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価格:7,140円
PS2用「絶体絶命都市2 ─凍てついた記憶たち─」は、同社が発売したPS2用「絶体絶命都市」の最新作となるアクションアドベンチャー。前作はとある島での地震がテーマだったが、今作は“ジオフロンティア”と呼ばれる大規模な地下都市で発生する、大洪水から生き延びるという設定になっている。
■ 複数のキャラクタが同時に行動 “ジオフロンティア”とは、巨大な穴を掘って上下の空間を確保することで、土地を有効利用するという都市計画。富坂市は2010年にこの計画を完遂。同年12月某日、完成を祝うパーティーが催される。しかしその最中、富坂市を流れる羽代川が豪雨により決壊。さらに地すべりや地盤の陥没が起こり、濁流が地下都市へ吸い込まれるように流れ込んだ。都市は次々と水没し、勢いに耐えられない建物は崩壊していく。 プレーヤーキャラクタとなるのは1人ではなく、複数存在する。パーティー会場でウェイターのバイトをしていた大学生や、富坂市に住む兄を訪ねてきた女性など、立場は全く異なるが、いずれも地下都市で水害に襲われて、それぞれに地上への脱出を目指す。
各キャラクタは明確に協力するわけではないが、同じ富坂市で同時に行動するため、ある行動が他のキャラクタに影響を及ぼすことがある。例えば、あるキャラクタが別のキャラクタの手助けをしてやる(主観的にはNPCとして見える)と、プレーヤーキャラクタが変わって逆の立場になったときに手伝ってもらえる。あるいは、あるキャラクタで先に進むために動かした障害物が、他のキャラクタの進行を妨害する可能性もある。先に楽をすると、他のキャラクタで苦労する、という状況もありえそうだ。
■ 水害の脅威と戦う 地下都市で発生した洪水だけあって、時には凄まじい勢いで水が流れ込んでくることがある。押し流されて命を落とす可能性もあるため、とっさの判断が重要になる。もし逃げるのが間に合わない場合は、その場にしゃがんでふんばったり、何かにしがみついたりして一時的にやり過ごせる場合もある。 ただし、水中でふんばると呼吸ができずに窒息してしまうし、しがみついたものが壊れたり、それ自体が流れてしまうこともありえる。うまく手すりなどにつかまれれば、流れに逆らって移動できる場合もあるので、事前の安全確保と瞬時の見極めが重要になる。
また突発的な水流だけでなく、水を浴びると体温が奪われる。もし体が濡れてしまったら、ストーブなどで体を乾かし、温める必要がある。これが遅れると体調を崩して歩くのも不自由になり、最終的にはゲームオーバーになってしまう。体が濡れているかどうか、また体調が悪くなっているかは、メイン画面で随時チェックできる。意外な場所で濡れていることもありえるので、注意して見ておくとよさそうだ。
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□アイレムソフトウェアエンジニアリングのホームページ (2006年1月5日) [Reported by 石田賀津男]
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