価格：3,800円

「スタンダード」モードの画面。下画面でプレイしている間、上画面では「スーパーマリオブラザーズ3」のマリオがステージを進んでいく

　任天堂株式会社は、ニンテンドーDS用パズルゲーム「テトリスDS」を4月27日に発売する。価格は3,800円。

　DS用「テトリスDS」は、上方から落下してくるテトリミノ(ブロック)を横一列に並べて消していく「テトリス」をベースに、6種類のゲームモードを搭載したもの。「テトリス」といえば、同社が'89年にゲームボーイ用として発売し、爆発的な人気を得たタイトル。本作は「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」や「えいご漬け」などと同じ、「Touch! Generations」の新作として発売される。

　本作で特に注目したいのが、プレイ中の演出。「スーパーマリオブラザーズ」や「ゼルダの伝説」、「メトロイド」といった、ファミコン用の人気タイトルが画面演出として使われ、多数のキャラクタが当時のゲームさながらの動きを見せる。BGMも各タイトルのものが使われており、ファミコン世代のプレーヤーならば懐かしさも感じられるだろう。

　通信機能では、DSダウンロードに対応し、1本のゲームカードで10人まで通信対戦が可能(DS本体はプレーヤー数の分必要)。またニンテンドーWi-Fiコネクションにも対応し、世界中のプレーヤーと対戦できる。

　6種類のゲームモードは、ベーシックな「スタンダード」をはじめ、対戦形式のものや、詰め将棋的なモード、「テトリス」とは全く違うシステムのゲームなどが用意されている。順番に画面写真を見ながら紹介していこう。

【プッシュ】		【タッチ】
上画面を操作してテトリミノを消すことで、下画面の相手と押しあうという対戦形式のモード。演出は「ドンキーコング」		積み上げられたテトリミノを、タッチペンで左右にずらして消していく。最上段にあるカゴを一番下に落とすとクリアとなる。演出は「バルーンファイト」
【パズル】		【ミッション】
決められたテトリミノを使い、1手ごとに必ずラインを消すように選択していくモード。その名のとおりパズル要素が強く、置く順番や向きが重要になる。演出は「ヨッシーのクッキー」		「一度に3ライン消せ!」といった指示が次々に表示されるモード。制限時間もあり、素早い判断と正確な操作が必要になる。演出は「ゼルダの伝説」

【キャッチ】
下画面にある「コアブロック」を左右に動かし、回転させて、落下してくるテトリミノと合体させる。4×4以上の大きさを作ると爆発して得点となる。テトリミノを使ってはいるが、「テトリス」とは全く違うゲームになっている。演出は「メトロイド」

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□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□関連情報
【2月15日】「ニンテンドーDS カンファレンス! 2006.春」公開スクリーンショット
「テトリスDS」、「しゃべる! DSお料理ナビ(仮称)」など
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060215/nin2.htm
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好調なDSの今後について岩田社長語る
「年内のできるだけ早い時期に1,000万台の普及を達成したい」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060215/nin3.htm

(2006年3月8日)

[Reported by 石田賀津男]