、ステージを突き進み、前方(場合によっては後方から)出現する敵をバルカンやロックオンしてミサイルで撃墜することになる。しかし、本作ならではのシステムもいくつか見られた。 ゲーム開始から本作の違いを確認できる部分がある。それは機体の選択だ。今回の展示で判明したのはF14-D トムキャット、F15-E ストライクイーグル、F/A-18E スーパーホーネットの3機種。プレイした感じでは各機種の違いはわからなかったが、発売される頃には何かしらの変化があるかもしれない。 続いて「クライマックスモード」の採用。画面左下にゲージが表示されており、ゲージが溜まりきったらスロットルレバーを手前に押し込むことで発動する。クライマックスモードになると、ロックオンサイトが大きく表示され、複数の敵を一気にロックオンして撃墜する。シューティングゲームにおけるボムのようなものだ。 また、ダメージ制を採用した点も前作との大きな違いだ。前作では敵の攻撃を1発でも食らえばその時点でミスとなっていたが、本作では画面右下に装甲ゲージがあり、これが0になるとミス。敵のミサイルであれば2~3発程度耐えるので、シビアさが若干和らいだような印象を受ける。
2台で通信プレイができるというところにも注目したい。各ステージを2人同時にプレイするものなのだが、ステージクリアの際にはお互いのスコアによって勝敗が判定される。勝者が次のステージを選択するといったこともできた。
(C)SEGA Produced under license from Boeing Management Company. Produced under license from Northrop Grumman Systems Corporation.
■ ドイツ、フランスリーグが追加された「WORLD CLUB Champion Football European Clubs 2005-2006」
プレイアブル筐体には事前にサンプルカードがセットされているが、カードもサンプル品のようで、データの詳細は分からなかった。なお、カードに関しては一新されると発表された。
サンプルカードでのプレイとなるため、細かい戦術などは立てられなかったが、ゲームのプレイ方法は全バージョンと大きな変化はない。練習項目やミーティングのデザインに若干の変更はあるものの、一度WCCFをプレイしたことがある人ならば、全く問題ないはずだ。 (C) SEGA The game is made by Sega in association with Panini.
□セガのホームページ (2006年5月12日) [Reported by 渡辺洋二]
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