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会場:Los Angeles Convention Center
ブースには巨大ビジョンが設置されたステージが設けられており、1時間ごとにTシャツプレゼントをはじめとしたステージイベントが行なわれているのはナムコ時代と同じ。しかし、そこに両レーベルの最新映像が絶え間なく流れるというのは、なかなか感慨深いものだ。 さて、その巨大画面でひときわ注目を集めていたのが、プレイステーション 3の「鉄拳6」、そして「GUNDAM(機動戦士ガンダム(仮))」の2タイトルだろう。「鉄拳6」はムービーじたての映像だが、実際にPS3の開発機によるリアルタイム生成映像ということで、実験的な意味合いの濃い内容になっている。一方、「GUNDAM」のほうは、過去の「ガンダム」ゲームとは比べ物にならないほどハードなリアリズムを追求したモビルスーツのモデリングがインパクトを与える。試遊台はSCEAブースに設置されていたため、試遊レポートはこちらを参考にしていただきたい。
■ Xbox 360「Mobile Ops:One Year War」がプレイアブルで出展
プレイしてみたのはミッションモードで、ナビゲートにあわせて目標地点を通過していくだけでいいというものだった。しかし、敵兵やザクIIに仲間のMSが襲われることになるので、自ら予定コースを進むことばかりしているとあっという間に仲間が倒されてしまう。ジャンプを駆使しながら高速に移動し、敵をガンガン倒していくことになるわけだが、慣れてくるとザクIIならサクサク倒せるようになってくる。 このほか、映像出展だったが「カルドセプト サーガ」も出展されていた。 ■ PSPタイトルがプレイアブルで充実
「鉄拳DR」の操作方法は、方向キーで移動、○、×、△、□で四肢に対応した攻撃ボタンというプレイステーション版のシリーズタイトルと同様の操作系を採用しているだけあって、すんなり操作できたという印象だ。ただし、携帯機ということもあってか、コマンドの認識に多少幅を持たせている印象で、思ったよりも固有技が出しやすいと感じられた。 一方、「ACX」のほうも、スライドパッドをピッチアップ/ダウン、ロールに使い、○をミサイル、□を機関砲、×を特殊兵装、△をターゲット切り替えに割り振っている。L/Rで加減速というところまでは、ほとんど今までのシリーズと同じだ。一番違うのは、方向キーの操作。左右がヨーに当てられているため、ヨー制御を使用するには、一度左手を移動させる必要がある。また、スライドパッド自体も、DUAL SHOCKのアナログスティックと違い、滑らせる感覚の操作感を生むため、しばらくは操作に習熟する必要が感じられた。 両タイトルとも、グラフィックのデキはさすがといった感じ。確かにいろんなところに落ちている要素(ポリゴン数やテクスチャの違い)を感じなくはないが、全体的にはスムーズに動かしながらも、かつ据え置き機版となるべく差異が生まれないよう工夫された映像を生成できている。対戦プレイが画面分割なしで楽しめるのは非常に贅沢な気分だ。 ほかにも、昨年から引き続いて出展されている「BOUNTY HOUNDS」や、「Legend of Heroes 2(英雄伝説ガガーブトリロジー 白き魔女)」もプレアブルで展示されていた。
■ その他の出展タイトル
□バンダイナムコゲームスのホームページ http://www.bandainamcogames.co.jp/ □関連情報 【5月10日】Electronic Entertainment Expo 2006 記事リンク集 http://watch.impress.co.jp/docs/20060510/e3link.htm (2006年5月12日) [Reported by 佐伯憲司]
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