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「第20回デジタルコンテンツグランプリ」授賞式開催
PS2「ローグギャラクシー」、「PSP」が優秀賞を受賞

1月25日 開催

デジタルコンテンツ協会会長で、ナムコ代表取締役会長の中村雅哉氏が挨拶。若い人材の発掘を目的としたグランプリの趣旨を説明した
 財団法人デジタルコンテンツ協会は、「第20回デジタルコンテンツグランプリ」の授賞式を、25日に開催した。

 このコンテストは、デジタルコンテンツ産業の新市場創出と人材育成を目的に、商品化されたコンテンツやサービスを表彰するというもの。「デジタルコンテンツ部門」と「サービス・システム創出部門」の2部門に分けられ、それぞれ最優秀賞と優秀賞4作品が選ばれた。なお作品選出はノミネーター制で、「デジタルコンテンツ部門」に49件、「サービス・システム創出部門」には55件の推薦案件があったという。

 「デジタルコンテンツ部門」では、株式会社レベルファイブが制作し、2005年12月に株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたプレイステーション 2用RPG「ローグギャラクシー」が優秀賞に選ばれた。壇上にはレベルファイブ代表取締役社長の日野晃博氏が上がり、賞状とトロフィーを受け取った。選考理由としては、「技術、内容ともに最高のもの」と評価された。

 部門全体での講評では、惜しくも選外となった作品として、株式会社スクウェア・エニックスの映像作品「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」、任天堂株式会社のニンテンドーDS用脳活性化ソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」、株式会社セガのアーケード用対戦カードゲーム「三国志大戦」の名前が挙げられた。この部門で表彰された作品は、最優秀賞のDCAj会長賞に選ばれた「ALWAYS 三丁目の夕日」を始め、「ローグギャラクシー」以外は全て映像作品。話題性や独創性からゲームへの注目度は高いものの、その分だけ基準を設けるのも難しく、選考はかなり難航したようだ。

 また「サービス・システム創出部門」では、ソニー・コンピュータエンタテインメントの携帯ゲーム機「PSP」が優秀賞に選ばれた。同社からは、経営プラットフォーム総務人事本部 副本部長兼渉外部部長の福永憲一氏が来場し、表彰を受けた。選考理由では、「ビデオやブラウジングなど、メディアプレーヤーとして評価した」とされており、ゲームのみに留まらない、幅広い使い方で新たなサービスを生み出したことが評価されている。

「デジタルコンテンツ部門」で優秀賞を受賞した「ローグギャラクシー」。レベルファイブの日野氏が表彰を受けた(写真右)
「サービス・システム創出部門」で優秀賞を受賞した「PSP」。ソニー・コンピュータエンタテインメントから福永氏が来場(写真右)


□デジタルコンテンツ協会のホームページ
http://www.dcaj.org/
□「第20回デジタルコンテンツグランプリ」のページ
http://www.dcaj.org/dcgp/
□関連情報
【2005年1月26日】「第19回デジタルコンテンツグランプリ」発表
DCAJ会長賞に「ドラゴンクエストVIII」
「ニンテンドーDSのワイヤレスシステム」が優秀賞など
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050126/dcaj.htm

(2006年1月25日)

[Reported by 石田賀津男]



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