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会場:幕張メッセ
AOU2006のラストを締めくくるのは、もう風物詩となって久しいセガブースのメインステージのライブ。今回も、セガのサウンドチームによるユニット[H.]のライブが開催された。熱心なセガサウンドファンは前のステージイベント終了後、すぐに前列の場所取りを開始していた。さすが! ステージに最初に登場したのは、「アミー魚」の全身着ぐるみを装着した広報の西村ケンサク氏。[H.]コールの練習を指揮して、会場を軽くウォーミングアップしてくれた。 この日のメンバーは、KB.&G.Hiro師匠、Vo.&Bass.光吉猛修氏、G.庄司英徳氏、TP.&サックス福山光晴氏というもはやおなじみのメンバー構成。 最初にイントロが流れる中、ステージに登場したメンバーは、hiro師匠と福山氏、庄司氏の3名で、「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド4」よりインストゥルメンタルの「dawn」が演奏された。福山氏のトランペットが吠え、庄司氏のギターが泣き、ゾンビを撃ちまくるエージェントの派手な銃撃戦を想像させる。 そして「dawn」が終わらないうちに、セガの誇るカリスマボーカル、光吉猛修氏がステージに躍り出て、「龍が如く」の「Receive You」へとなだれ込んだ。これは昨年末の[H.]が出演したライブイベント「くりすますくみ」でも演奏された楽曲で、筆者としてはライブで体験するのは2回目。何と言っても耳に残るメロディーで、かつそれを歌う光吉猛修氏のボーカルが気持ちよくのび、「龍が如く」のサウンド担当である庄司氏が奏でるギターも渋さ炸裂でたまらない! 改めてライブ向けの曲だなぁと実感した。 庄司氏からMCがあり、「龍が如く」の実写版のDVDが3月24日に発売されるということ。「龍が如く」の世界をさらに楽しむために、購入してみては如何だろうか。 次なる演奏は、サウンド担当福山氏の「タッチでズノー」より、「タッチでズノースペシャル」。ここではメンバーがサルの被り物を被り、福山氏が[H.]ライブで初めてとなるサックスの演奏を披露した。また、光吉氏の「モンキー、カモン!」の掛け声で、この日「タッチでズノー」ステージで活躍していたモンキーガールとポチャッキーが登場し、コミカルなダンスを披露してステージを盛り上げた。 そして「セガラリー2006」より、「Ignition the 2nd Generation」が演奏され、最近のライブではお馴染みのナンバーが、会場の盛り上がりを高めていく。その終了後、間髪入れずに始まった曲は、「アフターバーナー クライマックス」より、「After Burner Remix 2005」。懐かしいメロディーラインに、さびの盛り上がりが追加されていて、セガ大型筐体に思い入れある世代は感慨ひとしおだ。
メンバーの背後のメインモニターには、今回のショーで映像出展が行なわれた「アフターバーナー クライマックス」の戦闘機の飛行シーンが映し出され、メンバーの演奏が、ゲームへの期待度をレッドアウトぎりぎりにまで押し上げた。hiro師匠曰く、「アフターバーナーが発売されるまで演奏し続けなきゃ」ということなので、また今後行なわれる何らかのイベントに足を運べば、「After Burner Remix 2005」を聞ける機会があるかもしれない。 今回のショーの期待度アンケートで、1位となっていたのは、光吉氏もカゲの声を担当している「バーチャファイター5」だということ。そんな流れか、あまり関係ないのかは定かではないが、[H.]ライブイベントの執りを飾ったのは、2006年バージョンとなった「愛が足りないぜ 2006」。「愛が足りないぜ」とはそれほど激しく変わっていないため、会場もいつものように光吉氏と共に歌い、最後までステージと一体となって盛り上がった。 今回もさまざまな演出で楽しませてくれた[H.]ライブイベントの終了をもって、セガブースのメインステージは無事幕を下ろした。
□全日本アミューズメント施設営業者協会連合会のホームページ (2006年2月18日) [Reported by 河本茉澄]
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